・・・雷鳥(ライチョウ)と鯱(シャチ)・・・三輪山=御諸山(みもろやま)・美和山・三諸岳(みもろだけ)、大神神社(おおみわじんじゃ)・・・阿蘇山は三重(三輪)の外輪、内輪、噴火口・・・の活火山・・・?・・・カルデラ・・・珂瑠の出羅・・・?
「トーテムポール(totem pole)
北アメリカインデアンの
北西沿岸部に住む彼らが
生活空間に立てた
柱状の
木の彫刻標識
崇拝の対象としての偶像ではなく
宗教的なものではない」・・・
・・・「崇拝偶像」ではなくても「宗教的なモノ」だろう・・・
「標野=しめの=示野」の「標(しるべ)の木々or竹々の竿・旗・旗竿」は漢字一文字では「桓」である・・・
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桓=めぐらす・カン
宿場の標識
ぐるぐる巡るさま
武勇が優れたさま=桓桓たる武王
桓表=漢代、駅や宿場のまわりに立てた鳥居のような木の柱
鳥居・盤桓
宿場の印として周りにたてた木
周りに巡らせた木
元気あふれるさま
武勇のあるさま
「狟」に当てた用法
ぐるぐる巡るさま
桓桓=武勇が優れたさま・桓桓たる武王
桓表(カンピョウ)・・・かんぴょう=干瓢・乾瓢
千成瓢箪
漢代、駅や宿場のまわりに立てた
鳥居のような木の柱
盤桓(バンカン)=あちらこちら歩きまわること
徘徊すること
「広い庭を盤桓する」
先に進まずにとどまること
桓=棺を墓穴におろすために四すみに立てる柱
めぐる・めぐらす
木+亘=桓・垣・垣根
恒
亙音の変化セン・ カン・コウ
亘エン・垣カン・桓コウ
桓=しるしとして立てた木・まわりにめぐらした木
いさましいさま・ぐるぐるめぐるさま・桓表
桓=木+亘
異体字は 楦・𣒯
桓因(カンイン)は檀君神話の帝釈天
三桓(サンカン)・盤桓(バンカン)
桓=木+亘
樹木と、物の旋回・巡回・巡らす状態
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篠芽=しのめ・「篠芽竹」の略
遅く生え、青くて味の苦い竹の子
(和名抄)
篠芽竹(しのめだけ)
ヤダケの別名・・・矢竹・・・矢立
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標野=しめの
皇室や貴人が占有し
一般の者の立ち入りを禁じた野
禁野(キンヤ)
狩り場などに用いた
↓↑
「あかねさす
紫野行き
標野行き
野守は見ずや
君が袖振る」〈万・二〇〉
↓↑
第三十八葉(巻1・20 - 21)
茜草さす
紫野行き
標野行き
野守は見ずや
君が 袖 振る
↓↑
紫草(むらさき)の
にほへる
妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに
われ恋ひめやも
↓↑
「標野(しめの)の語源」
額田王の万葉歌1-20が初出
歌の読者が
「標」の原義から「禁野」と誤解した・・・?
↓↑
「茜草指
武良前野逝・・・武良前野-逝・・・逝=死
標野行・・・・・・・標野-行・・・逝≠行
野守者
不見哉
君之
袖布流」
↓↑
額田王は
横野を標野と書き誤った・・・?
・・・ならば、「横野」は「横島」だろう・・・?
「下関市横野町は
古代、北東から南西に伸びる砂洲で
その先端が
村崎ノ鼻である」・・・「村崎=むらさき=武良前=紫草」?
↓↑
しめの =標野(ヒョウヤ)
しめなわ=標縄・注連縄・七五三縄
境界
領域の出入り禁止を示す縄張り
神事において神聖な場所を画するために用い縄張り
新年に門口に魔除けのために張った
藁(わら)縄を左縒(よ)りにない
藁の尻を三・五・七筋と
順にはみ出させて垂らし
間に紙の四手(しで)を下げる
しめ(注連・占め・締め・絞め・染め・閉め・〆る)
すめ-る=済める
すべ-る=統べる・総べる
↓↑ ↓↑
標=しるべ・しるし・ヒョウ・ヘウ
目じるし・目標・標識・標柱
朝廷の公事(くじ)のとき
百官の席次を定めた
しるしの
「白木」・・・白記・・・?・・・新羅
白文=葉区分・・・
漢文本文だけで
注釈、
句読点・返り点・送り仮名
などのついていない漢文
「白字」に同じ
↓↑
標識・標準・標的・標本・指標・商標
道標・浮標・墓標・目標・門標
標札=ヒョウサツ=表札
標語・標示・標榜
名のり
えだ・かた・こずえ・しな・すえ・たか・ひで
標縄(しめなわ)
澪標(みおつくし)
標飾(しめかざり)
道標(みちしるべ)
↓↑
禁野=キンヤ
天皇の狩り場として、一般人の狩猟を禁じた野
標野(しめの)
大和の宇陀野、河内の交野(かたの)など
↓↑
あかね(茜・アカネ)さす
・・・紫にかかる枕詞・・・筑紫に懸かる?
紫=此れはイト(伊都・意図・糸=シ)?
此=止+七(ヒ・匕・牝)
イトにトドメる匕(七ヒ)
万葉名で
「茜、茜草、赤根、安可根」と記録
・・・安可根
安=やすらか・アン・落ち着いている・心配がない
安住・安泰・安堵
安価
たやすい・簡単
安易・安直
たのしむ・甘んじる
・・・アマンジる・・・阿毎ム地留?
海人ム字留?海女ム字留?
阿蘇山=「高、中、烏帽子、杵島、根子」岳
安逸=安佚=気楽に過ごすこと
何もせずに、ぶらぶらと遊び暮らすこと
佚=イ+失(𠂉一人)・カミさしの始めの人
おく・すえる
安置
いずくんぞ・疑問・反語の助字
アカネが登場する歌は13種
すべてが
「紫・日・月・照る・昼・君」にかかる枕詞
纁(糸+熏・そひ・そび)=薄い赤色
イトをイブス・・・伊都を慰撫す?
↓↑
標野=一般人の立ち入りが禁じられた土地
額田王の相手である大海人皇子の御料地
野守=御料地を守っている警備人
or
天智天皇・・・?
君 =女性が男性を呼ぶときに使った
袖振=愛情を示したり、悲しみを表すしぐさ
↓↑
禁野(キンヤ)
宗教的聖地の山陵・墓山・寺社
墾田予定地
狩猟地・牧・杣(そま)・御厨(みくりや)
などは原則からはずされる場合もあり
狩猟・薬猟地は
古くから一定の季節に
標(しめ)を張り
囲い込んで標野(しめの)とし
他の民業を妨げない範囲で
猟物
や
薬草
を採獲する慣行があった
禁野は7世紀後半以降
「公私共利の原則」を法的に確立していく際に
標野を皇室猟野とした・・・
↓↑
結界(ケッカイ)
標野(しめの)は禁野であり結界地
標結(しめゆ)う
結界することを意味するが
これは「印を結ぶ意」であって
かならずしも界を結ぶ意ではない・・・?
↓↑
茜草指
武良前野逝
標 野行
野守者不見哉
君之袖布流・・・訓之素出振る?
↓↑
額田王(ぬかだのおおきみ)
斉明朝~持統朝の代表的な万葉歌人
大海人皇子(天武天皇)の妃
十市皇女の母
後
天智天皇の妾
↓↑
額田王の作品
秋の野のみ草刈り
葺き宿れりし
宇治の宮処の
仮廬し思ほゆ --『万葉集』巻一(7)
↓↑
熟田津に
船乗りせむと
月待てば
潮もかなひぬ
今は漕ぎ出でな --『万葉集』巻一(8)
↓↑
熱田津爾
船乘世武登
月待者
潮毛可奈比沼
今者許藝乞菜
↓↑
熟田津=道後温泉・当時は海港
↓↑
三輪山を
しかも隠すか
雲だにも
心あらなも
隠さふべしや --『万葉集』巻一(18)
天智六年(667)
近江大津宮遷都に際し
飛鳥京を去る折の歌
↓↑
あかねさす 紫 野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
茜草 指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉君之袖布流
↓↑
天智七年(668)五月五日
天智天皇の
蒲生野行幸における歌
↓↑
君待つと
わが恋ひをれば
わが屋戸のすだれ動かし
秋の風吹く--『万葉集』巻四(488)・巻八(1606)
君待登 吾戀居者 我屋戸之 簾動之 秋風吹
↓↑ ↓↑ ↓↑
天皇
遊猟
蒲生野時
額田王 作歌
茜草指 武良前野逝 標野 行
茜さす 紫野 行き 標野(しめの)行き
↓↑
野守者不見哉 君之袖布流
野守は見ずや 君が袖振る
↓↑
紫草(むらさき)の
匂へる妹(いも)を
憎くあらば
人妻故に
我恋ひめやも(大海人皇子)
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・・・???・・・三角関係・・・
三角関係の面積=底辺×高さ÷2=S=1/2bc sinA・・・
n角形の内角の和=180×(n-2)
凸 n 角形は「n - 2」個の三角形に分割される
S = √s(s - a)(s - b)(s - c)
s =1/2(a+b+c)
・・・???・・・