義弟が住職を務める日蓮宗S寺は平成16年の中越地震で半壊し修復するも、同19年の中越沖地震で全壊して移転、創建以来670年の歴史ある寺院跡地に記念碑を建立、5月30日入魂式が行われた。
住職、長男、孫、3代の僧による読経、参列した檀家の皆さんにとって、感慨もひとしおだったであろう、親族として、改めて檀家の皆さんに感謝とお祝い申し上げたい。
終了後のお斎の場では、寺の移転新築、記念碑建立にご尽力された総代T氏の日蓮宗本山からの表彰式に続いて2時間ほどの宴席は、みんな喜びでいっぱい、お祝いムードに接した良き日だった。
ご案内いただいたお祝い事とあって、久しぶりに紺のスーツとネクタイ姿になって、身の引き締まる気分にさせられ、こんな窮屈な服装で過ごした半世紀近い現役時代を思い出す。