㫧=日+米
ボウ
バク
あば(暴)れる
あば(暴)く
あら(荒)い
あら(著・顕)わす
さら(曝・晒)す
にわ(俄)か
あらい・手あらい・あらあらしい
あらす・おかす・そこなう
にわか・突然・急に
さらす・日にさらす
日光にあてる=曝
あらわす・明らかにする
人目にふれるようにする。
日本語
あばれる・あらあらしい行動をする
↓↑
暴=日+㳟
日+共+氺
日+共+水
日+龷+八+氺
日+龷+八+水
日+卄+一+八+氺
日+卄+一+八+水
日+一+丨+八+氺
日+一+丨+八+水
暴く・発く(あばく)
暴れ馬(あばれうま)
暴れ川(あばれがわ)
暴れ者(あばれもの)
暴れる(あばれる)
暴れん坊(あばれんぼう)
横暴(おうぼう)
凶暴・兇暴(きょうぼう)
狂暴(きょうぼう)
一暴十寒(いちばくじっかん)
以暴易暴(いぼうえきぼう)
婬虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)
横徴暴斂(おうちょうぼうれん)
狂悖暴戻(きょうはいぼうれい)
荒怠暴恣(こうたいぼうし)
三軍暴骨(さんぐんばくこつ)
自暴自棄(じぼうじき)
邪知暴虐(じゃちぼうぎゃく)
暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう)
暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
㳟=共+氺
龷+八+氺
キョウ
ク
うやうやしい(恭しい)
つつしむ
(謹む・慎む
愿・劼・愨・兢
夤)・・・
夤=夕+寅
夕+宀+一+由+八
礼儀正しく丁寧で、慎み深い
濥=氵+夤
氵+夕+寅
氵+夕+宀+一+由+八
イン
水が地下を流れる
水門・水を引く
異体字
㳟=共+水=共の水
「恭・𢙄・𢚈」
共為唇歯(キョウイシンシ)
共存共栄(キョウゾンキョウエイ)
同甘共苦(ドウカンキョウク)
同衾共枕(ドウキンキョウチン)
万国共通(バンコクキョウツウ)
平和共存(ヘイワキョウゾン)
片利共生(ヘンリキョウセイ)
和衷共済(ワチュウキョウサイ)
死なば諸共(もろとも)
自他共に許す(ゆるす)
千軒あれば共暮らし
千軒あれば共過ぎ
蛸の共食い
↓↑
㬥=日+出+大+米・・・
日米開戦をアバク・・・?
ーーーーー
ハンムラビ法典・・・
自分の身体の或る部分の
損傷を受けたなら
相手の身体に対して
同等の五感器官を害え(削げ)・・・?
↓↑
ハンム ラ ビ
食 无・螺・備
飯 無 饠 備
饠=食+羅
食+罒+維
食+罒+糸+隹
食+罒+幺+小+隹
ラ
「饆饠(ヒチラ)」
唐菓子の名
もち米の粉をこね
煎餅のように
平たく焼いた菓子
「饆饠(ヒツラ」
料理名
ペルシア(波斯)語の
ピラフに当てたもの
餅の類
↓↑
ハンム ラ ビ
葉・務・覶・美
↓↑
版 斑 微
範 村 侎(備)
・・・侎=イ+米
ビ・ミ・ヒ
なでる(撫でる)
安んじる
なだめる(宥める)
安定させる
敉=米+攵(攴)
ビ・ミ・ヒ
なでる
pacify
soothe
stabilize
攵夊夂攴支丈?
いつくしむ
慈しむ・愛しむ
憮しむ
いつくしま=厳島
何時句詞眞?
侎=ビ・ミ・ヒ
to soothe
to pacify
to settle
to establish
↓↑
ハンムラビ(アッカド語 Hammurabi
ハンムラピ Hammu-rapi)
範 務羅備?
都市国家
バビロン第6代王
メソポタミアに勢力拡大した
バビロニア帝国の初代王
アムル人
↓↑
楔形文字
ḪA-AM-MU-RA-BI の5字・・・
葉-編(辮)-務-等-備?
↓↑
ḪA MU-RA-BI の4字
で表記
↓↑
楔形文字=シュメール語表記の文字
セム語派の言語を表記すると
音素の区別が不十分になる
文書の地の文は
東方セム語のアッカド語で記録
セム語派独特の音素の消失が起きている
楔形文字による表記の歴史が長いため
表記法が工夫されている
ハンムラビは
同じセム語派でも
楔形文字の表記の歴史が浅い
西方セム語の
アムル語を用いるアムル人
アムル人の
アムル語人名は
楔形文字では不十分にしか表記されず
語義の解釈の障害となっている
↓↑
名の構成
「ḪA-AM-MUはRA-BI」
「ḪA-AM-MU」
と
「RA-BI」
の意味の解釈が分かれている・・・
↓↑
「ḪA-AM-MU=義理の父」
共通セム語の「ḥamu」
↓↑
アラビア語などの
「̔mmu=父方の伯父・叔父」
↓↑
マリ文書
「ハンムラビ=ḪA-AM-MU-RA-BI
と表記
文書群の楔形文字では
「ḥamu=A-MU(-UM)」
「mmu=ḪA-AM-MU」
と表記され
「ḪA-AM-MU」=「ḫammu」・・・
アムル人の人名に
組み込まれた「神名」には
親族語彙で呼ばれことがあるため
前半は
「(父方の)おじさん(と呼ばれる神)」
↓↑
後半の
「RA-BI」
「rabi=偉大」
と
「rāpi=治療者」
とする説
↓↑
前者は楔形文字に「pi」の音を表記する文字があるが
ハンムラビの名の表記に用いている例がない
アララク文書で
ハンムラビの名の表記に
「rabi」
を意味する表意文字が用いられている例がある
↓↑
後者は
「b」
と
「p」
の書き分けが可能な
ウガリト文字で書かれた
ウガリト文書に記された王名に
「mrp」
または
「mrpi」
と表記されたものがあり
ハンムラビと同名の他人である・・・説
↓↑
「Ḫammu-rabi=(父方の)
おじさん
(と呼ばれる神)
は偉大である」
「Ḫammu-rāpi=(父方の)
おじさん
(と呼ばれる神)
は治療者である」
と解釈する・・・2説・・・
↓↑
メソポタミアの再統一
紀元前1792年
ハンムラビは
バビロン第1王朝
第6代目の王となった
当初
イシン
ラルサ
マリ
など当時
メソポタミア
に覇を競った大国間に挟まれ
北方の
アッシリア
に
シャムシ・アダド1世
南方の
ラルサにリム・シン1世
が健在
↓↑
ハンムラビは弱小国の王で
北方のアッシリアと同盟し
次第に頭角を現し
紀元前1785年頃
南の
ラルサ王
の
リム・シン1世
から
イシン・・・維新?
を奪い
ティグリス川を渡り
主要都市
マルグムを征服
西では
ユーフラテス川流域
ラピクム
を占領
紀元前1764年
ラルサ
を併合し
南方の諸都市を征服して
バビロンを拡張
紀元前1759年
マリを破壊し
マリ争奪戦に決着
↓↑
紀元前1757年頃
アッシリアへ出兵し征服
メソポタミア地方を統一
都市国家バビロンが
シュメール
アッカド
の地を再統一
シュメール
及び
アッカド
の地の王の地位を獲得
統一されたこの地域は
バビロニアとも呼ばれるようになった
↓↑
ハンムラビは
『ハンムラビ法典』
によって都市文明を確立
『ハンムラビ法典』
は被害者や加害者の身分によって
刑罰に違いを付け
身体刑を多く科す
しかし
成文法を作るだけでなく
法を体系化しようとした
『聖書』にある
「目には目を、歯には歯を」
という言葉は
『ハンムラビ法典』に遡る
同害復讐法体系・・・
ハンムラビは
灌漑手段改良への援助、改良に努めた
↓↑
紀元前1750年
死亡年
紀元前1728年~紀元前1686年
・・・
紀元前1531年
バビロン第1王朝
第11代王
サムス・ディターナ
は
ヒッタイト人
ムルシリ1世
急襲に遭い
バビロニア王国は壊滅
↓↑
アグム・カクリメ王(Agum Kakrime)
に率いられた
カッシート人が奪回
カッシート人は
400年にわたって支配を続け
ハンムラビ法典を尊重
↓↑
旧約聖書のニムロデ
ハンムラビ
と
『旧約聖書・創世記』
に登場するバビロンの王
ニムロデ
と関連させ
ハンムラビの名
「偉大なるハム」
とも解釈・・・
ニムロデ
ノアの三男
ハムの孫
バベルの塔の建設者
ーーーーー
↓↑
ハンムラビ法典
(Code of Hammurabi)
紀元前1792年~1750年
バビロニア王
ハンムラビ(ハムラビ)
が晩年に発布した法典
アッカド語で
玄武岩に
楔形文字で記録
高さは2m25cm
上部が1m65cm
下部が1m90cm
発見当時は
大きく3つに破損
↓↑
ウル・ナンム法典
リピト・イシュタル法典
エシュヌンナ法典
に次ぐ
完全な形で残る
4番目に古い法典
↓↑
ハンムラビ法典
後に
石柱に書き写され
バビロンの
マルドゥク神殿に設置
ルーブル美術館では
正義の太陽神シャマシュ
の町
シッパルに建てられた・・・
楔形文字の基本
↓↑
1901年
高さ2.25mの
石棒に刻まれたものが
フランス人考古学者
により
イラン・・・・・要らん=無用・不必要
の
スサ・・・・・・須佐(之男)・須佐之男・素戔嗚?
で発見
紀元前12世紀
エラムの王により奪われたもの
パリのルーヴル美術館が所蔵
↓↑
「前書き・本文・後書き」
の3部構成
本文は慣習法を成文化した 282条
13条 及び 66~99条 が欠損
前書きに
ハンムラビの業績
後書きに
ハンムラビの希望
が記録
↓↑
ハンムラビ法典
ハンムラビ王の所信表明・・・
法典内容と
実際の判決が一致していない・・・
ハンムラビ法典
ハンムラビ王が即位する前後に
王としてどのような
法改正を行うかを表明したもので
「実際の法改正
司法制度の制定、運用
にあたっては
法典内容よりも訂正が加えられた」・・・説
↓↑
「タオリの法」
「目には目を、歯には歯を」
は「対等な身分同士間」の「報復法」
ハンムラビ法典
196・197条
旧約聖書、新約聖書の
各福音書にも同様の記述
↓↑
195条
子がその父を打ったときは
その手を切られる
↓↑
205条
奴隷が自由民の頬をなぐれば
耳を切り取られる
↓↑
犯罪に対しての厳罰だけではなく
財産の保障なども含まれ
奴隷階級であっても
一定の権利を認め
条件によっては
奴隷解放を認める条文が存在
↓↑
女性の権利も含まれている
女性の側から
離婚する権利
夫と死別した寡婦を擁護する条文
シュメール文明の影響・・・
↓↑
セム系民族の慣習では
女性の権利は
制限されているので異例
↓↑
罪刑法定主義
「目には目を、歯には歯を」
同害報復(タリオ)規定
罪刑法定主義の起源
刑罰思想は
先行する
ウル・ナンム
リピト・イシュタール
エシュヌンナ
の各法典には無い
↓↑
同害報復
「倍返しのような過剰な報復を禁じ
同等の懲罰にとどめて
報復合戦の拡大を防ぐ」
予め犯罪に対応する刑罰の限界を定めた
↓↑
公平性
王
と
太陽神シャマシュ
との王権叙任
条文は
男女平等
や
人権擁護
と同類の指向を持つ条文
↓↑
犯罪被害者や遺族に対して
加害者側に賠償を命じる条文
加害者が知れない場合に
公金をもって損害を補償する条文も存在
被害の軽重に応じて
賠償額まで定めてある・・・
「ハンムラビ法典
太陽神シャマシュから
ハンムラビ王に授けられた」・・・
身分階級の違いによって刑罰に差がある
人種差別、宗教差別の条文はない
↓↑
後書き
「強者が弱者を虐げないように
正義が
孤児と寡婦とに授けられるように」
の文言がある
↓↑
等価の概念
負債取り消し
報酬にかかる費用
慣習または法によって決められていた・・・
↓↑
私益のための利用を含まないこと
等価を維持する公正
↓↑
モーセの律法書の原点・・・
「目には目」
と
「旧約聖書
出エジプト記21章
レビ記24章
申命記19章
ハンムラビ法典は
身分の違いによって刑罰が異なる
聖書律法は
身分の違いによる刑罰の軽重はない
聖書の律法
神と家族間に対する罪
倫理的な罪は重い処罰が課せられ
物品等の損害など商業的罪に関しては
軽い罪が課せられている
↓↑
理解の範疇
理解の範疇ガイ
ー↓↑ーー
干支歴
命式作成
http://meisiki.bake-neko.net/meisikisakusei.html?dt=1964
↓↑
メリキリの - YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=7xgS0oJhhe8
↓↑
モモちゃんhttps://www.youtube.com/embed/W00rHNN2zMQ?
ー↓↑ー
「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
(表紙・画像・音楽)」の移転先・・・https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2016/12
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ボクの「古事記字源」の発端・・・https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2023/3
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