50年以上前の、いわば機械で動いて発音するハモンドと、2020年のミニ鍵盤。
しかもこれは、空気の中をBluetoothで信号が通って、パソコンの中のバーチャル音源が鳴らすもの。
それで、ハモンドオルガンを模した音源を鳴らすこともできます。凄い時代です。
でも、ある意味、今の多くの若者をはじめ、大半の人は、もうそちらのバーチャルな音の方が、聞いている量が多かったりして。
こうして、あとまた50年経ったら、本当にどんな時代になっているのでしょう。
ピアノは残っていると思いますが、ハモンドは、修理できる人がどのくらい残ってくれているのでしょうか。
世界に何人か、とかになっていたりして・・・。
当たりまえのように存在していますが、そのあたりのメンテナンスの現実は、結構深刻なものがあるかもしれません。
ヴィンテージカーのように、愛好家は残るかな。
でも。
実際に音を聴き比べて、どっちがいいか。
これは一”聴”瞭然。
The Greatest Hammond Organ Solos - Part 1
https://youtu.be/jejadhR_m9w
・・・こんなに温もりを持った歪みが出せる、そしてこんなにも官能的な鍵盤楽器って、今のデジタル楽器には、無いですよね、きっと。
Bluetoothのように信号は飛びませんが、その音は空気にしっかりと濃厚に溶け込んで、僕たちを包んでくれます。
3分40秒~
グリッサンドだけで、こんなに気持ちいい時間が作れるなんて。
・・・やっぱりたまりません!
ではー。