稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(2019年4月24日)

2019年04月25日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
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時間前にS口初段と久々に形稽古。

参加人数9名。うち、七段3名、六段1名、五段2名。
H尾三段は手の故障で見学だった。
雨模様で妙に蒸し暑く息の上がる稽古だった。


(F七段の号令で準備運動と素振り)


(同じく、基本稽古)


(Tちゃんは井上館長に稽古をつけてもらう)


(F六段とS口二段)


(I口初段とH井七段)


(F六段とH井七段)

この写真のように、F六段は、いったん手元を引き寄せて面に飛び込むことが多い。


(同じく、F六段とH井七段)

このように、H井七段は、のけぞって打ちをかわすことが多い。


(I口初段とK部五段)


(K芦五段とF六段)


(小手打ちの拡大写真)

よく見るとわかるが、右手で竹刀を真横から握っている。


(F六段とS口二段)


(手の内の拡大写真)

もうちょっとだけ、手首を内に入れて竹刀を握ると良いと思う。

---余談---
昔、若い頃、「竹刀は横から握って打つ時に絞るんだ」と指導された事があったが、
それは大間違いで、最初から手首を内に入れて握ると良い。
つまり手首が「くの字」になる。左右ともに「くの字」で上から握って構えるのが正解。


(I口初段とK部五段)


(F六段とK芦五段)


(竹刀の握りの拡大写真)

一見、正しく握っているように見えるが、弦が横を向いている。
最初から右手は横から握っているわけで、肩を使わず、
右肘の屈伸で竹刀を持ち上げ、振り下ろしてしまう悪いクセが直らない。


(稽古終了、面取れ~~~)


【感想・反省点】

絶好の打つべき機会に打っていった竹刀が当たらないのは、
竹刀の握り方を間違えていることが一番の原因だと思う。

竹刀を横から握ってしまうと、
どうしても右肘で持ち上げるような振りかぶりになる。

竹刀の握りは奥が深いと思う。
私の握りは佐藤誠先生(教士八段)に指摘していただき修正した。
六段を取ったばかりの頃だたが、それからかなり意識して竹刀を握っている。
それでも時々握りが甘くなるのがわかる。
いったん身についた悪いクセはなかなか直せない。
少し夢中になると元に戻ろうとするのである。

竹刀の握り方が悪ければどうしようも無い。
構えだ姿勢だ、打ちがどうのこうのと言っても、それ以前の根本の問題なのだ。
いったいどのように指導すれば良いのだろうと悩んでしまう。

終礼で「左肘は胴に付けておくと良い」とも言ったが、
それも、横から握ったままでは意味を成さない。

せめて提案した小判型の竹刀を使ってくれたら良いのだが・・・
コメント
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