言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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再生ではなく、創造?

2015-12-24 08:43:29 | 商店街の再生

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

再生ではなく、創造?

昨日は曇り空が続き、夜になって雨が降ってきました。
気温も、日中でも10℃に届かない、ここらあたりでは真冬日。

今日はもうその雲もほとんどなくて、これから晴れて、今の時分としては暖かい陽気になるようです。

クリスマス・イブ、だけどね。


今日は今年最終の太田商工会議所の訪問日です。

これから出掛けます。

小売店の方は忙しくされているようで、それはそれで嬉しいことですが、わたしのような者は逆にちょっと暇で、今日は小売りではない相談が控えています。



本題です。

今また、現代の商店街がどのようにできてきたのかという歴史的な本を読んでいます。

これまで読んだようなハウツーとか、事例とかではなくて、一度歴史的なこともよく知っておかなくては、これからどのようになっていくのかということのためにも必要なではないか、と思ったんです。


まあこれから書くことはそれには関係ないんですが………。


さて、今どこでも、相変わらず、“商店街の再生”事業や何やらでがんばっている方がたくさんいらっしゃるんですが、本当に“再生”するのか、それなら無理やろ(と、こんなところで関西弁)、という思いがわたしにはずっと前からあります。


再生ということは、今までの、元の状態に戻すというような意味合いが強いですよね。

しかし、そのように考えていると、絶対にシャッター商店街が元の繁華街に戻ることはありません。


どんなに再生事業をお金をつぎ込んでやっても、それはもう無理なんです。

それよりも、今の地所をそのまま空き地にしておくのはもったいないから、元のように人がたくさん集まる場所にもう一度しよう、というのでしたらまた話が違ってきます。


商店街の再生ということではなくて、人がまた戻ってくるためにどのようにするか、という議論でもっと話してほしいなという気がします。


なるほど、現在そのような形で再生を果たそうとしている先進的なところもありますが、いかんせんそれはまだまだ少数です。

相変わらずに、いなくなったお客様に、もう一度戻ってきてもらおうとあがいているだけに過ぎないようなところがほとんどのような気がします。


この、商店街が“かつてあった”場所を、また人が群れ集う場所にしよう、ということから話をした方が早くて、もっと建設的な意見も出やすくなるんではないでしょうか。

いい加減に目を覚ましてほしいですね、特にその旧商店街でまだ元気にがんばって、再生を願っている人たちには。

今のままの形態では、いくらイベントや事業をやったところで、一過性のもので終わってしまいます。

それは、その人たちが一番、肌で感じていることではないでしょうか。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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