よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

日本の食②/どうなる日本経済(245)

2012-08-29 08:53:59 | どうなる日本経済

中国の爆食はすごい。

豚肉を頂点とした食糧事情

中国の「爆食」は勢いを増しているとの記事を読みました。

あの巨大な人口と高度経済成長を背景に、豚肉を頂点とした食糧事業は、「質・量」の両面で急激な変化を遂げつつあるようだ。

この日経ビジネスの記事によると、「豚肉が世界を変えようとしている。」と見ている。中国では、工業製品と同じように、豚肉の加工ライン化され、将に「企業養豚」の時代に入っているとレポートしている。

季節や豚の体調を見極めて科学的に配合された飼料、厳しい衛生管理、疫病予防など、管理されたシステムが、現在の中国の企業養豚の実態だそうだ。

豚肉を主食とする中国。世界で年間に消費されるおよそ1億トンの豚肉の内、5000万トンを占めるという。

この「中国人の主食」を巡る市場で、巨大な地殻変動が起ころうとしているという。それは、中国の過半の豚肉の供給を担ってきた地方の零細農家が、毎年8~10%廃業しているというのだ。ということは、養豚の主体が企業へ移りつつあるということだそうだ。

今や、この爆食市場を攻略すべく、商社をはじめ日本企業も事業拡大に乗り出すという。中国でも鹿児島が強い「豚肉」が冨を生む時代に入るという。これをどう捉えればいいのだろうか。

 

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