先祖代々の農業の傍ら、農業団体役員 村議として活躍した地域での有識者であり、間もなく81歳を迎えるSさんの話。
時に 旧K村にある家内の実家へ行くと爺の車を見つけてお向かいに住むSさんニコニコしながらやってくる。
爺とは公私にわたり30年以上のお付き合い、お互い話が合う仲であり、会えば お酒を酌み交わしながら奥様のお迎えをいただくまで喋り続ける。
浪花節調の力んだ独特な喋り方、豊富な話題を方言丸出しでのお喋りは退屈しない。
最新の話として、祖父も 親父も81歳で他界されていることから2代続くことは3代続くとの諺を引用して自身も寿命が来たと冗談。
家でも話しているのか、病院に出かける日 息子から間もな死ぬのに、どうして病院に行くのかと問いただされたそうで、親子揃って冗談の激しい家系のようだ。
最近の様子では元気で頼もしい、他界は、まだまだ先のよう。