昨日のセットです。
左手、客席方面の正面、下段がピアノやエレピ、クラビネット用に使用しましたKORG SV-1の73鍵盤(今は製造していな赤モデルです)、上段はハモンドのコンボオルガン XK-3c。
オルガンは、ミニレスリー2103mk2(本当は僕のはプロトタイプなので、2101mk2という、世界に一台だけの型番なのです)。
そして、奥がmoogのminimoog(ミニモーグ)です。
ピアノ(エレピ)、オルガン、アナログのリードシンセ、
というのは、ある意味において理想でして、これだけでライブが成立するのが、僕にとっても一番充実感があるものともいえます。
勿論、欲をいえば、シンセ類がもっと充実しててもいいよね、とか、
そもそも、オルガンはヴィンテージのC3がいいよね、とか、
なんなら、ピアノはグランドピアノがいいよね、とか、
まったくもって、望みは尽きないのですが、・・・でも。
昨日のセットは、現実的なことを踏まえますと、最小限にして、最高のセットだったと思います。
昨今、ギターソロすら無い楽曲が増えています。
ましては、キーボードソロなんて、皆無以下、というのが現状です。
僕が憧れたのは、ギターに負けずと劣らず、バリバリのキーボードソロが活躍する音楽。
そして、そのキーボードソロは、本当にギターを喰ってしまうほどの、太く、オケに埋もれない、つややかで、圧倒的な魅力ある音色でなくてはいけません。
それは、今、この世の中にある全てのシンセサイザーの中で、もう古い楽器ではありますが、今でも、
モーグしかないのです。
これに関しましては、おそらくどこからも異論は出ないと思います。
キーボードを知っている人、シンセを知り尽くしている人ほど、
モーグの凄さを知っているからだと思います。
ミニモーグが筆頭ですが、他にも、マイクロモーグや、勿論、モーグモジュラー(復刻のキースエマーソンモデル、お値段は800万円です)など、
太く、素晴らしいシンセは、やはりモーグです。
モーグ(妄具)、最高。
・・・ムーグじゃないのよ(笑)。
と、ここまで、難しい話で眠くなってしまわれた方に
昔のハロウィンの写真を。
ちなみに、結構、えぐいですよ。
(混じっているカラーのは、最近のものだと思われます。スパイダーマンは、1960年代以降のものですので。)
白黒のせいですかね、これで、「お菓子くれないとイタズラするよ」と言われたら、
ちょいと怖いですよね。
これに比べたら、今のハロウィンは可愛いですね(笑)。
ではー。