言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

商店街を商店の集積とは考えないところから

2012-11-21 10:01:02 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝もよく晴れています。

昨日もよく晴れていましたが、午後から寒風が強くなり、会議所会館を出て駐車場に行く時には、なかなか前に進めないほどの強風になっていました。

しかしその風も今朝にはたいてい収まり、今日は昨日よりも暖かい、いわゆる小春日和がのぞめそうな快晴の朝です。

トイレ掃除で便器にたまった水に手を入れると、とても冷たくて、身が縮まる感じですが、廊下などの拭き掃除が終わると、ちょっぴり汗ばみます。

石油ストーブにかけた薬缶の中には、麦茶がチンチンと湧いています。
わが家では一年を通して麦茶を湧かしていましていまして、湧いた麦茶をポットに入れて保存しています。
夏は氷を入れたカップにそれを注いで冷たい麦茶に、冬は熱いままカップに入れ、のどが渇いたら飲むようにしています。

夜になるとだいたいそれがなくなってしまうので、翌朝はまた同じようにして湧かします。
余ることはあまりないのですが、やはり宵越しはいやなので、翌朝には捨てて、また新しい麦茶をポットに入れます。

夜に余っていると、カップに入れて寝室へ。
夜中に目が覚めたら、それを、のどを潤すために一口、2口、口に含んでから、また眠るようにしています。



さて、商店街のあり方がもう何年も前から議論されていて、再生された事例も聞くこともありますが、その事例を真似て自分たちも、と思ってやるとだいたい失敗していますね。

地域地域でその成り立ちから、文化まで微妙に違うわけで、そのまま事例を持ち込んでも、その地域には合わないからです。

じゃあ良いところだけ取り入れようとしても、それはそれでまただめでしょうね。
その事例となる再生事業にも、衰退から再生までの間の小さな失敗と成功という歴史がたくさんつまっているからで、それを無視してただ良い例だけ、その上辺だけをチョイスして取り入れようとしても、うまくいきっこありません。

やはりその商店街はその商店街で、自分たちで考えて独自の再生策を練り上げないと、なかなか難しいところがあると思います。

だから逆に、まったく思い切ったこと、誰も、どこもが考えつかないような面白いことをやればいいんじゃないかなって思う時もあります。


たとえば、極端ですが、空き店舗を壊してそこを農地にしても面白いんじゃないでしょうか。
家庭菜園の延長ですね。貸し農園にしても面白い。
そうするとそこに人もやってきます。

土地の持ち主が暇にまかせて菜園を耕し、その生産物を販売しても面白いし、どこかの幼稚園や学校などの園芸教室に使ってもらってもいいし、ただその土地に季節の花を咲かせるだけでもいいと思います。

こんなことを言うと、ほとんどの人がばかばかしい、夢物語だと一笑に付すわけですが、今の世の中、どんなことで評判を呼ぶか分かったものではないんです。

一見ばかばかしいと思われるような中にこそ、次代を築くヒントが隠されているように思いますが。

商店街に農地があってどこがおかしいのだろう。


みなさん多分ご存知だと思いますが、東京にある社民党のビルの屋上に何があると思いますか?
養蜂場、です。
そこからとれる蜂蜜も、ちゃんと販売されているということですよ。

政党と蜂蜜、何の関連もありませんが、別に変だとも思わないでしょ?

最初にやった者が勝ち、なんです。
勝ちはいつか価値を生み出します。


商店街を商店の集積とは考えないところから、商店街の“街”の再生が始まるのではないでしょうか。
その土地、その地域の有効利用、ではなくて、とんでもない利用法を考えてみませんか?
有効利用なんて考えているから、何も良いアイデアが出てこないのでは?


さあ今日もがんばろう!

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