レスリースピーカー(手前)とオルガン。
この組み合わせは、本当に永遠のベストパートナーです。
というのも、これらはもともと、別な人が、別々な会社が作ったものです。
でも、ほんとうにもう、これしかない、という相性の良さ。
初めて聞いたときから、今に至るまで、いつも気持ちがいい。
いつもかっこいい。
多分、この楽器が生まれた時から、ずっとそうなのだと思います。
写真のオルガンはクローンです。
T京音大で、僕が着任したころに購入してもらったKeyBというメーカーのモデルです。
レスリーは本物の、モデル147。
これも僕が言って購入してもらったものです。
レコーディングでも、やっぱりこれがないと、という瞬間が沢山あります。
シンセやシミュレーターではどうしたって代用しきれない、空気の振動が、生の良さがありますからね。
回転スピーカー(Rotary Speaker)なんていうね、名前だけ聞いてもなんのことやら、という(笑)、本当にレスリーは大発明ですよ。
でも。
やっぱり、オルガン本体も大切で。
鶏が先か、タマゴが先か、のパラドックス。
でもはっきり言ってしまえば、
本物同士の組み合わせに勝るもの、無しなのですよね。。
こうやって、クローンを聞いていると、余計に。
本物を知らない世代には、十分なようですが、やっぱりねえ・・・。
でも、並べたら絶対にヴィンテージの良さは、誰にも伝わることでしょう。
ただね……、大学って、基本、中古楽器を購入できないのですよ。。
減価償却の関係だったと思うのですが・・・。
なので、ヴィンテージオルガンを大学に置くとしたら、
もう、自費で・・・うっ。
ではー。