ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




一昨日のライブでは、LINDBERGさんのサポート・キーボーディストであります、佐藤達哉(ダーリン佐藤)さんと、

一部機材を共有という形のセットとなりました。

ピアノは、ダーリンさんのエレピ、ローランドのRD-700。

その上のオルガンは、僕のハモンド・XK-3c。ミニレスリーも持ち込んで繋ぎました。

 

ダーリンさんは、これとは別に、ハモンドXB-2を舞台全面に出して、ソロプレイに使用。

スピーカーはギターアンプ、JC-120に繋いでおられましたね。

僕は、上の写真では奥になりますが、ヤマハのMOTIF XS6と、その上にミニモーグ

 

ダーリンさんとは、もう、僕がデビューしたバンドの頃から、ずっとニアミス続きで、一昨日、お名前を知ってから20数年の時を経て、ようやくお会いできたのでした。

時期を別にして、同じZIGGYさんのサポートをされていたりもして、勿論、僕の先輩にあたるすごい方なのですが、

こうして、セットを共有して、同じステージに立たせて頂くことができて、感激でした。

やっぱり、同じキーボーディスト、楽器の話でも、盛り上がりましたしね(笑)。

 

ダーリンさんは、昨日の集合写真その1で、僕の向かって左隣の、黒いTシャツの方です。

LINDBERGの時の爽やかさと、CHEAP PURPLEの時のクレイジーさ。豹変っぷりが凄いのです。

一緒に楽屋のモニターで見ていたポンタさんが「え?同じ人?ほんとかよ!?」とびっくりされて、思わず立ち上がってモニターを見入っておられましたからね(笑)。

 

そんなポンタさんと。

いやはや、ポンタさんのドラムを聴かずして、日本で生きていくことはできないでしょう、というほど、

ほんとうに凄まじい数の最高のドラムを残してこられた、間違いなく、日本を代表するスーパードラマー、ポンタさん(Wiki)。

そんなポンタさんと、「ケンちゃん」と呼んで頂ける日がくるとは、よもや思ってはおりませんでした。

 

時に、ハモンドオルガンのサウンドが大好きで、

「日本中、どこにいっても本物のハモンド・オルガンを置いているライブハウスが全然ない」とお嘆きで、

なんなら、「俺がヴィンテージのB-3かC-3を買って、持って回ってやりたい」ほどだとおっしゃるポンタさん。

 

すかさず、僕の海月の写真をお見せいたしましたところ「うわ、なんだこれ、すげえな(笑)」と。

そして、輸入で購入すれば、日本で買うよりも、ずいぶんコストを抑えることができますよ、とお話いたしましたら、

「ちょっと、真剣に考える。その時は、電話するから、よろしくな」とのこと。

ポンタさんと、ハモンド話で盛り上がれるなんて、これまた、大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。

 

そして、こちらは伝説のボーカリストであります、パンタ(PANTA)さん

(ポンタさんとは、お名前が似ておりますが、これは、たまたまなのです)

頭脳警察、そして、PANTA&HAL

どちらも、日本の音楽史を変えたロックバンドです。

いわば、日本のロックってなんだ、という問いに対する答えを、最初に体現されたような方です。

頭脳警察のかっこよさはね。もう、これを生で見たら、人生変わりますよ、ほんと。

ブラッド・ブラッド・ブラッド

この勢い。これが、”日本のロック”ですよ。。

 

一昨日、「ルイーズ」、そして、寺山修司さんの歌詞による名曲「時代はサーカスの象にのって」などを演奏させて頂きました。

ポンタさん、北島さんもご一緒されての「マラッカ」、凄かったですね。

こんな経験、・・・一生の宝です。

パンタさんは、活動45年(!)を迎えられているそうですが、これからも、50、60周年と、ずっとずっと、僕たちの憧れであって頂きたいですし、

そして、日本のロックとはこういうもんだぜ、って、ずっとずっと、その背中で教えて頂きたいです。

ちなみに、すっごい怖い方だと思っておりましたら、

・・・ずっとニコニコしていて、とっても優しい方でございました。

逆に、音楽をされている時とのギャップが、またカッコよかったなあ・・・。

 

そして、これは、そんなパンタさんの当日のサウンドチェック中のこと。

Cherryさんが、会場に現れた人を見つけて、

「あ、〇〇〇くーん!」

・・・思わず、僕の目が泳いでしまいました。

 

ふらりと会場に現れたのは、元HOUND DOGのキーボーディスト、蓑輪単志さん

 

僕が、高校一年生の時、「プロになりたい、いや、絶対になる。」

と決心したのは、HOUND DOGの、関内体育館でのライブで、蓑輪さんのプレイを見てのことでした。

僕自身にとって、師匠であります厚見玲衣さん、そして”神”とも言うべきゴダイゴのミッキー吉野さんと同じくらい、重要なキーボーディストが、蓑輪さん、なのです。

 

そんな蓑輪さんからのビールの差し入れ。

クルマだったので、頂いて帰ってまいりました。

 

・・・勿体なくて、飲めない。

 

・・・いえ、頂きますけども。

 

・・・いや、やっぱり、勿体ない(笑)。

 

 

 

そして、Cherryパイ、これまでの人生で食べたケーキの中で、一番美味しかったといっても過言ではないくらいの、絶品でございました。

パンタさんはじめ、メンバーの皆さんも大絶賛。

そして、ポンタさんに至っては

「おれ、絶対に持って帰る!」

と、本当にお持ち帰りになりました(笑)。

 

 

ああ、最高の一日でございました。

 

明日は、椎名へきるちゃんのマンスリーライブのリハーサルです。

マンスリーライブも、次回11月5日で、4本目。

 

・・・また、全部、新曲(=新アレンジ)ですぜ(笑)。

今から、全部手を付けます。

 

終わったら、・・・蓑輪さんビール、飲むぞー。

 

ではー。



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