新緑にも、モワモワと力みなぎるこの季節、
5月22日の正式な発足に先立ちまして、お知らせであります。
水面下で、(クネクネと)動いておりました、緑ちゃん倶楽部の初イベントが、いよいよ決定いたしました。
前回の長ったらしい仮タイトル、
「緑ちゃん倶楽部主催 第一回スペシャルスーパーハイパーローリングイベント(仮名)」
は一度、お忘れていただいてですね(長くて、いちいち覚えてもおられないとは思いますが(笑))、
さて、早速。
題して、「緑ちゃん倶楽部 第一回 課外授業」
おお、早速動物園で撮影大会でもやるのか?
・・・いえいえ、さすがにそれは・・・まだです。
やはり、音楽を通して、音楽に触れることで、毎日の楽しみを見つけたり、より深めたりしていきましょう、というのが、
緑ちゃん倶楽部の主旨でありますから、やはり、いきなり動物園で写真撮影会では、若干アレなわけです。(アレとは)
いや勿論、それはそれで、楽しそうですケンども(←やりたいに決まってる(笑))。それはまたいずれのお楽しみ、ということで。
というわけで、やっぱり、音楽から始めましょう。
緑ちゃん倶楽部には、すでに、関東のみならず、北海道、東北、北陸、中部、中国、近畿、東海、四国、九州地方、
もう本当に日本全国にお住まいの方が、入会してくださっています(本当にどうもありがとうございます)。
普通に生活しているだけでしたら、出会うことはなかったかもしれない、誰かと誰か、人と人。
名前も、顔も知らず、すれ違っても、「あれ?」と思う事もなく、声を掛け合うことなどなかったであろう、僕たちそれぞれが、
こうして、住んでいる地域を越えて、一つの集まりを作れるということは、なんだかとっても凄いことなのじゃないかな、と思うのです。
勿論、インターネットや携帯の普及など、技術の進歩のお陰でもあります。
でも、これらがあったとしても、じゃあいきなり、誰彼なしに、見境なく繋がれるわけではありませんよね。
このブログもそうですが、こうして、僕たちを繋げてくれたのは、
紛れもない、
“音楽”
なのですよね。
なので、写真やラーメンではなく(え?ラーメン食べる会もやるのか?それはどうかな。)、
やはり、音楽から始めましょう、というね。
戻ります。
緑ちゃん倶楽部「第一回 課外授業」は、
・・・えー、
あ、そうそう(笑)、
その前に、こちらのCDをご覧下さい。
「ピンク・フロイド(PINK FLOYD)」というバンドの、「狂気(THE DARK SIDE OF THE MOON)」というアルバムです。
1973年の発売ですから、今からもう、40年近く昔に作られたCDものです(勿論、当時はLPレコードでしたけれどもね。)
僕が、初めて聴いたのは、小学校5年生の時でした。以来、一体何回聴いていることか、です。
アメリカのビルボードチャートに15年間、カナダのチャートでは、なんと30年かもトップ200に入り続けた、という、
超モンスターアルバムです。当然、ギネスブック記録になっています。
それだけ長い間、多くの人が、このアルバムに入っている音が聴きたくて、買い求め続けていたいた、ということです。
途切れることなく、15年とか、30年とか、とんでもない話ですよね。
そして聴いた誰もが「これは凄い」ということで、「これ聴きなよ、凄くいいよ」と、また人にも勧めるものですから、また売れるのですよね。
身の回りで、「ロック好き」として知られている方に、「ピンクフロイドの『狂気』って、持ってる?」って伺ってみてください。多分、半分以上の方が持っていらっしゃると思いますよ。
これほど人種も、年代も超えた普遍的な“クオリティ”というものが、存在する音楽って、そんなにないんですよね。
勿論、ビートルズとか、カーペンターズとかは、こういったエバーグリーン・ミュージックのあてはまるでしょう。
「エバーグリーン(Evergreen)」 常緑、いつまでも新鮮な、という意味です。
・・・ずっと、緑。いい言葉ですねえ、流れ的に(笑)。
しかしね、ビートルズやカーペンターズならわかるのですが、なんといっても、このピンクフロイドは、ロックです。
しかも、普通のロックではありません。
「プログレッシブ・ロック」
いわゆる、“プログレ”と言われるジャンルの、まさにその旗手のようなバンドなのですよ。
その“プログレ”が、ギネスブックに載っているわけです。
・・・前置きが長いですが。
そんなの、あるの?うん、あるのよ。
つまりね、プログレって、ちゃんと一般的な評価を受けた、というか、むしろ凄いポピュラーな音楽のジャンルでもあるということなのですよ。
なんか、イメージのような、一部のマニアのためだけにある、やたらこ難しい音楽ではなくて、という。
そして、中でも、ピンク・フロイドって、またとてつもなく凄いんですよ、という。
なんと言っても、普通はプログレって言いますと、超絶技巧のテクニック!楽器が死ぬほど上手いぜ!・・・を売りにしてるバンドがほとんどなのですが、
ピンクフロイドは、・・・違う。全然違う(笑)。
上手いか下手かでいうと、・・・勿論上手いのですが、ギターもピアノも、速弾きなんて一切出てきません。
「おれ、凄いだろう」的な押し付けがましさとも、無縁。
指先の器用さ、上手さというよりも、むしろ、心のありように重点を置いた音楽、というか。
まるで絵画のようなので、アート・ロック、なんて言われたりもしますけれども、
ただ、自然体で、ゆったりとコードを鳴らし、単音をポーン、ポーンと鳴らす。
それだけで、聴く人を、完全に気持ちよくさせちゃう。
そんなプログレがあるんですよ。
なら、僕が、皆さんにご紹介してみちゃおうか。
面白さ、良さを、是非、知っていただこうじゃないか。
“作品研究”の授業みたいに、聴きながら、聴き所や、重要なポイントを皆で確認したりして。
というね(笑)。
「なんだよー、課外授業って、要するに、プログレ聴くだけかよ。そんなら家で聴くよー。」
はい、今、そう思ってしまったあなた。
シンプルでよろしいです(笑)。
でもね、そこはほら、せっかくの緑ちゃん倶楽部ですから。
そして、第一回ですから、もうちょと、あります。
はい、実は、僕よりもピンクフロイドに詳しい方が、とっても身近にいたのですが、ご存知でしたでしょうか。
その方は、いつもCDを大量に買い漁っておられて、地方でも、いつも、必ずCDショップ巡りをされています。
所属されているバンドきっての、いや、もしかしたら、ロック界でも有数の、超音楽マニアにして、また、プログレマニアでもあるお方。
「ケンちゃん、ピンクフロイド好きなの?アルバム、全部持ってる?え?全部は持ってない?じゃあ、今度全部あげる。俺ね、今度出るボックスセット買うから。ほら、これ(と、プログレ専門誌の広告を指差す)。・・・まあ、ボックスセットも一杯持ってるんだけどね。今度のは、特典もついてるし、音も良くなってるんだよ。だから、全部あげる。だぶってるのは、誰かにあげていいからね。」
そういって、本当に、全オリジナルアルバムを、まとめて僕にプレゼントして下さった方です。
そのアルバム達は、その方が、一枚づつ買って集めた、最初のコンプリート・コレクション。これはもうね。
(嬉しくて、楽しくて、あれから僕、ずーっと、移動の時は大抵ピンクフロイドばっかり聴いてるんですよ。もう半年以上(笑)))
ね、こんな方がいらっしゃるのですから、是非、ゲストとして、いや、・・・授業ですから「講師」として、お呼びしたいじゃないですか。
はい、では、いよいよ、発表します。
・・・あっと、その前に。
緑ちゃん倶楽部のメイン・レッスン・スタジオ、「緑スペース(仮名)」の名前が決まりました!先に、それを発表します!
はい、どん!
「スペース緑」
に決定です!
ほとんど同じ(笑)!でも、これで、(仮名)が取れました。書くのが楽(笑)!
はい、では、お待たせいたしました。いよいよ、課外授業のタイトルの発表です。
「緑ちゃん倶楽部 第一回 課外授業 川村ケン プログレを語る その1 ピンクフロイド 安全地帯・六土開正さんを迎えて リスニング&トーク&ミニライブ・セッション」
そうなのです!なんと、記念すべき緑ちゃん倶楽部 第一回課外授業のゲスト講師は、安全地帯のベーシスト、六土開正さんなのです。さあ、拍手でお迎え下さい。
開催日時は、2012年6月23日(土曜日) ←“六月の土曜日”に”六土さん”をお迎えする、という(笑)。
場所は 緑ちゃん倶楽部レッスンスタジオ・スペース緑(小田急線狛江駅徒歩6分 )のある音楽マンション併設の、素敵コンサートホール(最大約200座席。当日は、ご入場順のご着席となります。)
時間は、14:00スタートを予定しております(まだ最終決定ではありません。今後決定する内容によっては、30分程度早まる場合もございます。決まり次第お知らせさせて頂きます)。
そして、気になる料金(受講料)ですが、こちらは、5800円、とさせていただきます。
個人レッスン60分コースの一回分の料金です。当日は、トータル約120分前後の内容を予定しています。
・・・なお、これは“緑ちゃん倶楽部の課外授業”ですので、
ご入場頂けるのは、緑ちゃん倶楽部の会員様のみ限定となります。
また、やはり授業の一環ということで、各種割引(学割、学ぶ社会人割引、がんばれパパママ割引、ありがとうシニア割引)も適用します。該当される方は、ご申請くださいませ。
そして、やはり授業ですから(しつこいか(笑))、参加(受講ね)されますと、ポイントも貯まります。
今後行われる課外授業でも、レッスン60分と同じく、1ポイントをお貯め頂けます。(その分、イベントだけど、何かしら学んで帰ろう、という集まりです。)
5ポイント、10ポイントで、素敵な特典をご用意します。
会員証は、まもなく完成いたします。
(出来立てのホヤホヤを、お届けしますので、今しばらくお待ち下さいませ)
勿論、ご入会はまだまだ、これからもずっと、受け付けております。
これを機会に、いかがでしょうか(なんか、セールスみたいだ(笑))。
でも、これからも、規模の大小はあれど、こうやって楽して面白い企画を、順次開催して行こうと思っておりますので(リクエストも募集!)、
「別にレッスンはいいかな」と思っていらっしゃる方も、一つの“音楽で繋がれる場”いう考え方で、是非、ご入会頂ければと思います。
大勢の会員様が居てくだされば、やれる事も増えるのですよ。皆でひとところに参加して、皆で楽しめたら、いいんじゃないかな、なんて。
そして、こうしたイベントなどで、また新たな、色々な音楽的な刺激に触れて頂くうちに、
「なるほどねー、なんか、僕(私)もやってみようかな」なんて、ピアノ(などの楽器)に触れることが面白そうに思えたりと、
なんだかその気になったら、いつでもレッスンを予約して下さればいいのですから。レッスンは、24時間、受付OKなのですから。
というわけで、是非、ご連絡いただければと思います(携帯からでも大丈夫です)。
はい、「緑ちゃん倶楽部 ご入会フォーム」のご請求は、
緑ちゃん倶楽部 ご入会受付係(←といっても、僕ですけど(笑)。24時間受付)
info@midorichanclub.com
までどうぞ。
(フォームはこちらのブログ記事にもございます。該当部分をお手持ちの端末にコピー&ペースとして、必要事項を記入してお送り下さい)。
当日は、完全予約制です。
ご入場には「受講番号」が必要です。事前に、必ずご予約の上、「受講番号」をご入手下さい。
ご予約は、5月15日午前10時より、メールで受付となります。
タイトルに「6月23日課外授業 受講希望」とお書きになり、
必ず、お名前と会員番号をお書き添えにった上で、
緑ちゃん倶楽部 6月23日課外授業受付係(←これも僕ね(笑)) までメールでお申し込み下さい。
info@midorichanclub.com
・折り返し、受講料のお振込先と「予約受付番号」をお伝えいたします。
・お名前と「予約受付番号」をお書き添えの上、お振込み下さい。
・お振込みをいただいた順に「受講番号」をお伝えします。
・当日は、この受講番号順のご入場となります。
・お振込み後のキャンセル、ご返金は出来ません。ご了承くださいませ。
当日は、この、普段はクラシックのコンサートが行われている素晴らしいホールで、
ピンクフロイドのアルバムから「これを皆で一緒に聴きましょう」という曲を聴き(曲のセレクトは、僕と六土さんで、これから時間をかけて行います。)、
そして、そのサウンドの魅力について、“いつもの楽屋の中や移動の時間のように(笑)”楽しく、お話をさせていただければと思います。
ピンク・フロイドを語る六土さん、本当に貴重だと思いますよ。僕もとっても楽しみです。
プログレに関する質問コーナーのようなものも考えております(マニアックな質問、大歓迎です(笑))。
そして、これだけでは終わりません。
ホールには、グランドピアノがあります。これがなんと、ベーゼンドルファー。スタインウェイと双頭を成す、超一流のピアノ・メーカーのものです。
そんなピアノがあって、六土さんがいらっしゃるわけですから。
ということで、一緒に、
ピンクフロイドの曲を、演奏しちゃいます。
そして、さらなるゲストがいらっしゃいます。
プログレの真髄とは、プログレッシブ=前衛的であること、です。
ならば、誰も聴いたことのないものをやろう、ということで。
なんと、プロの尺八奏者の方と、プロの琴奏者の方をお招きして、
四人で、ピンクフロイドの曲を演奏するのですよ。
グランドピアノ、ベース、尺八、お琴、・・・で、ピンクフロイド。
・・・もう、絶対に、プログレ(笑)。
もう、僕もワクワクなんです。
(“プロの尺八奏者の方と、プロの琴奏者の方”に付きましては、回を改めまして、きちんとご紹介させて頂きます。とにかく、素晴らしい奏者の方たちです。)
で、さらに(まだある)。
なんと。
なんとなんと。
この四人で、
安全地帯さんの曲もやっちゃう。
どなたもが知っている、あの大ヒット曲を、やっちゃう。
(ちゃんと事務所さんには、許可も頂いてあります)
僕のピアノと、六土さんのベースと、素晴らしい尺八と、美しいお琴で、安全地帯の曲を、やっちゃう。
これもまさしく、プログレ(前衛的)、でしょう。
いかがでしょうか。
これは、ちょっと面白そうでしょう。
僕も、本当に、本当に、楽しみなんです。
いよいよ実現する「緑ちゃん倶楽部 第一回 課外授業」。
是非、ご参加下さい。
六土さんに頂いたピンクフロイドの全CD(全部写りきれてないですが)と、そして、僕の大大大好きな一枚。
このジャケットの中の六土さんと、まさか、ステージで、ピンクフロイドを語ることが出来るなんてね。
しかもまさか、・・緑ちゃん倶楽部にお招きして、なんて。
人生、何が起こるかなんて、本当にわかりませんよ。
大勢の皆様のご参加、お待ちしております。
素晴らしい課外授業になりますよう、しっかり頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。
会場で、お会いできるのを、・・・今からテラテラして(笑)楽しみにしております。
しかし、タイトル、仮タイトルより長くなったなー(笑)。
ブログも長かったですね(笑)。
お読み頂き、どうもありがとうございました。
ではー。