成長の原動力は「需要創出」
需要創出のサイクルを回す
街角で、いつも見かける他急便。中でもクロネコヤマトの他急便は、この業界の先駆けの企業である。
2代目社長の小倉昌男氏が生み出し、今年で36年。企業は、存続する為には変化は欠かせない。と言われる。
宅急便の登場で、日本人の生活は劇的に変わり、それが今では他産業の成長を促すインフラとして欠かせない存在だ。この代表例が通販業界で、88年から始まった「クール宅急便」が成功例で、今では、食品に限らず、あらゆる商品に通販で買う消費スタイルが定着している。
新しい需要を生み出し、支持されれば1つのインフラになる。それが宅急便業だけでなく、他産業の成長も促せば、インフラはより強固なものになる。
ヤマトの例で言うと、イノベーションとは需要創出。常に成長の原動力だそうだ。
つまり、下記の図にあるように、需要創出とは、
①オンリーワンの商品を生み出す。→ ②ライバルの参入を受け入れ、競争環境を生み出す。→ ③拡大する市場の中で圧倒的なナンバーワンになる。 → ④最終的にそれが事実上の標準化となる。 ということらしい。
今の日本の製造業の世界を見ても、このシステムというか、考え方は同じことが言えると思う。いま日本企業、特に製造業に求められるのは、新たな「需要創出」ではないだろうか。
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