私の宿から徒歩2分以内で行ける場所に安くて美味しい台湾の伝統料理のお店があります。
まだ初めて数ヶ月しか経っていないお店で、お客さんがあまり入っていない様子なので宣伝のつもりで紹介します。
《PS:味は私の保証付きで美味しいので、ご安心を!》
『蚵仔麵線』
たぶん台湾で最も知名度がある台湾料理だと思いますが、一般に台湾語で【ô-á-mī-suànn】と発音されています。
そのため、台湾人が中国語(普通話)で「蚵仔麵線(é zǐ miàn xiàn)」と言う人はいません。
≪外国人等の旅行者はたぶんこの料理の名前を発音できないと思います。(写真を指差しましょう!)≫
牡蠣(カキ)=蚵仔。の発音が台湾語では非常に難しいんです。喉の奥から汚物を吐く様な感じで発音します。
この発音をちょっと上品にしようとすると、牡蠣(カキ)が⇒芋(イモの発音)になってしまうので注意が必要です。
≪私もこの発音を把握するまでに数年かかりました。≫
一般に夜市の屋台の定番で、一杯35元ぐらいで売られています。
料理の説明ですが、昔私が子供の頃に食べていたチキンラーメン(最近まだあるのかな...)の『そうめんバージョン』
と言った感じです。ドロっとしたスープに牡蠣や大腸なども入れて食べられています。
以前私の宿のお客さん(日本で肉屋さん)が話していましたが、この中に入っているのは本当の大腸ではなく、正確には
大腸の少し上の部分(小腸に近い部分)だと言っていました(気持ちちょっと安心)。
でも、『こてっちゃん、ホルモン』だと思えば何でもないですね。
『刈包(グア バオ)』
これは蒸した饅頭で豚バラ肉や野菜などを挟んだ中華版のハンバーガーです。
見かけどおりのボリュームになるので、これ一つでけっこうお腹が膨れます。
屋台等では一つ40~60元ほど(150円ぐらい~)で売られています。
私が台湾に来たばかりの時は、お金がいつも無くて生活するのに精一杯だったので安い屋台でばかり食べていました。
でも屋台の料理は本当に美味しくて、毎日のように当時はその美味しさに感動していました。
因みに、埔里は台湾の昔からの伝統料理が食べられる所がまだたくさんあります。(ド田舎ですから)。