稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

飲んだ、呑んだ、のんだあ~!(2019年4月14日)

2019年04月15日 | つれづれ


長兄が来るというので仕事を早めに切り上げて自宅に戻る。
雨なので長兄の自宅まで迎えに行って19時前から飲みはじめる。
長兄と飲むのは1月の墓参り以来かと思う。

おかずはありあわせのものばかり。
ビールから攻め始め、次に焼酎のお湯割り、最後は日本酒。

じじい2人の話は同じ話を繰り返す。
同じ話でも酒はすすむものだ。
4時間以上もグダグダと呑み続けてしまった。
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一刀流の稽古と宝剣会(2019年4月13日)

2019年04月14日 | 剣道・剣術
先週と同じパターンである。
一刀流は相方と簡単に演武稽古。

夜の稽古は遅れて行ったので、まずは切返しと打ち込み。
休み無しの地稽古のあとで、最後と思って切返しと打ち込みをする。
もう体力の限界かと思ったら稽古は延長。
打ち込みが続いて最後に切返しで終了。


(大阪市東住吉区中野中学校、格技場での一刀流稽古)


(夜は生駒市武道館で宝剣会の剣道稽古)


【感想・反省点】

つくづく体力の無さに呆れるばかりである。
切返しと打ち込みが続くと足がもつれてくるのがわかる。息があがる。

O畑五段との地稽古の最後に一本勝負をお願いしたら、
竹刀を巻かれ、竹刀を落としたところを面に打たれた。
あとで聞いたら「気が抜けていた」のがわかったそうな。あらら。

石丸師範には思い切って間合いに入り右足スイッチの面を放つ。
何回も試してみたがことごとく胴に返された。
もう少しスピードが出せれば攻めも効くと思うのだが、
残念ながら私の面は鈍足で読まれてしまう。
面に行くと見せかけての小手は打てるが入っても嬉しくは無い。
真っ直ぐ打ち破るような正面打ちをしてみたいものだ。

疲れた。心臓のバクバクが最初から最後まで止まらなかった。
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No.51(昭和62年2月1日)

2019年04月13日 | 長井長正範士の遺文


このように人間は人格の奥へ進みたい。
我々は本来の自己に立ち帰り、正真正銘の日本人にならねば駄目です。
昔から一子相伝というが、これはつまり本来の自己を練りあげることを相伝するのです。
相伝の内容は人格です。この人格が幾つもの卵を生んで一人息子が百人も出来、
千人も出来、日本国中ことごとく武道の極意の人にして貰いたいのです。

○お経の中に五武器という五つの武器を使い抜く達人がおった。
即ち槍、弓、棒、刀、薙刀のようなものだったでしょう。
この達人が諸国修行に廻った。この修行は無畏という修行です。

さて達人は山を登って峠を越えて他国へ行こうとしたところ、
麓の村の人達が「もしもしお侍さん、この山には恐ろしい化物がおります。
どんな者でも取って食って了います。この山越えは危険だからお止めなさい」といった。

五武器は「何んの俺は畏れのない修行をしているのだ。
一切のものを畏れないのだから心配しないでくれ」と言って、どんどん山へ登って行った。
山へ深く入ると果たせる哉。怪物が現はれた。

何という怪物か、漆と膠と鳥もちと、おまけにエレキ仕掛か何か知らんが
何しろ粘着力の強い、然も弾力性のある恐ろしい化物である。
五武器は先ずもって、矢をつがえて之を射た。
ある限りの矢を使い果たしたが、矢は怪物の体にペタリと貼りついただけだ。
今度は槍をしごいて向かっていった。然し槍も突き立たない。
槍もまた怪物にひっついてしまった。
今度は薙刀で行ったが、これもまた、ひっついてしまった。
刀もひっついてしまった。

仕方がない、五武器は体当りで行った。
体がひっついた。手で突いた。手がひっつく。足でんと蹴った。
足がひっついて了った。頭を打ちつけた。頭もひっついて了った。
五武器はまるで、とりもちにひっついた蝿のようになった。

怪物は五武器が自由を失ったのを見届けて、愈々(ゆうゆう)食う算段を始めた。
さてどこから食おうか、五武器をあっちこっち見まわす。
すると五武器はまるで赤ちゃんがお母さんに抱かれたような優しい顔をしてじーっとしている。
怪物はそれを見て、不思議に思った。一体これはどうしたのだろう。
今、食われようというのに、更に恐がる様子もなく、驚く様子もない。

そこで怪物は五武器に向い「コラ小僧、貴様は一体何という奴だ。
貴様のような不思議な奴は見たことがない。
大概名な奴は、あんあん泣きほざいて助けてくれの、人殺しだの、騒ぎ立てるのに、
貴様だけは何も言わないで、じーっとしているのはどういう訳だ。変な野郎だぞ貴様は」と
怪物になじられて五武器は底力のある声で答えた。

「おおそうさ、貴様は俺を食おうと思っているだろうが、
一体貴様という者が、俺以外にあると思うか、
又俺という者が貴様以外にあると思うか。俺達の本体は宇宙一杯なんだ。
この宇宙一杯の生命にくらぶれば、この肉体なんか、ほんの名刺みたいなもんだ。
貴様は俺の中のものだ。逆に俺は貴様の中にあると言ってもいいのだ。
貴様の外に俺なし、俺の外に貴様なしだ。そこのところをよく呑み込んで、
貴様もいい加減に悟るがいい。それでも食いたいならば、勝手に食え、
さあ何処からなりと食え、さあ食え」といって五武器は平気でいる。

怪物は五武器のいうことがよく判らぬが、何んだか気味悪くなり
「何、本体は宇宙一杯というのか、俺の外に貴様はない、貴様の外に俺はない。
変なことをいう奴だ。貴様みたいな野郎を食うことは止めにした。勝手にせい」
といって五武器を突き放して武器を戻して了った。(以下、続く)
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右足スイッチ(木曜会定例稽古、2019年4月11日)

2019年04月12日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時30分過ぎまで。今年11回目。
参加者25名ほど。

私は別枠で初心者O野君の指導。
別枠だが、全体の流れに沿っての基本打ちを繰り返す。
指導の合い間に師匠のお話を聞く。

---集合礼でのお話---
昇段審査は試合では無い。
六段は六段としての基本、七段は七段としての基本、
八段は八段としての基本が出来ているかどうかを見ている。
攻め、溜め、打ち切り、残心が、出来ているかどうかである。
打突部位に当たらない原因が相手にあるのなら合格する。
「当たらなければ合格しない」というわけでは無い。

遠間でしっかりした構えを作り、触刃までにしっかりと発声をし、
気構え、身構えを整えて相手を威圧し、交刃、打ち間に入っていく。
そこからは、ここだと思ったら躊躇ぜず、しっかり打ち込んでいく。
相手が避けて、打突部位から外れても、試合ではないので審査では評価される。


(全日本剣道連盟「剣道試合・審判・運営要領の手引き」より)

有効打突の条件は12項目。
相手に原因があって打突が外れても、
あとの11項目が出来ていてば審査では一本と同じである。

体幹を崩さずに、ゆっくり打てるようになれば、
構えを崩さずに、一寸(いっすん)の攻めが通用するようになる。
八段審査に受かる人は例外なく右足スイッチが入っている。
足を出しながらでも良し、出して一回止めても良し。

---(本日の稽古内容)---
稽古は、面を着けずに素振りから。
面を着けて切り返し、正面打ち各種、小手、相小手面、返し胴。
最後は1分間(最初の10秒は打たない稽古)の回り稽古を4回。
切り返しで終了。

---途中でのお話---
剣道の技は「(相手を完全に)崩して打つ」ことは難しく、
出頭技か返し技しか無いのが現実である。

打ったあとの残心は2歩で回らず1歩で回ること。

右足スイッチをして相手が反応したところまでが剣道。
あとは出たとこ勝負。打つ時は打ち切ること。

小手は覗いて打たないこと。
返し胴は中途半端な間合いではなく相手の懐深く入ること。
相手の鎬に触れながら摺り上げての返し胴もある。

審査での初太刀での返し胴はよくない。
疑心暗鬼が生じてそのあと思い切った面が打てなくなる。
逆に自分がきちんと攻めて打った面が返され、胴を打たれたとしても、
その胴は後打ちの胴なので(打った相手は)評価されない。

---終礼でのお話---
最初の10秒で合気になることが大事。
しかし相手が打ち気にはやった場合は応じなければならない。
自分から打ち気にはやることのないように。

攻め、溜めまでが剣道。
あとは自分を信じて打ち切ること。
そして残心。


(切り返し)


(触刃の間)


(交刃の間)


(右足スイッチ)


【感想・反省点】

前回と同じく初心者のO野君相手に基本打ちをする。
180センチを超えるO野君には、なかなか良い面が打てない。
力で打とうとすると冴えが無くなるのがわかる。
力を抜くとスピードと打突の冴えが出る。

回り稽古に参入。立ち合い稽古である。
若い人たちの中に入ったので、なんだか合気にならなかったのが残念である。
あまり自分から打たず、どこでどう動けば相手が打ってくるかを観察していた。
私の右足スイッチは、まだまだ不完全である。
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長正館定例剣道稽古(2019年4月10日)

2019年04月11日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/

中野中学校の西側の正門前に数台停められるようになりました。
ポールが立っているので接触に気をつけてください。
部活が終った生徒が通る場合があります。
安全には充分気をつけてください。
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参加人数12名。うち、七段3名、六段1名、五段3名。
やはり人数が多いと活気が出るし楽しいものだ。


(館長のバイクがガス欠で湯里の交差点までお迎えに)
(歩道の向こうに小さくバイクが見えた時はホッとした)


(久々にF六段の号令で始まる)


(基本稽古)


(井上館長に打ち込むH尾三段、その1)


(井上館長に打ち込むH尾三段、その2)


(井上館長に打ち込むH尾三段、その3)

H尾三段の面はスピードがあり、油断しているとポカポカ打たれてしまう。


(H井七段とF六段)


(F六段も遠間からの面打ちが得意である)


(K君とK芦五段)


(S田五段とI口初段)


(H井七段とK部五段)


(Tちゃんの胴打ち稽古)


(井上館長は早めに終了)


(稽古終了)


【感想・反省点】

稽古に行く前は疲れきって元気が無かったが、
稽古が終わる頃には元気が戻っていた。
精神的な疲れは稽古の疲れで打ち消せるものなのかも知れない。

S口二段と久々に剣道形稽古と思ったが館長のバイクのトラブルで出来なかった。
横で見ている指導稽古も重要だが、たまに相対しての稽古も必要だ。
身構え気構え、そして剣先から伝わるものは向かい合わないとなかなかわからない。

剣道稽古では、自分としては、まだまだ不十分だが、
出来るだけ真っ直ぐな面打ちにこだわってみた。
がむしゃらな面打ちは品が無いのだが、まあいいだろう。
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京都二条城へ桜を見に行く(2019年4月9日)

2019年04月10日 | 旅行や街角メモリー
突然思い立って、京都まで桜を見に行くことにした。
いや、しだれ桜の写真を撮りたくなったのだ。
見事な写真の1枚でも撮っておきたいのは、
芸術家の端くれ(嘘です)では当たり前ではないか。

というのは言い訳で、気候も良いし、
ちょっと気分転換でも・・・といったところ。

京阪三条で降りて暗くなるまでに腹ごしらえ。
偶然に入ったホルモン焼きのお店に寄る。
これが正解でベタな焼肉が無性に旨かった。
ビール2杯とハイボールで良い気分になる。

・・・目的を忘れる前に店を出た。

二条城は大昔に剣道仲間と皆で見学した記憶がある。
桜のことは忘れたが、そのあとカラオケ屋で騒いだことは憶えている。

残念なことに、しだれ桜は五分咲きでイマイチだった。
望遠レンズ付きのカメラも調子が悪く写せなかった。
いつもの稽古撮影用のカメラで写す。
まあいいか、酒が入って良い気分だ。


(河原町通り三条の焼肉屋)


(ジンギスカン風でビールやハイボールに合う)


(地下鉄で二条城まで)


(足元を照らす案内の明かり)


(手当たり次第に取った1枚)


(遠目のほうが良い)


(目当ての、しだれ桜はイマイチ)


(ライトアップで色が変化する)


(これはピンク)


(帰りに見上げる京都タワー)
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近所でミニ花見(東大阪市加納)

2019年04月09日 | 旅行や街角メモリー
人ごみが嫌いなので花見に行くことはまず無い。
今年も事務所の近所でミニ花見とした。
加納西公園は小さな公園で、たいした桜の木では無いが、
仕事の合間、通勤の目には季節の移り変わりが嬉しいものである。







公園の近くの畑には、菜の花とチューリップが毎年、見事な色彩を見せてくれる。

春に生まれたせいかどうかわからないが、
何もかも活動を始める4月5月が一年で一番好きな季節だ。
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No.50(昭和62年1月26日)

2019年04月08日 | 長井長正範士の遺文


すべて武道要諦というものは、
自分の智慧に自分が欺かれないようになることだと思う。
自己の波長と宇宙の波長とがぴったり合って、
天地と隙間のない人間になりきった所が武道の極地です。
人が何んと言おうが、何んと思おうが、本当に自分を掴んで、
本当の自分だけは見失なはない。そして眞の自己に親しんでいる。
こういう人になれるよう、われわれは修錬をせねばならない。
(※この例の面白い話を№30に貧乏村の和尚として書いてある。)

「如実知自心(実のごとく自心を知るなり)」武道の奥義もここにある。
雲弘流の目録を見ても、そういう意味が一ぱい書いてある。
「負ける事なし、勝つことなし」とあるのもそれです。
「是非と言わず己れを全うして外を願わず」とあるのもそれです。

雲弘流は人間修養の立場から見て実に痛快と思う。
自分で自分に明徹しなければいかぬ。
自己という話なら現代人は得意である。
何かにつけて自己をふり廻したがる。
然し、その所謂自己はどうも本物の自己ではない。
他人が評価した自己であったり、月給の多寡や地位の高底等で、
評価の出来るような自己だと考えている者が多い。

川柳に“先生が、月給順に並びけり”月給で価値が定まるような自己が何んだ。
顔でも洗ってくるがいい。「一合とっても武士じゃ」という科白がある。
これは面白い。この意気である。この意気地あるところ、日本精神がある。
「一合とっても武士じゃ」これほど痛快な言葉はない。
大勲位菊花大綬章をぶら下げておらなければならないことはない。
勲一等、功一級でなければならぬことはない。
何んでも本当の自己を掴んでいるならば立派な人間である。
そこを「天上天下唯我独尊」というのである。

この言葉はお釈迦様が俺が一番偉いんだという自負心を表明されたものと思ったら大間違い。
そんな事じゃない。これは天地と一つになった悟りの境地である。
天地と波長の合う人間になって、
山を見ても、川を見ても、鳥とでも、獣とでも一つ気持ちになれて
「鶴の長きを羨やまず、鴨の短かきを嘲らず」
これはお釈迦だけのものでもない。われわれもその境地に居るのである。

月給順に並んで、一円でも多く取って上に座るような事ばかり考えているから、
その境地から離れて了うのである。
禅では月給順に並ばぬ自己の眞価を現わしてゆく、宇宙一杯の事故に親しむのです。
細川候が宮本武蔵に「巌の身」について問うた事がある。
(※余りにも有名な話で皆さんもご承知の事と思いますが、
老師のお話を忠実に書きしたためておきます。)

武蔵は一諾して、寺尾求馬介(細川候の小姓)を御前に呼ばれん事を乞うた。
彼は武蔵の弟子で既に武道の奥義に達していた。
呼ばれて、求馬介は殿様の前に出て、かしこまった。
やがて武蔵は厳かに「君命により切腹を仰せつける。直ちに用意を致せ」と言った。
求馬介は「ハハッ」と畏まり、静かに別室に下った。
その態度は神色自若、少しの乱るる所もなかった。
これを見送って武蔵は「只今の求馬介の態度こそ正しく巌の身でござる」と言った。
求馬介は勿論非常なお褒めにあずかったのである。
腹を切れ、といわれて、顔色一つ変えぬ、何が起ってもビクともせぬ、
この心構え、これであります。これでなくては本来の人間じゃない。
これを唯我独尊ともいうのです。
何事をするにも、命がけでやらねば本当のことは出来ない。

かって早稲田の剣道選手が優勝した時の事です。
勝った早稲田は皆端然として静座しておったという。
負けた方は今や将に泣き出しそうになった時、
相手の早稲田がじっとして静座しているのに気がついて、
それを見て一人坐り、二人坐り、三人坐りして、
負けた者も勝った者も両軍共に端然として静座したということを聞いた。
(以下続く)
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一刀流の稽古と宝剣会(2019年4月6日)

2019年04月07日 | 剣道・剣術
午前中の稽古は休む。
金曜日に稽古をして土曜日の三部錬はきついから。
そろそろ老体。無理して故障してもつまらない。

一刀流は早く来たTさんと京都の演武部分を稽古。
私の相方は休み。どこを演武するかも決めていない。

吉田さんが来る。
吉田さんにとって稽古に来る、それ自体が修行である。
頭が下がる思いで打方を務める。
力は弱く応じたが気迫は強く込めて応じた。
何とか病気が治癒しますように。

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夜は生駒市武道館で宝剣会の稽古。
仕事を片付けてからなので後半のみ参加。
切り返し、打ち込みのあとでの猛者4人との連続稽古。
石丸師範には地稽古のあとで打ち込みと切り返しをさせられた。
稽古時間は短いが、ある意味、ここでの稽古が一番きついかも。


(小野派一刀流の稽古)


(井上館長と吉田さん)


(夜の宝剣会、到着したらすでに稽古は始まっていた)


【感想・反省点】

---石丸師範からの(全員への)注意点---
初太刀を大切に。
剣先でちょこちょこせず、中心を割って打ち込むように。
手先で打つな。足腰で打つように。

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本日の京都での高段者稽古会は尾鷲のO田さんに誘われていたが、
仕事が詰まっているのと、長正館を放っておけないので辞退した。

石丸師範は連絡を見落としていたらしく行けなかったのが残念そうだった。
高段者稽古会は行けばそれなりに勉強になる。
前回は大阪の小坂範士、奈良の松田範士にかかった。
尾鷲のO田さんとも稽古した。最近何かを発見したらしい。ああ気になる。
またぜひ行きたいものだ。話も聞きたいものだ。

稽古は面打ちを意識する。
出小手や返し胴は打たれても迷わないようにした。
迷わないで面を打つと相手の応じ技も外れる確率が高いような気がする。
これは修行だ。何かわかるまで、しばらくここまま続けていこう。
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なんば養正会(2019年4月5日)

2019年04月06日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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詳しくは、なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
(4月1日から下記のURLに変わりましたのでご注意ください)
http://doujyou.net/youseikai/
おおっぴらにはしていませんが、ここは「防具と竹刀が置ける」のが良いところです。
場所も難波(なんば)駅に近く、JR、近鉄、南海、地下鉄のいずれも便利です。
つまり、サラリーマンにとって絶好の剣道稽古場なのです。
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久々の養正会。2月の中頃から来ていないと思う。
古株に会うと「久しぶりやなあ」と声を掛けられるほどだ。
案の定、帰るときは「また来てや」と言われた。

基本稽古、回り稽古には間に合わず。
自由稽古(地稽古)から参加。七段以上は私だけ。
19時半から20時15分まで休みなしで元に立った。


(19時半までは切り返しと基本稽古と回り稽古4回)


(面取れ~!)


(本日の六段の指導陣)


(黙想)


【感想・反省点】

15名ほどと連続で稽古をした。
意識的に剣先を中心に付け、真っ直ぐ打ち込むようにした。
先日から、面打ちを意識しているので初太刀から面にいく頻度が高い。
「打てない攻めは攻めでは無い」のだ。
気迫で中心を打ち割っていく感じである。
少し肩に力が入っていたかもしれない。

六段審査の者には審査的な稽古を行う。
礼から蹲踞、立ち上がってから触刃になるまでの表わし方である。
打ってからの足運び、残心の取り方も重要なところ。
結局は人(審査員)が評価するのだから見せ方も大事だという事だ。

養正会では滅多に稽古に来ないので丁寧な指導は出来ない。
あとの総互礼では気がついたポイントだけ注意する。
ともかく褒めながら注意するよう心がける。

久々に稽古した者は見違えるほど良くなっていたりする。
こういう時は本当に嬉しいものだ。
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深夜はキーホルダーのデザイン起こし作業

2019年04月05日 | つれづれ
3月末からのサイトの更新も一段落してきた。
剣道関係、楽天の商品更新、ある企業のサイト更新、ヤフーショップの移設。
休みもなく長時間労働だし、よく頑張るものだと自画自賛している。

日中は、通常の注文出荷でバタバタしているので、
サイトやデザイン関係の作業は必然的に深夜か日曜祭日しか無い。
深夜は邪魔が入らないので効率は良いのだが目が疲れる。老化は目から。
目だけは鍛えようがないので仕方が無い。

昨夜は、木曜会の稽古が無いので、
これ幸いに、キーホルダーのデザインの編集作業を行なった。

いつもは使い慣れた画像編集ソフトを使って製作するのだが、
今回、数が2000個なので、メーカーに製作を依頼しなければならなくなった。
メーカーにはイラレのデータ(拡張子ai)計式が必要になる。
慣れないイラレで悪戦苦闘。仕事のためだ頑張ろう。


(イラレの編集画面、内容は剣道関係のキーホルダー)


(仕上がりはこんな感じ・・・ってわかんないよねえ)


(なぜか「般若心経キーホルダー」の注文も入った)


(持ってるだけで、ご利益があるようなキーホルダーである)

創作のキーホルダーはたまに売れる。
オリジナルの特注も頼まれる。けっこう面白い。

しかし、暇な時期(晩秋~春先)なら創作物は嬉しいが、
繁忙期は稽古に行けなくなるので気が重くなるのも正直な気持ちだ。
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長正館定例剣道稽古(2019年4月3日)

2019年04月04日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページ(4月1日からURLが変わりました)まで。
http://doujyou.net/choseikan/

中野中学校の西側の正門前に数台停められるようになりました。
ポールが立っているので接触に気をつけてください。
部活が終った生徒が通る場合があります。安全には充分気をつけてください。
(一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください)
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最終10名。F六段来る。I口初段も最後までいた。
若手のS田五段も今回から来れるらしい。これは楽しみだ。

愛用のカメラ(SONY NEX-C3)を忘れてメモカメラ(WX-350)で撮影。
動きのある稽古中の写真を撮るには性能的に無理がある。
ま、しかたがない。本日の写真は画質が悪い。


(仕事で遅くなったので高速を使う)


(19時半までは剣道形稽古、かなり上達してきた)


(K芦五段の号令により準備運動と基本稽古)


(基本稽古は大きく確実に打ち込むように)


(S口二段とS田五段の相面稽古、カメラの性能が追い付かない)


(稽古終了、「面取れ~~~!」)


【感想・反省点】

4月2日に「打てない攻めは攻めでは無い」と書いたので、
ともかく自分から間合いに入って先の面を打つよう心掛けた。
心掛けたが全部では無い。心臓と足が持たない。息が続かない。
出小手をたくさん頂戴するかな?と思っていたがさほどでも無かった。
しかし面がきれいに決まるわけでは無い。
防がれることがほとんどである。

自分の打つ間合いがよくわかっていない。
交刃から右足出しながら打ってみたり、
大きく右足を出して、一瞬止まってから打ってみたり、
少し遠いかな?と思う間合いからノーモーションで打ってみたり。
剣先を上げて打ったり下げて打ったり、わざと開いて打ったり。
いろいろ試してみたが有効打突に繋げるのは難しいものだ。

21時少し前に終った。いつもより若干短いが充実感はあった。
やはり「楽をしていては駄目だ」と再確認した。
面打ちは重要だ。疲労が激しいが次回も頑張ろう。

(明日、4月4日の木曜会の稽古はお休みである)
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賞味期限切れのプリンを食す。(2019年4月2日)

2019年04月03日 | 食べ物の話など
冷蔵庫の奥から醤油を取り出して煮込みうどんを作った。
好みは甘み。ダシの素、砂糖とみりんと醤油で味付けする。
ふと醤油の賞味期限を見る。「30.3A」とある。
あらら、一年以上前に切れている。



ニオイを嗅いだが大丈夫そうだ。
まあいいか。風味は落ちているが腐っているわけでは無いだろう。
冷蔵庫に残っていた野菜や肉、卵も入れて煮込みうどんにした。旨い。



-----------------

お昼はうどんだけだったので夕方に小腹が空いてきた。
何か無いかと冷蔵庫を探ると奥のほうからプリンが出てきた。
そういやずっと前に買った記憶がある。

賞味期限は3月22日。すでに11日過ぎている。大丈夫か?



ニオイを嗅いだが大丈夫そうだ。
ひとくち食べてみたが特にすっぱくも無い。
さすがに旨いとは思わなかったが一気に食べてしまった。



夜は9時まで仕事をして帰宅。
ほとんどお腹が空かないのはプリンのせいかも。
ほんの少しぐらいは悪くなっていたのかも知れない。
腐りかけ前のプリン。ダイエットには良いのかも知れない。
もちろんお勧めはしない。悪しからず。
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打てない攻めは「攻め」では無い。

2019年04月02日 | 剣道・剣術


3月30日に「打てない攻めは攻めでは無い」と書いた。
ちょっと補足しておきます。

ずいぶんと昔から「打って勝つな、勝って打て」と聞くことが多かったが、
長い間、さっぱり何のことかわからず、ともかく相手が動いた瞬間に打ちに出て、
たまたま当たったのが有効打突だった・・・という剣風だった。

養正会の師範であった古谷福之助は、指導の中で、二人一組に並ばせ、
「ハイ、攻め!」と号令をかけて剣先の攻め合いを練習させることがあった。

お互い、分からない者同士なので、剣先を表から押さえたり裏から回したり、
少し前に出たり下がったり、力まかせに中心を取るようなことをしていた。

意味も無く、中途半端な間合いに入って、
竹刀の表と裏を、下から往復するような変なクセがついたのもこの頃である。

六段審査前のある日、古巣の奈良尚武館に出稽古に行った。
審査前の立ち合い稽古があり、指導は天野秀治先生だった。

立ち上がってすぐ間合いに入り、相手の竹刀と交わると、
竹刀の先を、表と裏を下をくぐらせ行ったり来たりさせていたら、
「粕井さん、それ何してんのん?」と言われて赤面したのを憶えている。
意味の無い(目的の無い)竹刀操作は無意味であると言われたのだ。

最近は少しは「攻め」なるものがわかってきた。
わかってきたから自分自身に「攻め」が足りないのが良くわかる。

剣道は千差万別なので、攻めの無い人でも強い人はいる。
待ち剣で、相手の打ちを捌いて返す剣風である。
近間の攻防に強く、相手が攻めあぐねたら反撃に出るタイプである。
返せないがひたすら防御に徹する「負けない剣風」の人もいる。

実は私もこのような剣風に近かった。
六段キラー、七段キラーと自負して悦に言ってた頃である。
「なぜ六段に受からないのだろう」と悩んでいた。
今から思えば姿勢も構えも悪かったのだが、
何よりも「攻めの無い剣道」だったからだと思うのだ。
攻めの無い剣道は、審査員から見ても評価の低い剣道だったのだろう。

いまはある程度の「攻め」が出来るようになった。
しかしそれは「偽の攻め」である。本物とは言えない。
圧倒的な面打ちが出来ないので本物とは言いがたい。

誰にでも通用する強い攻めはどうしたら持てるのか。
それは「相手の構えを割って打つ面打ち」しかないのではないか。
「相手の構えを割って打つ面打ち」が出来てこそ強い攻めが身につく。

攻めが出来ると返し技も使えるようになる。
結局は、すべての基本は「面打ち」にあると言って過言では無い。

「攻められている」と感じている時は「打たれるかも知れない」と思う時。
打とうとして「返されるかも知れない」と思うのは迷っている時。
打とうとして「当たらないかも知れない」と思うのは間合いが遠い時。

攻められると感じる前に、
自分から(自分の打てる)間合いに入って迷わず面を打つ。
なかなか言うほど簡単では無いのだが、改めてここから出直したいと思う。
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大阪市立美術館「第46回創彩展」(2019年3月31日)

2019年04月01日 | つれづれ
長正館の井上勝由館長のライフワークである絵画。
毎年恒例の展覧会に行ってきた。
入場料は無料である。


(パンフレット)


(天王寺公園から通天閣を望む)


(題名「黙想」モデルはTちゃんらしい)


(バックは創作で長正館道場の壁だ)


(題名「潮吹穴遠望」は大阪府知事賞)

潮吹穴は岩手県は宮古市の浄土ヶ浜の北、日出島地区と休暇村陸中宮古の間の海岸にある。
40年ほど前に行ったことがある。井上館長は震災前に行ったらしい。

個人的には「黙想」のほうが好きかな?
子供がひたむきに黙想する姿は好感が持てる。

仕事が忙しいのでトンボ返りでとんぼ堂に帰った。
フェルメール展(入場料1,800円)は見ない。
画家(粕井豊誠)の孫だが絵にはさほど関心が無い。

桜は二分咲きといったところか。
風が強く。気温に比べて肌寒く感じた。
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