― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

なんて日だ!

2014-09-14 | 想い・思い・体験 話
朝、                 
小鳥さんたちの 可愛くて早口な おしゃべりが聞こえてきて、ロックが興味津々!
だけど スダレが邪魔で外がよく見えない!
窓に張り付くように見ていると、ユキ丸とチャチャ丸もやってきました。
はしゃいだような小鳥さんたちの 賑やかなお話や その姿を見せてやりたいと
スダレを巻いて 外がよく見えるようにしてやりました。

      前日降った雨でノラちゃん達が濡れないよう 屋根代わりに張っておいたスダレです。
      陽射しも弱まってきている今は 雨さえ止んでしまえば 必要はない。
      巻き上げてあげると、その間も待てない様子で 3匹は声のする辺りを ガン見!
      おしゃべりが聞こえる度に 同じ方向に顔が動き 耳が立つ。
      そんな動きが可愛くて、私は この子たちを ガン見!


その際 何気なく目をやった 椿の木 が クモの巣で なんだか汚げに見えたので
排除するため 庭に出ました。

      取っても取っても またすぐに張ってしまう クモの巣の排除は まるで イタチごっこのよう!
      それでも 気づいてしまったんだから このまま見過ごしにはできません。
      そうかといって 近づくのは嫌!
      長い棒を持ち出 して 葉の間に張ったクモの巣を 捜 しながら巻き取っていきました。


すると、
  〔 あれっ!? 〕  嫌な予感が しました。
  〔 似たようなのを 以前見たことがある! 〕
ゾ―ッ、 鳥肌が立ちました。 目を凝らしてよく見ると …

やっぱり、あいつ です
3年前に大被害を被(こうむ)った 茶毒蛾
                       (最初の被害は こちら。 二次的被害は こちら
                                次に見つけた時のお話は こちらで ご覧ください。)


      玄関近くのものは撲滅させたけど、今度は裏庭の椿の木に被害が出ていました。
      付かれているのは ところどころながら、その葉には 満員電車のごとく
      ビッシリとひしめき合い うごめいている!
      ゾッとすると毛が逆立つ というけれど、その時の毛は長く感じるほど 全身がゾワーッ!
        〔 これは一刻も早く何とかしないと …! 〕
      その一心で 大ばさみを持って来ていました。
      けれども 枝を切り落そうとすれば 少なからず揺れる!
      そうなれば また毛針が飛び散って 身体中に発疹が出る可能性は大きい。
      そう思い当たって 直前で踏みとどまりました。


  〔 それなら どうする? 〕
どうしたものかと考えたら、やはり 前回同様 ハイター作戦
いいのではないかと思えました。
      ハイターの原液を濃いめに薄めて噴霧。          
      この方法は 毛針が濡れて飛び散りにくい という利点があります。
      だけど、風向きによっては自分にもかかるので けっこう大変である ともいえます。
      しかも、1回の噴霧で ほぼ死滅すると思ったのに、なかなか死ぬまでには至らない。
      こんな害虫でも 苦しむ姿は見たくないもの。
      ひとおもいに と思ったのに 何度も持ち替えることとなって、腕や指が痛くなりました。


  〔 もっと他にいい方法はないかしら!? 〕
次に思い付いたのは お風呂場で使う カビキラー
<混ぜるな危険> と書いてあるので気にはなりましたが 使うのは外。
  〔 試す価値はあるな! 〕 と思えて 少しかけてみました。
      こちらは泡が幼虫を包んでくれます。            
      さらには 消えるまでに時間がかかり、様子もわかりやすい。
      有毒ガスの発生などの心配 はなさそうなので 葉ごと包み込むように吹きかけました。
      薄めるなどの手間もなく そのまま使えるため とても便利ではあるけれど、
      泡は 固まりになるので ハイターほどには飛ばず、近くからでないと命中し難い
      という欠点もあります。 それでも掛かれば 威力はありそうに思えました。


考えたり、実行 したり、見守ったり …
一段落するまでには かなりの時間を有しました。
まだ 完全に撲滅できたのかどうか 心配はありましたが、
毛針 が飛んで刺さっていたりしたら嫌なので
  〔 後で確認することにして、とりあえずシャワーを浴びて着替えよう! 〕
そう思って家の中に入ることにしました。
しかし、                                       
この時 閉めたはずの網戸が少し開いていることに気づきました。
  〔 えっ もしかして!? 〕  またしても 嫌な予感!
蚊取り線香を焚いていたので 蚊の侵入は防げたと思われるけれど
代わりに 室内から ロックが脱走 していました。

      茶毒蛾退治に集中し過ぎて 網戸の開閉がおろそかになっていたことに
      まったく気づかなかったのは軽率でした。
      この状態で ロックの脱走は予測できました。 けれど 今は 真似っこの おチビ2匹がいる。
      慌てて それぞれの名前を連呼 してみたのだけれど、まったく気配がなくて、
        〔 もしかして、全員いなくなっちゃった!? 〕
      不安が広がり、焦って捜 したら、なんと、2匹は のんびりと イスの上で寝ていました。
        〔 よかった~ぁ! あんなに付いて回ってたのに 一緒に出て行かなかったのね! 〕
      意外すぎて驚いたけれど、心配が 1/3 になったと思ったら ホッとしすぎて ちょっと気抜け!
      きっと ロックが出て行ったのに気づかなかったんでしょうね~!  不幸中の幸いでした。
      けれども まだ残っている 問題児。  改めて外に出て呼びかけてみたら …
      悪びれた様子もなく、 「な~に? 呼んだ?」  そんな顔を して寄って来ました。
      それでも 捕まえようとすると 逃げる!
      木や雑草が生い茂っている裏庭は 好奇心が駆り立てられて楽しくてしかたないようです。
      心配なのは 蚊に刺されること と いなくなること!
      けれども 追いかけまわしたところで捕まえられるわけがない!
      ひとまず目を瞑って シャワーを浴びることにしました。


毛針を警戒 して 着替えも済ませたあとは、再び ロックの捕獲作戦開始!

      庭を見たら お嬢が消えていて不安になりましたが、
      呼んだら 斜め隣りのお家のほうから降りて来ました。
       「ロック ご飯だよ!」  缶の餌で誘ってみたけれど、
      あちらも こんな楽しい時間を おいそれとは引き換えにしない。
      すったもんだの末、最終手段として <焼ササミ> で勝負を仕掛けたら
      やっと何とか 捕獲することができました。

食べた後は 即 お風呂!

      ついついマーブルと間違ってしまうのだけれど、我が家に来て1年2ヵ月余りの
      ロックお嬢は まだ2度くらいしかお風呂に入っていませんでした。
      そのため抱いて連れて行ったら 嫌がって逃げようとし、背中に回って おもらし
      けれども ここで ひるんで逃がしたりしたら また大変!
      押さえつけるようにして入れてしまいました。
      おかげで 濡れないよう気を付けていた着替えたばかりの服ごと、全身 ビッシャビシャ!
      ここまでくると かえって開き直れます。
      拭く際にも 必死で抵抗するお嬢を ギュッと抱きしめ 押さえつけ、しっかり拭き取って、
      私も もう一度お風呂に入って着替えることとなりました。



茶毒蛾騒動 の後の 休む間もない ロック脱走&捕獲騒動
「バイきんぐ」( 「キングオブコント2012」 王者) 小峠さん(左)のギャグ じゃないけれど、
                           「 なんて日だ 」 
                      そう言いたくなった しんどい半日でした。


後で見たら、茶毒蛾 は ほぼ死滅 していました。
後日には 見える限りでは 壊滅!  けれども、まだ しっかりと くっついていました。
 
死んでもなお ゾ~ッ とする姿です。


高い位置にある葉は 見落としてしまいがち だということが よくわかります。
玄関近くのものは 始終行き来するので被害には遭いやすい。
けれど、目線が低いから 気をつけていれば見つけやすいし、
普段からの 噴霧で予防は しやすい。
こんなことがあると、
離れているから平気だろう などという 安易な考えは怖いな と思います。

        〔 あの 幼虫の数!  あんなのが全部育ったら … 〕
        〔 気づかずに 近寄ったり 触れたりしたら … 〕
      そう思ったら 鳥肌が立ちます。
        〔 だけど、あれって小鳥さん達の餌だったりするのかしら!? 〕
      ふと 疑問が生まれました。
        〔 だから 小鳥さん達が来てたの? 〕
        〔 もしそうだとしたら、薬品を撒いて殺しちゃったのって 悪かったのかな!? 〕
        〔 それに、あんな小さな体で 毛針が刺さっても平気だなんて ありえるのかしら!? 〕
      必死だったから 自分たちへの被害回避草木へのダメージは無 し
      それしか考えていなかったけれど、
      小鳥さん達の食事や健康 に 配慮 していなかったことが急に気になり出しました。


可愛い小鳥さん達が止まるのは もっとずっと上のほうの枝のようだけど、
せめて 早く雨が降って、きれいに洗い流 してくれるといいな と思えました。

      雨が降ったのは2日後で、しかもそれはかなり激 しい雨でした。
      おかげで 葉の表面に付いた虫の死骸は ほぼ洗い流され、葉もきれいになりました。
         〔 これでもう 安心! 〕 と云いたいところではあるけれど、
      茶毒蛾が小鳥さん達の餌なのかどうかは まだ不明のままなので、
      今後、もしまた 駆除にハイターやカビキラーを使う状況が生じた時には、
         〔 小鳥さんのことも 頭の片隅には置いておかないとね! 〕 と思えました。


雨が降ってくれて ホッとしたけど、茶毒蛾は恐ろしい。

他の生き物には気を配りながら、毎年 気にしていないといけないわね!
それに、ロックたちの脱走にも気をつけないと …!


                      ※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
                                                 こちら で ご覧ください。



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