こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今日も朝からよく晴れています。
昨日、帰宅後、日が暮れてから散歩に出ると、けっこう北風が強くて、寒かったので、これはまた冬に逆戻りか、と思ったのですが、今朝はまた穏やかな天気になっています。
でも西の方から下り坂で、明日になれば雨らしいですね。
製造業や小売業では、在庫は少ない方がいいと言われます。
当たり前です。これが常識です。
でもその在庫を増やすことによって繁盛している企業もあります。
昨日テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ていたらそういう企業が紹介されていました。
その企業はキューポラのある町、川口市にある部品メーカーで、多品種の部品を常に在庫しています。
機械というものは常に動いていてこそ製品が効率よく生産されるわけですが、小さな部品ひとつの故障でも、まったく動かなくなってしまいます。
そうすると、作業に従事していた従業員は、機械が直る(部品交換)まで遊ばせてしまうことになります。
そうしたときに交換部品がすぐに手に入れることができれば、それが早ければ早いほど、従業員を遊ばせておく時間が少なく、ロスもその分少なくなります。
しかし、これは皆さんご存知のように、いざ修理とか部品を取り寄せるとなると、時間がかかります。
たとえばコピーが壊れたから来てくれといわれていってみると、部品を交換しなくてはならない。
そうすると早くても翌日の修理になりますね。
そんなニーズにすぐに対応できるように、今まで製造した部品(紹介されたメーカーは歯車)はすべてストックしておき、注文があると、細部を加工するだけで、すぐに納品できる体制になっています。
一度でも今すぐに欲しい部品がすぐにでも納品されるとなると、その部品を使っているメーカーは離れなくなりますね。
これは何も製造業に限ったことではありません。
ジョイフル本田というホームセンターの方針は、1年間に1個しか売れない商品でも、ニーズがある限り、在庫しておくといつか社長が言っていたことがありました。(現在はどうか知りませんが)
また九州にあるAZというこれもホームセンターですが、ここではそれ以上に、手袋なのは左右別々に販売しています。
作業用の手袋というと、必ず利き手の方が早く消耗します。
ですからわざわざ仕入れた商品のパッケージを分解し、左右別々に分けて陳列するわけです。
私が以前訪問したことのある部品製造の工場でも、今までに注文があった部品のサイズや形状を集計し、自社でその規格を数十種類に分類して、すべて在庫するようにしているということでした。
そうすることによって、受注にすぐに応えることができると喜ばれるようになったということです。
そのメリットは他にもあります。
小売業でも製造業でも、稼働する時間にはムラがあります。
たくさん受注するときもあれば、暇なときもあります。
ですから、受注が少なくて暇なときには、在庫を調べて少なくなっている部品を、過去のデータから数量を分析して、暇な時間にあらかじめ作ることもできます。そうして製造のムラもなくせます。
いちがいに在庫は悪だという考え方から脱却し、まずお客様の視点で考えることがメーカーにも必要ではないでしょうか。
お客様の視点で考えるということは、何も小売業・サービス業だけに限ったことではないんですね。
それでは今日はこれで。
経営や販促のご相談は24時間いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
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消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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製造業や小売業では、在庫は少ない方がいいと言われます。
当たり前です。これが常識です。
でもその在庫を増やすことによって繁盛している企業もあります。
昨日テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ていたらそういう企業が紹介されていました。
その企業はキューポラのある町、川口市にある部品メーカーで、多品種の部品を常に在庫しています。
機械というものは常に動いていてこそ製品が効率よく生産されるわけですが、小さな部品ひとつの故障でも、まったく動かなくなってしまいます。
そうすると、作業に従事していた従業員は、機械が直る(部品交換)まで遊ばせてしまうことになります。
そうしたときに交換部品がすぐに手に入れることができれば、それが早ければ早いほど、従業員を遊ばせておく時間が少なく、ロスもその分少なくなります。
しかし、これは皆さんご存知のように、いざ修理とか部品を取り寄せるとなると、時間がかかります。
たとえばコピーが壊れたから来てくれといわれていってみると、部品を交換しなくてはならない。
そうすると早くても翌日の修理になりますね。
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一度でも今すぐに欲しい部品がすぐにでも納品されるとなると、その部品を使っているメーカーは離れなくなりますね。
これは何も製造業に限ったことではありません。
ジョイフル本田というホームセンターの方針は、1年間に1個しか売れない商品でも、ニーズがある限り、在庫しておくといつか社長が言っていたことがありました。(現在はどうか知りませんが)
また九州にあるAZというこれもホームセンターですが、ここではそれ以上に、手袋なのは左右別々に販売しています。
作業用の手袋というと、必ず利き手の方が早く消耗します。
ですからわざわざ仕入れた商品のパッケージを分解し、左右別々に分けて陳列するわけです。
私が以前訪問したことのある部品製造の工場でも、今までに注文があった部品のサイズや形状を集計し、自社でその規格を数十種類に分類して、すべて在庫するようにしているということでした。
そうすることによって、受注にすぐに応えることができると喜ばれるようになったということです。
そのメリットは他にもあります。
小売業でも製造業でも、稼働する時間にはムラがあります。
たくさん受注するときもあれば、暇なときもあります。
ですから、受注が少なくて暇なときには、在庫を調べて少なくなっている部品を、過去のデータから数量を分析して、暇な時間にあらかじめ作ることもできます。そうして製造のムラもなくせます。
いちがいに在庫は悪だという考え方から脱却し、まずお客様の視点で考えることがメーカーにも必要ではないでしょうか。
お客様の視点で考えるということは、何も小売業・サービス業だけに限ったことではないんですね。
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