こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝、新聞を外のポストにとりいくために玄関ドアを開けたら、昨日のとは微妙に、しかし明らかに違う、ほんのりとした暖かさが感じられました。
お、春だ。なんて、ちょと感じたんですけど、あなたは今朝どう感じましたか?
でも今週末にはまた次の寒波がやってくるらしいという予報です。
まだまだ、だって建国記念の日の毎年のあの冷たさといったら、ないですからねえ。
関西では、奈良のお水取りが済むまで、春はやってこないといわれています。
そういえばお水取りは3月11日の夜に行われますねえ、確か。
昨年はあの大震災の日でした。
もちろんニュースでは、放送されるどころの騒ぎではなかったので、例年通りやったのかどうか知りませんが。
あんなことがなければ、例年通りニュースで放送されて、ああ今年も春がやってくるんだなあという感慨に耽ることができたのですが………。
さて、今朝(2月5日)の朝日新聞の群馬版に、先週末に行った中心商店街のリポートというんですか、前橋市長選が始まる直前の、朝日新聞からのリポートということで、今回は衰退著しい商店街を取り上げものが掲載されています。
その冒頭に私の名前も出てますが、もし興味のある方は一度お読み下さい。
昨夜、その記者さんから私あてのメールで、今朝の新聞に掲載されますというお知らせが届いていました。
さてその商店街のことです。
先週、寒い中数時間歩いたのですが、やはり途中でトイレに行きたいと思い、たったひとつだけある公衆トイレに行きました。
そのトイレの汚かったことといったら、もう!
もちろん使用した人間が汚したわけですが、頻繁に清掃で回らないようで、二度と使う気も起こらないような有様でした。
商店街の成り立ちは、だいたいが戦後の闇市からです。
人が集まるところに市が立ったのか、市が立ったので人が集まってきたのか、その因果関係までは分かりませが、自然発生的に商店街というものはできていきました。
なぜ商店街がそれ以降成り立ったかというと、その近所に人がたくさん住んだからで、住んでいる人たちのニーズを吸収することで、商店街がなりたっていったわけです。
ところがそのニーズを満たしてほしい人たちが郊外に住むところを求め始めるようになってくると、その郊外にも人々のニーズを吸収しようとする商店が建ち始めました。それがいわゆるショッピングセンターですね。
ショッピングセンタ、ショッピングモールが、今ではかつての商店街のわけです。
ですから昔からある商店街は立地条件で負けてしまったので、そこで生きていくには、今までとは違ったニーズを作り出して対抗していかなくてはならないわけですが、そういう努力をほとんどしてこなかったから、今の体たらくがあるわけです。
そんな中でも努力してしてきたお店は、今でも成り立っています。
商店街は今では人々の「市場」ではなくなっているんです。
じゃあどうするか。
車をそれぞれ持っているんだから車で来てもらえばいいじゃないか。
その通りですね。
でもわざわざ車で買物にやってくる価値のある商品を商っているのか、といえば、それには?????の連続です。
先週私が車で市の駐車場まで行ったときにも、ほとんど満車でした。
でも商店街には人がいないんです。
ということはそうしたインフラの整備が行われていないということですね。
先ほどのトイレの件もありますが。
市営の駐車場はさらにふたつほどあります。
そこは両方とも、何段にもなった復層の駐車場です。
しかしいかんせん、中心商店街からは離れています。
たった2、3百メートルじゃないか、と言う人は、自分が実際に日常的に使う人じゃないからです。
その“たった”の認識の甘さが、そういうことを言わせて平然とさせているんですね。
客の立場からいうと、その“たった2、3百メートル”がいやなんですよ。
何か大きい買物をして歩いてごらんなさい。
手が痛くなってきますよ。
もうこんなところには来ない、なんて思いますよ。
中心に位置する駐車場ほど復層階にするべきではないでしょうか。
それは客のわがままだなんて、あなたは言えますか?
客って、もともとわがままなんです。
そのわがままをある程度満たしてあげるのが、商いする人の役割じゃないですか?
ソフト=商品や役に立つ情報も少なく、ハード=インフラの整備さえ不完全なところに、人はやってこないです。
おまけに、駐車料金は公営であっても徴収されます。
いっそのこと無料にでもすれば、と言いたくなりますね。
というと、すぐに、「無断で長時間駐車する人が多くなるんです」というようなことを言う人が必ず出てきます。
そんなことで買物する人の邪魔になることは避けたいと。
そういう人が邪魔をするほど、今商店街に人は群れていますか?
無料でやってみなはれ、って、もしかしたら松下幸之助さんなら言うかもしれないでしょうね。
思い切ったことをやらないと、人はもうやってこないですよ。
この話はまた後日に、続きを書きたいと思います。
それでは今日はこれで。
経営や販促のご相談は24時間いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝、新聞を外のポストにとりいくために玄関ドアを開けたら、昨日のとは微妙に、しかし明らかに違う、ほんのりとした暖かさが感じられました。
お、春だ。なんて、ちょと感じたんですけど、あなたは今朝どう感じましたか?
でも今週末にはまた次の寒波がやってくるらしいという予報です。
まだまだ、だって建国記念の日の毎年のあの冷たさといったら、ないですからねえ。
関西では、奈良のお水取りが済むまで、春はやってこないといわれています。
そういえばお水取りは3月11日の夜に行われますねえ、確か。
昨年はあの大震災の日でした。
もちろんニュースでは、放送されるどころの騒ぎではなかったので、例年通りやったのかどうか知りませんが。
あんなことがなければ、例年通りニュースで放送されて、ああ今年も春がやってくるんだなあという感慨に耽ることができたのですが………。
さて、今朝(2月5日)の朝日新聞の群馬版に、先週末に行った中心商店街のリポートというんですか、前橋市長選が始まる直前の、朝日新聞からのリポートということで、今回は衰退著しい商店街を取り上げものが掲載されています。
その冒頭に私の名前も出てますが、もし興味のある方は一度お読み下さい。
昨夜、その記者さんから私あてのメールで、今朝の新聞に掲載されますというお知らせが届いていました。
さてその商店街のことです。
先週、寒い中数時間歩いたのですが、やはり途中でトイレに行きたいと思い、たったひとつだけある公衆トイレに行きました。
そのトイレの汚かったことといったら、もう!
もちろん使用した人間が汚したわけですが、頻繁に清掃で回らないようで、二度と使う気も起こらないような有様でした。
商店街の成り立ちは、だいたいが戦後の闇市からです。
人が集まるところに市が立ったのか、市が立ったので人が集まってきたのか、その因果関係までは分かりませが、自然発生的に商店街というものはできていきました。
なぜ商店街がそれ以降成り立ったかというと、その近所に人がたくさん住んだからで、住んでいる人たちのニーズを吸収することで、商店街がなりたっていったわけです。
ところがそのニーズを満たしてほしい人たちが郊外に住むところを求め始めるようになってくると、その郊外にも人々のニーズを吸収しようとする商店が建ち始めました。それがいわゆるショッピングセンターですね。
ショッピングセンタ、ショッピングモールが、今ではかつての商店街のわけです。
ですから昔からある商店街は立地条件で負けてしまったので、そこで生きていくには、今までとは違ったニーズを作り出して対抗していかなくてはならないわけですが、そういう努力をほとんどしてこなかったから、今の体たらくがあるわけです。
そんな中でも努力してしてきたお店は、今でも成り立っています。
商店街は今では人々の「市場」ではなくなっているんです。
じゃあどうするか。
車をそれぞれ持っているんだから車で来てもらえばいいじゃないか。
その通りですね。
でもわざわざ車で買物にやってくる価値のある商品を商っているのか、といえば、それには?????の連続です。
先週私が車で市の駐車場まで行ったときにも、ほとんど満車でした。
でも商店街には人がいないんです。
ということはそうしたインフラの整備が行われていないということですね。
先ほどのトイレの件もありますが。
市営の駐車場はさらにふたつほどあります。
そこは両方とも、何段にもなった復層の駐車場です。
しかしいかんせん、中心商店街からは離れています。
たった2、3百メートルじゃないか、と言う人は、自分が実際に日常的に使う人じゃないからです。
その“たった”の認識の甘さが、そういうことを言わせて平然とさせているんですね。
客の立場からいうと、その“たった2、3百メートル”がいやなんですよ。
何か大きい買物をして歩いてごらんなさい。
手が痛くなってきますよ。
もうこんなところには来ない、なんて思いますよ。
中心に位置する駐車場ほど復層階にするべきではないでしょうか。
それは客のわがままだなんて、あなたは言えますか?
客って、もともとわがままなんです。
そのわがままをある程度満たしてあげるのが、商いする人の役割じゃないですか?
ソフト=商品や役に立つ情報も少なく、ハード=インフラの整備さえ不完全なところに、人はやってこないです。
おまけに、駐車料金は公営であっても徴収されます。
いっそのこと無料にでもすれば、と言いたくなりますね。
というと、すぐに、「無断で長時間駐車する人が多くなるんです」というようなことを言う人が必ず出てきます。
そんなことで買物する人の邪魔になることは避けたいと。
そういう人が邪魔をするほど、今商店街に人は群れていますか?
無料でやってみなはれ、って、もしかしたら松下幸之助さんなら言うかもしれないでしょうね。
思い切ったことをやらないと、人はもうやってこないですよ。
この話はまた後日に、続きを書きたいと思います。
それでは今日はこれで。
経営や販促のご相談は24時間いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)