




記名式の販売方法で、こんなに美味しい物を漬けられる女性は素晴しい!と思いながら買いに出掛けます。
小さな小袋に入れられているので、何種類も楽しむ事が出来ます。
Jの希望で鍋の材料も仕入れて、二人で積み込みの用意をしていると、女性が駆けて来られて、箱に漬物を入れられました。
「これ食べて下さい」
何と今日買った漬物の作り人だそうです。
「私、貴女のファンで、時々買いに来ていますよ!」
「嬉しいです。そう言って頂くと・・・」
「Jさん、Jさん、この方がお作りになったのよ」
「おおっ!」
まだお若い方でした。
白い柚子入り甘漬け大根を、もう一袋忍ばせて下さいました。
母が小まめなほうで、果実酒、漬物、その他手の込んだ物は貰うばかりで、少しも覚える気がありませんでした。
亡母恋しいわたくしは、漬物名人に強い憧れがあります。
らっきょ漬けなどは大好物でした。
「あのらっきょ漬けも貴女ですか?」
「はい。今年は失敗で途中で出すのを止めました」
「ええっ。あれで失敗?私は何度か買いに来て、途中でなくなったので終わったのかと思っていました」
実(げ)に恐ろしや心意気(アッパレ・パチパチ)




鍋は昆布・イリコ・カツオの出汁(だし)を基本に、その他の調味料を足しながら、何度かJに味見をさせて、本日の決定点を決めて行きます。
秘密兵器を持っていますよ。

薄くなる味を引き締めてくれるオタスケマンです。
「平茸」というキノコを初めて使いましたが、鍋に良く合うキノコで当夜の一番人気でした。
人参やタマネギを極ミジンにした「つくね」は安上がりで、こちらも家計のオタスケマンです(笑)
ちょっとチャンコに近い味に仕上がります。
カニやしゃぶ用豚を使った鍋も美味しいですね。
以外と美味しいのが薄アゲですよ。
安いものばかりですみません。
事のついでに狐につままれて見て下さい。
家庭の味は実にさまざまで、洋々として楽しいですね。


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飽きもせず500ミリ缶を一気飲みしたJに、「いびきをかいたら承知置かない」と釘を刺し、面白い映画を観ていましたら、突如立ち上がり出て行きました。
この豪傑にも焼きが回り、前立腺に討ち死にしたようです。
もう戻って来なくていいわ、と思っていましたら、以外と早く帰って来た程に、Jには良かったようです。
「○ちゃん、楽しかったね」
「Jさん、眠くなかったの?」
「全然。僕は一睡もしなかったよ」
Jが眠らない映画は娯楽性が高い映画になります。
「○ちゃんの評価を聞かせて?」
野村萬斎さんの横顔は非常に美形で、狂言求道者の日頃の気魄を感じさせるものでした。
物語は豊臣方二万の軍勢を、北条方五百で迎え撃つ関東武者のお話ですが、戦国物語のスペクタルよりも武・農の人心を掴(つか)みとった総大将の「人間物語」と言ったほうがよいでしょうか。
わたくしの感想は・・・

と、感じた次第です。
この映画館の集合体の中に、美味しいラーメン店があるのですよ。
Jと始まる前に食べましたが、いつもながら中々でした。

映画を観て、ラーメンを食べて、明日食べる鍋の調達をして。
500ミリ缶の幸せを、特大の幸せと思わせる「のぼう」を連れて、秋の夜道を森の本丸へと急いだのでした(笑)


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週末の森のホテルの予約が、思わぬ事でキャンセルになり、庭木のミズキを見上げて旅愁を楽しむ事しましたが、これには無理がありました(笑)
旅と言えば(笑)

朝ドラの「純と愛」の評判が、かまびすしいですね。
わたくしは今のところ、ただおとなしく見ています。
色々言われていますが、私が一点おかしいなぁと思うのは、「愛=いとし君」のお金の出どこです(笑)
実家とはほぼ絶縁状態なのに、あまり働きもせず、どうして生きて来たのかしら(笑)
本性の見える愛君なら、父母の援助は受けられないでしょうに(笑)
お金も無いのに、どうして沖縄に行けるのかしら?(笑)
小さな旅行でもおばさん達は捻出に大変なのに・・・
下世話(げせわ)でしたね。
大まかで細かい事を飛び越えたドラマですが、以後もおとなしく見ていく事に致します。
急に行けなくなった旅を、愛君にすり替えるのは大人気(おとなげ)ない事でした(笑)
ああ、秋ですね。
お互いに見アキているのに、Jと何処かへ行きたいのは・・・ナゼ?(クス)


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その中にやはり三木市が入りましたが、頑張って欲しいものです。

市井人として、色々イメージを持っていますが、相手にして貰えませんので名刀キクマサを納めます(笑)
「軍師官兵衛」の盟友、竹中半兵衛が、秀吉と共に陣を張った、なだらかな山中に暮しています。
まさかJと、この所で暮すとは、当初のわたくしの脚本「愛の暮らし」にはありませんでした(笑)

半兵衛の約二年に及ぶ、干殺しの奇策の最中、舞い落ちる木の葉の姿に、城主・長治公はいよいよ決心を固めていかれるのでしょうか。
明けて一月十七日、まだ三歳の末の子も含め、一族総自害のはて開城されます。
「いまはだだ恨みもあらじ諸人の 命にかはるわが身と思へば」
名君は顕彰され、五月には「別所長治公まつり」が開催されます。
秀吉も若き城主の潔さに感動し、その後、この地に金物の製造技術を根付かせ、「日本一の金物の町」として、三木市の今日を誕生させたと言われています。
秀吉を恩義に思う人も多く、その秀吉を巡って、半兵衛、官兵衛とつながって行くのですね。

裏池に朝早くから、釣り糸を垂れる人がありました。
この池が、当時からあったものなのかを知りませんが、万年亀も住んでいます(笑)
天下を手中にした秀吉をして言わしめた、辞世句の至宝。
「露と落ち露と消えにしわが身かな 浪速のことも夢のまた夢」
2014年に映し出される映像文化、戦国乱世の物語を、軍師官兵衛の目を通して楽しみたいと思います。


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過去にバラを触った事がありますが、虫にやられて失敗しました。
大好きなマジョリン先輩の影響で、久し振りに庭植えにしました。
裏の垣根にツルバラをイメージした事もありましたが、裏庭に花を植えるなと、珍しくJの意向があり、わたくしが失敗した事も影響して、花と野菜が二分化する、それぞれの遊び場になっています。
花が嫌いかと言えばそうではなく、水遣りもJのほうが熱心で、すっかり花との交信も出来ているようです。
今日は額に入れて遊んで見ました。
夏は冬瓜でたくさん遊びましたが、秋はバラで遊ばせて貰いました。
私の力など何もありません。
みんなそれぞれが、自分の命を咲かせました。
が、しかしJさん。
咲かない花もある見たい。
どこを見てるの?
虫にやられた花が、ほら、いるじゃない・・・



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「○ちゃん、今日は魚の日だから白にしたよ」そう言って、レシートを握らせます。
これがJのおごりなら嬉しいのですが、そうは参りません。
「僕も貰おうかな」と言って大概はJの物になりますが、そこのところは承知の上で騙される事にしています。
我々の円満の秘訣などは、安いワインの上に、成り立っているもののようであります。
秋寒(あきさむ)の一日でしたが、勇気を出して目標の仕事に頑張りました。
少し残っているワインで達成感を味わっています。
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり」
背伸びして背伸びして、昔覚えた歌ですが、今、Jが寝静まって、一人飲むワインは、いとも簡単に心情を理解出来ます(笑)
大人の階段を、一歩一歩上(のぼ)って参りました。
旅立つ日は、どんちゃん騒ぎで送って貰うのもいいですが、ホロリと泣いても貰いたい、そんな静かな夜が更けて行きます。


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大根はその筆頭でしょうか?
大根一本をすりおろした雪見鍋なども美味しいですね。
検索するとたくさんのレシピが紹介されていて、インターネットは今や大助かりです。
しかしどこかで、我が家の「お母さんのこれは」と言ったものが無くなりつつあるような気もします。
あまりにもたくさんの情報やレシピがあるからなのでしょうか?(笑)
「我が家の子供達にもお母さんのあの味、あの料理と言った物がないような気がする」
「う~~~ん。難しいね。今は美味しいものをいっぱい食べているからね」
「○ちゃん、あるわ!お節!。君のお節は美味しいよ」
<シマッタ。うまく持って行かれた!>(夫の口は私の料理よりウマイ!ノデス)
やっぱり一年に一度、嫌々ながら作っていた労作が心に残っているのですね。
手間暇を掛けたものが、結局は「おふくろの味」と言う勲章を貼り付けて貰えるようです。
ちらほらお節の広告を目にするようになりました。
まだ一度も購入した事がありませんが、お金があれば手が抜けるのに・・・(クスン)
少しもいい所のないおふくろだったけど、年末だけはガンバッテいたよね、とエースのカードを切りたいし。
ぼんやりと雨のしずくを数えながら、そんな事を考えている、マンデーレターになりました。


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何にも手を加えていない、そのままの味ですが、これが美味しかったのです。
日進月歩、研究を重ねて商品開発をされているのですね。
「○ちゃん、これ美味しいね」と言うものですから、どれどれと口にしましたが本当でした。
子供が小さい頃、色んな調味料や果物、コーヒーなどを加えて作りましたが、お母さん、普通のを作って、と言われてしまいました(カクン)
雑食系の夫までもが美味しくないと言うので、カクンを越えてカチンと来ましたが、あなた達にはまだこの味の良さが分からないのね、と腹に一物おさめました。
こうして美味しい物が出て来ると、日々研究されているほうに軍配が上がります。
食べ物に追われる毎日ですが、カレーは簡単で大助かりの「オタスケマン」と、昨日は大いに敬意を感じた次第です(笑)


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