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今日は隣市のスーパーへ買い物に行きましたが、素敵なご夫妻をお見掛けしました。
小柄なご体格で、八十歳後半の年齢にお見受けしました。
パン売り場で、奥様が望んでおられる物を、お主人様がこれ?と言ったふうに見せておられます。
奥様が頷かれたようでした。
声が聞こえた訳ではありません。
むしろ言葉が無かったように思います。
目立たぬようにその場を離れて行かれました。
後に来た私達の邪魔にならないように・・・
どんな人生を歩んで来られたのだろう。
きっと助け合って生きておられるに違いない。
身なりもすっきりと漂う物が違いました。
私達はまだ若い。角(かど)がごつごつしている(笑)
老いるという事は厳しさを背負う事ではあるが、美しさを熟成さす事でもあるのだ。
Jもしっかり見ていたようで、「Jさん、素敵ね」と言うと「うん」と神妙でした。
日頃が現われるのですから、本当にいい夫婦にならなくてはいけません。
先がまた一年少なくなったのですから、他人(ひと)事のように思ってはいけません。
自分の頭を一発(笑)叩いて置きましたが、ついでにJの頭も、と思う所に道の険しさを感じます。
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