こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。
この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
それでは第41回目です。
41.そんなに簡単に作っていいの? キャッチフレーズ
書店の広告関係やビジネス関係の書棚をのぞくと、よくこんなタイトルの本が目に入ります。
『すぐにでもできるキャッチコピー』
『カンタン! キャッチコピー』
等々。
企業の皆さん、店主の皆さん、本当にそんなに“カンタンに”、“誰にでもできるように”作っていいの? 会社やお店の商品を左右することですよ。
これは言っておきますが、あくまでも素人の人が参考にするものですよ。
でも、素人の人も、それを真に受けて、言うがままに作っていたら、結局他社や、他店と同じものになってしまいます。そうじゃないですか。
巷には、それらを参考にしたと思われる稚拙なコピー(キャッチフレーズ)が出回っています。
それらのほとんどは、そういった世に言うところのヒットキャッチからヒントを得て、ただキーワードを自分の会社やお店に都合のいいものに変えているだけです。
<例>
「△△社の元気の素は、◯◯◯です。」
「わたしたちは◯◯◯をいつも鍛えています」
◯◯◯の中に、自社の、自店の売りを入れれば、さあ完成です。なんてね。
それでいいんだよ。と開き直ることのトップは、それはそれで幸せでしょう。
しかしそれで自分の会社なり、お店なりがオリジナリティを持つことができている、なんて考えていると大きな間違いです。
じゃあ次の新商品、お店にふさわしいキャッチフレーズは?
また物真似ですか。
それは類型化への第一歩、落とし穴です。
それで悩んでまた違うキャッチフレーズを真似る。
ドツボ、ですね。
どんどんオリジナリティから離れていきます。
苦しんで作ってみましょうよ。
苦しんで、苦しんで出てきたキャッチフレーズでいいじゃないですか。あなたはコピーライターじゃないのですから。
さて、それではプロのコピーライターの番です。
あなたはそれまでに出てきている気に入ったコピーを真似ていませんか。そのまま使うには、さすがに抵抗があって、ちょっと言い回しを変えたりなんかして。
そういうのもよく見かけますよね。
最初の頃よくいいましたけど、勉強中はいいんです。
どんどんいいコピーを真似て、真似て、真似まくってみる。それは自分のオリジナリティをつかむ近道でした。
また、一度はそうしないと、コピーの持ついいリズムがなかなかつかめないからです。
でも、一人前のプロになったら、今度はそれをお手本に勉強されるコピーを創造しましょう。
苦しいです。
それはそれは苦しいです。
でも、プロなんだから。
それで飯を喰っているわけですから。
それひとつで、名も知れなかった商品を世に送り出し、ヒットさせるのですから。
そんな大それたことをやってのけることができることもあるのに、それが教則本のパクリだったとしたら・・・。悲しくなっちゃいますよね。
逆にヒットすればヒットするだけ、良心の呵責に悩まされることになってしまいますよ、きっと。
ね。
クライアントのために、そしてひいては消費者のためになる商品を世に送りだすためには、やはり苦しまなくては。
そんなに苦しまなくても、ヒットコピーなんて、じゃんじゃん生みだせるよ、と豪語する人。いいですねえ、しあわせでしょう。人生、楽しいでしょう。
そういう人は、せいぜい楽しんでください。
そうでない人は、世のため、人のため、そして自分のために、苦しみましょう。サディズム的ですが、そこから楽しみが出てきます。
今回言いたいことは、まあどうしてもでないときはちょっと教則本を眺めてみるのはいいけど、苦し紛れに教則本には頼らないで、やはりプロならプロらしく、でないときは苦しみましょうということです。
教則本はあくまでも、あまりコピーの力を信じない人、素人の人が使うべきものだということです。
キャッチフレーズが、とにかく体裁良くあればいい、という人向けなのですよ、教則本というのは。
まあそういうことで役に立っているのであればいいんですけどね。
<42>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
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藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
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41.そんなに簡単に作っていいの? キャッチフレーズ
書店の広告関係やビジネス関係の書棚をのぞくと、よくこんなタイトルの本が目に入ります。
『すぐにでもできるキャッチコピー』
『カンタン! キャッチコピー』
等々。
企業の皆さん、店主の皆さん、本当にそんなに“カンタンに”、“誰にでもできるように”作っていいの? 会社やお店の商品を左右することですよ。
これは言っておきますが、あくまでも素人の人が参考にするものですよ。
でも、素人の人も、それを真に受けて、言うがままに作っていたら、結局他社や、他店と同じものになってしまいます。そうじゃないですか。
巷には、それらを参考にしたと思われる稚拙なコピー(キャッチフレーズ)が出回っています。
それらのほとんどは、そういった世に言うところのヒットキャッチからヒントを得て、ただキーワードを自分の会社やお店に都合のいいものに変えているだけです。
<例>
「△△社の元気の素は、◯◯◯です。」
「わたしたちは◯◯◯をいつも鍛えています」
◯◯◯の中に、自社の、自店の売りを入れれば、さあ完成です。なんてね。
それでいいんだよ。と開き直ることのトップは、それはそれで幸せでしょう。
しかしそれで自分の会社なり、お店なりがオリジナリティを持つことができている、なんて考えていると大きな間違いです。
じゃあ次の新商品、お店にふさわしいキャッチフレーズは?
また物真似ですか。
それは類型化への第一歩、落とし穴です。
それで悩んでまた違うキャッチフレーズを真似る。
ドツボ、ですね。
どんどんオリジナリティから離れていきます。
苦しんで作ってみましょうよ。
苦しんで、苦しんで出てきたキャッチフレーズでいいじゃないですか。あなたはコピーライターじゃないのですから。
さて、それではプロのコピーライターの番です。
あなたはそれまでに出てきている気に入ったコピーを真似ていませんか。そのまま使うには、さすがに抵抗があって、ちょっと言い回しを変えたりなんかして。
そういうのもよく見かけますよね。
最初の頃よくいいましたけど、勉強中はいいんです。
どんどんいいコピーを真似て、真似て、真似まくってみる。それは自分のオリジナリティをつかむ近道でした。
また、一度はそうしないと、コピーの持ついいリズムがなかなかつかめないからです。
でも、一人前のプロになったら、今度はそれをお手本に勉強されるコピーを創造しましょう。
苦しいです。
それはそれは苦しいです。
でも、プロなんだから。
それで飯を喰っているわけですから。
それひとつで、名も知れなかった商品を世に送り出し、ヒットさせるのですから。
そんな大それたことをやってのけることができることもあるのに、それが教則本のパクリだったとしたら・・・。悲しくなっちゃいますよね。
逆にヒットすればヒットするだけ、良心の呵責に悩まされることになってしまいますよ、きっと。
ね。
クライアントのために、そしてひいては消費者のためになる商品を世に送りだすためには、やはり苦しまなくては。
そんなに苦しまなくても、ヒットコピーなんて、じゃんじゃん生みだせるよ、と豪語する人。いいですねえ、しあわせでしょう。人生、楽しいでしょう。
そういう人は、せいぜい楽しんでください。
そうでない人は、世のため、人のため、そして自分のために、苦しみましょう。サディズム的ですが、そこから楽しみが出てきます。
今回言いたいことは、まあどうしてもでないときはちょっと教則本を眺めてみるのはいいけど、苦し紛れに教則本には頼らないで、やはりプロならプロらしく、でないときは苦しみましょうということです。
教則本はあくまでも、あまりコピーの力を信じない人、素人の人が使うべきものだということです。
キャッチフレーズが、とにかく体裁良くあればいい、という人向けなのですよ、教則本というのは。
まあそういうことで役に立っているのであればいいんですけどね。
<42>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。
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