バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

浅い夜更け

2011年11月16日 | 記事日記
 「秋の夜長」と聞きながら、万年早寝のJと夜を更かすことなどまず無いことです。

早く寝ればいいのに、今日はちょっと目的があるようです。Jの目がギラギラしています。
仕方がないので私の近くに呼び寄せました。

のこのこやってきたJは期待に胸を膨らませて私の登場を待っています。
皆様。何が始まるかと思われましたか?(笑)

夕食に間に合わなかった好物の「切干大根の煮付け」が食べたくてしかたがないのです。
匂いに敏感で、炊き上がったのを知っていました!

すっかり片付いて、いよいよわたくしのゴールデンタイムなのに、Jにとことん弱い悪い癖が出て「Jさん。野球の反省会でもしましょうか?」と言って部屋に招き入れました。

 
 

薩摩麦子とすっかり出来上がっていたJでしたが、アサヒB子と寄りを戻すのも簡単です。
節操の無い男は「愛しているのは君だけだ」とわたくしに秋波(これはマジョリンさんから教わったわたくしのお気に入りです)を送りながら、B子をさも愛しそうに飲み干しました。


「ところでJさん。今シーズンの総括はどうですか?」

「う~ん。クヤシイ!もう一度一からやり直しだ」


近畿大会ではスターティングメンバーに入れて貰い、“やっちゃるでぇ精神”で臨んだようですが二打席無安打の屈辱を味わい、試合も一回戦敗退になりました。

「楽しかったの?」

「うん。楽しかった!楽しいよ○ちゃん」

落ち込んでも立ち直りの早いのがJの強みです。

ホテルは分散されたそうですが、夫の泊まった所で、戦い前夜186名の大宴会が開かれたそうです。

<男ばかり・・しかもお爺さんばかり・・>
想像するだけで卒倒しそうだわ。

「皆さん。若い?」

「若いよ!元気ハツラツ」


ちょっと負けてる私がいました。
もうひとつ私も何かをやってみたい。


何かって何だろう。
サビがキシッと音を立てたような、小さな音を聞きました。


ランキングに参加しています
およろしければクリックを♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする