ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ちょっとだけ難しい話なのですが

僕たちの使う「コード(和音)」には、「代理コード」というものがあるのです。

代理和音。

代理わおん。

 

・・・

「今日は、ご飯茶碗を割ってしまったので、お味噌汁のお椀にご飯をよそって食べました」

 

これは、代理おわん、ですね。

 

でもね、これと似てるんです(笑)。

 

似てるんだから、使ったってていいんだよ、という部分においては、一緒です。

 

毎日のようにお味噌汁のお椀でご飯を食べても大丈夫ですし、なんなら、うどんのお椀でもいいですし、ラーメン丼だって、

もはや、お椀とは言わないですが、ご飯をよそって食べるという目的を果たすには、問題ない。

それでよければ、それでよいのです。

 

ただ、和音の場合は、いくらメインが”メロディ(お米になりますね)”だからといって、なんでもいいわけではなく、

結構に、メロディの味を変えるほどの力を持っています。

 

時には、全然違った味(わい)になる、魔法のおわんが、わおんなのです(余計分かりづらいですかね(笑))。

 

ということで、代理和音をよく知ることが、音楽というご飯を美味しく食べるための一つの大きな楽しみなのですが、

最近になって、僕が思っていたよりも、はるかに代理和音の数があることがわかりまして、

例えて言うなら、

 

「裏の納戸に、器あったんじゃないかねえ。ちょっとみてみよう」

 

と開けて見たら、

 

山のように、お椀があって、

 

「うわあ、毎日お椀を変えたくなっちゃうじゃないかーい!」

 

という具合なのです。

 

その理屈は、おわんよりは幾分込み入っておりますので、

ただよそって終わりというわけにはまいりません。

もう少し、分かって使わないと、色々と大変なことになるのですが、

ただ、

 

「こんな素敵なお椀があったなんて!」

 

というものが、あったのですよ、沢山。

 

めんどくさがらずに、一つひとつ、しっかり検証して、使いこなしていきたいです。

 

いやー、しかし、こんなにあったとは、という驚きの日々を過ごしております。

まだ、数が数えられないくらいですから(笑)。

 

餃子も美味しすぎですが、

なんといっても、コード、面白すぎです

 

さて、明日は、来週末に400回記念ライブを迎えます、椎名へきるちゃんのリハその1がございます。

しかし今回の曲たちは、さすが400記念ライブという感じです。

僕にとっても、(カウントダウンを除きますと)2017年一発目のライブとなりますので、思いっきり楽しみたいと思います。

まずは、リハから!です。

 

ではー。



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