バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

月曜便り8 「挑戦」

2011年11月28日 | 料理日記
  

 後方にぼんやり写るのは淡路島です。

左右の灯台をくぐり抜けて、連絡線が淡路と明石を行き交っていましたが、明石海峡大橋の影響で、近年運行が休止しています。
その有名な「明石たこフェリー」の船着場に私は立っていました。

昨日の事。明石の飯ダコを手に入れたくて、この波止場の近くにある魚市場にやって来ました。

どうしても蛸を煮付けたい訳がありました。

 

前夜は、延々と続いている仲間との集まりがありました。

なんの話をしているのかと言えば、次の遊び先を決めているだけなのですよ(笑)

中学三年生で出合ったクラスメートに難しい話の入る余地はありません。

 

Sが上手にお湯割りを作って行きます。
メニューはとても賑やかでした。

 
 

茶碗蒸しも、アイスクリームもコーヒーも出て来ましたが、オーナー板さんですのでどれも丁寧な仕上がりでみんな頂きました。

 

キューリ・卵・イカ・マグロ、全て個性がありながら、海苔巻きの中で上手に納まっている。
 
もまれながら団塊は、自分の立ち位置をうまく学習して来たなと、仲間と巻きを見比べながら、私が鮨をほうばったのを誰も知らない(笑)


さて、明石に出向いた訳はこの食事の中にありました。

 

先付けに出された蛸の煮付けです。
柔らかくて美味しい!俄然炊いて見たくなりました。

飯ダコを手に入れ、煮つけに取り掛かりました。

塩でもみ、大根で10分間たたき、落とし蓋をして、決まった調味料で30分間炊く。そのまま五時間寝かす。
新聞の投稿欄にレシピ見た直後でした。
その通りにやって見ました。

 


先付けにはゴボウも炊き合わされていましたので、これも同じにして見ました。

柔らかぁ。びっくりする柔らかさです。

「大根でたたくと蛸を傷つけずによい。美味しいものには手を掛けて」と書いてありましたが、その通りでした。

美味しいものが出来るととても嬉しい。

レシピを下さった方にお礼を申し上げたい気分です。

 

頭はまぁるく円満に、足は八本八並び。
お節の一品(ひとしな)に、お重の壺にもぐらせようと思いました。


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コメント (2)
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