90歳の壁を越えてから1年8か月、すべての生活動作を減速しながらも自立した日々を過ごすことが出来るので喜んでいる。これも体質と長年の生活習慣によるものだと思う。
家内と常に心掛けていることは「転ばないこと」に尽きる。安全のため、外の階段、玄関、風呂場に手すりを付けたが、外出時のことを考えて、住宅内の段差で気を遣う習慣を養っている。
転倒して大腿骨の骨折により車椅子、寝たきりの生活になった友人知人の姿を見ているので、高齢者には必ず「転ばないように」と声掛けする習慣がすっかり身についてしまっている。
毎年募集している転倒予防川柳で知った、「つまづいて,身より心が 傷ついて」は仰る通り、爺も時々小さな段差で躓いたりすると、「やっぱの年をとったな」と改めて自覚する。