よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

2030年のアジア②/どうなる日本経済(219)

2012-06-04 07:58:11 | どうなる日本経済
インドやASEANが存在感を増す。
 
アジアの未来、発展度と高齢化率で5分類
 
歴史学者アンガス・マデソン氏が証明した「一国の経済成長は長期的に見ればその国の人口と強く相関している。」ことから、日経ビジネスが人口という観点からアジアの近未来を予測している。
 
国連の2011年発表の「長期人口予測」によると、アジア地域の人口は、2010年の41億6425万人から2030年には50億8099万人へと22.0%も増える予測している。
 
人口像を牽引するのはインドやASEANであり、インドは2020年頃までに中国を抜いて世界最大の人口国になることが確実視されており、2030年の総人口は16億1021万人に。(20年間で31.5%増加)、ASEANも同期間に24.1%増え、加盟国10カ国で、7億3517万人に達する。
 
中国は、2030年までの20年間に6570万人増で、伸び率4.9%。一方日本は、2030年までに932万((7.4%)に減り、人口減が加速すると見込まれており、中国、日本は高齢化が進むことになると予測されている。
 
高齢化は、一般的には経済発展の阻害要因となると言われており、この点から日経ビジネスがアジア各国・地域について、高齢化率と経済発展の度合いを時系列に並べて、下記の図のように5つのグループに分類している。もちろん前提条件がいろいろあるが、人口の増加率や年齢別の構成比などをこうりょして2030年までの各国・地域の1人当たり名目GDPを独自に予測している。
 
下図によると、次のような興味ある予測をしている。
 
・アジアで最も高い豊かさを教授するのは、シンガポール、香港の都市型国家、『リッチな国』
・インドを含め多くのアジア諸国は団子状態。人口の速度に比べ、GDPが増加しない。『成長前夜の新興国』
・インドネシアとマレーシアは、高齢化率を20%以下に抑えながら一人当たりのGDPが大幅に伸びる。
『未来の成長国」
・中国、タイ、スリランカは、高齢化のピッチが速いため、1人当たりGDPは低いく。『豊かになる前に老い始めた国』 
・そして、日本、韓国、台湾は、『負担が重い小金持ち国』、としている。
 
          
 
 
 
かごしまシニア応援ネット http://www.kagoshima-senior-ouen.net /     

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/    

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2030年のアジア①/どうなる日本経済(218)

2012-06-01 08:51:22 | どうなる日本経済

日経ビジネスが先月号で徹底予測をしている。

2030年のアジア。どこで作り、どこで売るか。

興味ひかれるタイトルであり、おもしろい記事なので紹介をします。   記事を引用すると、

『21世紀は「アジアの世紀」――。そう言われるように、アジアの経済成長にドライブがかかり始めた。中国やインドはもちろん、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国なども、生産拠点やマーケットとしての存在感を高めている。アジア全体の人口は2030年には50億人を突破し、都市化の進展で消費を牽引する中間層の比率も飛躍的に上昇する。

本誌は今回、アジア主要国について2030年までの経済予測を行った。中国、インド、ASEAN各国の成長がどのような変化をもたらすのか。1人当たりGDP(国内総生産)をはじめ、様々なデータから探るとともに、アジア企業の時価総額ランキングから、伸びる企業の条件も検証した。」

というイントロで始まり、

①発展度と高齢化率でアジアを5分類。

②世界の市場・中国をGDPで一国でなく31カ国に捉えた分析

③中国を中心にアジアの平均賃金のシュミレーション

その他、物価、そしてASEANなどなど。 興味ある分析予測をしている。

この後、追って紹介をしていきます。

          

 

かごしまシニア応援ネット http://www.kagoshima-senior-ouen.net /     

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/    

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする