こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
昨日はほぼ一日中雨でした。
今朝もまだ曇っていますが、これから徐々に晴れてきそうです。
でも、それに連れて気温も上がっていきそうな気配です。
ここに坐る前に机周りや床、廊下などを拭きましたが、汗がけっこう出てきましたから。
蒸し暑くなるんでしょうね。
予報では夏日になるそうだということです。
今日は先ほど読み終えた本を紹介します。
タイトルは「サービスの達人たち」。
この本の続編には「サービスの裏方たち」「サービスの天才たち」もあります。
上記の「サービスの裏方たち」を先に読みました。
その出会いは、いつものように暇な時にのぞいたブックオフで、何気なく本棚を物色していたときに、ふと目に止まったのがきっかけです。
そのときは何だか向こうから、「私の方を見ろ、このタイトルを見ろ」と呼びかけてきたみたいな感じでした。
こんなときってありますね。
自分で意識しないで何気なくという感じで、つい手がそこに行って引き出してしまいました。
それが「サービスの裏方たち」という新潮文庫でした。ページ数250ページほどの薄めの文庫本で、普段ならあまり目に止めない分類のコーナーにありました。
不思議ですね。そのときはよほど暇だったのか、時間があったのか、いつも見ないコーナーまで何気なく目がいった時に、その本の背表紙だけが私を呼んでいました。
さてこの「サービスの裏方たち」の紹介はおいといて、まず「サービスの達人たち」の方を紹介します。
この本もページ数230ページほどの薄さです。
この本で紹介されている達人たちは、ロールスロイスの営業マン、「並天丼」一筋の料理人、今では絶滅した職業の三助さん、ウイスキーのブレンダー、伝説のゲイバーの経営者、電報配達人、銀座ではなく新宿ナンバーワンのホステスさん、“呼び屋”と呼ばれた興行師、世界一の靴磨き、です。
これを解説している酒井順子さんの文章の中に、この本に出てくる達人たちをよく表現してくれているところがあります。
「おそらく日本人が本当に好きなのは、技術によるサービスではなく、『そうせずにはいられない』から行われるサービスだと思うのです。そしてこの本で取り上げられているのは『そうせずにはいられない』からサービスをしている人ばかりです」
まさにこの文章の通りです。
その中でも最後に登場するキャピトル東急ホテルの靴磨き“源ちゃん”こと井上源太郎さんの「ヘップバーンを虜にした靴磨き」のサービスのこだわりには、その真髄が示されているように思われます。
「靴を磨いている時にはお客さんの姿をイメージしながら仕上げるんだよ。だからその人の姿が思い出せないようになったら、仕事したくないんだ、うん。それが人と人とのつき合いってもんでしょう。」
サービスというのは単に値段を下げるというのではなく、お客様の姿をイメージし、その人が一番喜ぶことをしてあげるということで、そのためには自分のお客様の名前だけではなく、その性格や好み、ライフスタイルまで把握して、それをサポートするというのが究極のサービスではないでしょうか。
日本では“サービス”というと、値引きするとか、無料にするとか、何かもうひとつつけるとか、そんなことの言葉として普段は使われていますが、サービス業のサービスとは、そういうことではなくて、ひと言で言えば、相手をその人の身になってサポートすることではないでしょうか。その奥にはさまざまな要素が含まれていますが。
サポートした対価として料金をいただく。それがサービス業ですよね。
それが真のサービス業だと思います。
考えてみれば(ここで考えるんか?)、私もそのサービス業に携わっている一人です。
相手の身になって明日を考えなければいけないですね。
この本をものにした作者の野地秩嘉(のじつねよし)さんは経済関係のライターではなく、もともとはルポライターですので、経済面からの角度ではなく一人ひとり人間として眺め、本人に密着しながら、一歩も2歩も引いたところから書いているというところは凄いですね。
書いた人たちがたまたまサービス業に従事している人たちだったということなんでしょうね。
さて、次は「サービスの天才たち」を読まなくちゃ。
さあ今日もがんばろう!
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com
また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
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このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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今朝もまだ曇っていますが、これから徐々に晴れてきそうです。
でも、それに連れて気温も上がっていきそうな気配です。
ここに坐る前に机周りや床、廊下などを拭きましたが、汗がけっこう出てきましたから。
蒸し暑くなるんでしょうね。
予報では夏日になるそうだということです。
今日は先ほど読み終えた本を紹介します。
タイトルは「サービスの達人たち」。
この本の続編には「サービスの裏方たち」「サービスの天才たち」もあります。
上記の「サービスの裏方たち」を先に読みました。
その出会いは、いつものように暇な時にのぞいたブックオフで、何気なく本棚を物色していたときに、ふと目に止まったのがきっかけです。
そのときは何だか向こうから、「私の方を見ろ、このタイトルを見ろ」と呼びかけてきたみたいな感じでした。
こんなときってありますね。
自分で意識しないで何気なくという感じで、つい手がそこに行って引き出してしまいました。
それが「サービスの裏方たち」という新潮文庫でした。ページ数250ページほどの薄めの文庫本で、普段ならあまり目に止めない分類のコーナーにありました。
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さてこの「サービスの裏方たち」の紹介はおいといて、まず「サービスの達人たち」の方を紹介します。
この本もページ数230ページほどの薄さです。
この本で紹介されている達人たちは、ロールスロイスの営業マン、「並天丼」一筋の料理人、今では絶滅した職業の三助さん、ウイスキーのブレンダー、伝説のゲイバーの経営者、電報配達人、銀座ではなく新宿ナンバーワンのホステスさん、“呼び屋”と呼ばれた興行師、世界一の靴磨き、です。
これを解説している酒井順子さんの文章の中に、この本に出てくる達人たちをよく表現してくれているところがあります。
「おそらく日本人が本当に好きなのは、技術によるサービスではなく、『そうせずにはいられない』から行われるサービスだと思うのです。そしてこの本で取り上げられているのは『そうせずにはいられない』からサービスをしている人ばかりです」
まさにこの文章の通りです。
その中でも最後に登場するキャピトル東急ホテルの靴磨き“源ちゃん”こと井上源太郎さんの「ヘップバーンを虜にした靴磨き」のサービスのこだわりには、その真髄が示されているように思われます。
「靴を磨いている時にはお客さんの姿をイメージしながら仕上げるんだよ。だからその人の姿が思い出せないようになったら、仕事したくないんだ、うん。それが人と人とのつき合いってもんでしょう。」
サービスというのは単に値段を下げるというのではなく、お客様の姿をイメージし、その人が一番喜ぶことをしてあげるということで、そのためには自分のお客様の名前だけではなく、その性格や好み、ライフスタイルまで把握して、それをサポートするというのが究極のサービスではないでしょうか。
日本では“サービス”というと、値引きするとか、無料にするとか、何かもうひとつつけるとか、そんなことの言葉として普段は使われていますが、サービス業のサービスとは、そういうことではなくて、ひと言で言えば、相手をその人の身になってサポートすることではないでしょうか。その奥にはさまざまな要素が含まれていますが。
サポートした対価として料金をいただく。それがサービス業ですよね。
それが真のサービス業だと思います。
考えてみれば(ここで考えるんか?)、私もそのサービス業に携わっている一人です。
相手の身になって明日を考えなければいけないですね。
この本をものにした作者の野地秩嘉(のじつねよし)さんは経済関係のライターではなく、もともとはルポライターですので、経済面からの角度ではなく一人ひとり人間として眺め、本人に密着しながら、一歩も2歩も引いたところから書いているというところは凄いですね。
書いた人たちがたまたまサービス業に従事している人たちだったということなんでしょうね。
さて、次は「サービスの天才たち」を読まなくちゃ。
さあ今日もがんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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