バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

待つということ

2010年04月11日 | 記事日記

 年が明けてまもない、1月9日の事、その日は風の強い、凍えるような寒い日で、何気なく庭を見ていたわたくしは、2センチほどに伸びて、まるでにっこり笑っているとしか思えない水仙の芽に出会いました。

あまりの健気さにその日の事はよく覚えています。あれから3ヵ月。4月10日の午後6時、「わたしは明日、必ず開きます」と言う水仙のメッセージを聞きました。息子が「伸びるといいね」と言ったあの水仙が明日開くと言うのです。


               

そして今朝、二種類の真白の花がまったく同時にその美しい姿を見せてくれました。「待つ」と言う事の代償が「育つ」と言う事の結果につながった瞬間です。「ただ信じて君を待つ」 親になったわたくしは、「待つ」と言う事の意味を、子育てした日々の反省も含めて、親である以上はこれからもずっと、心に留め置かなくてはならないと思っています。

    

               

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コメント (6)
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