イギリスの朝食は量が多いので有名だ。Full Breakfastというと、ベーコン、ソーセージ、卵、ソテーしたトマトとマッシュルーム、ベイクドビーンズが定番で、食べたくないものは省いて作ってもらえる。この温かい料理が出てくる前に、シリアルやフルーツ、ヨーグルト、トーストを前菜のように食べるので、それはすごい量だ。1週間もこれを続けていると胃がギブアップしてきた。最初はフルで注文していたのも、とうとうベーコンとトマトだけになってきた。イギリスのベーコンは豚バラでなくロースを使うので、肉厚で食べごたえがありとにかく美味しい。リンドハーストで泊まった Bed & Breakfast(民宿)は朝食のセッティングもとても素敵。
こちらはボーンマスで泊まっていた宿の朝食。
イギリスには、家族で楽しめる美しいガーデンが沢山ある。 Furzey Garden ファージー?ガーデンには、広い敷地内に小人の家の秘密の扉が38あり、子供達は年甲斐もなく夢中で探しまわって汗だくになっていた。木の根元や岩などに、それは可愛らしい高さ 20cm ほどの小さな扉が作られている。夏場は草木が生い茂って見つけにくいそうで、21個見つけたのも凄いらしい。
小人の学校まであった。
地産地消は今や万国共通のテーマ。農場経営者が敷地内に自分の生産物や地元の産物を売る farm shop ファームショップを持つのが、ヨーロッパでは今流行りだ。ニュー?フォーレストでは肉類はもちろん、乳製品や野菜、パン、ケーキ、ジャム、ビール、ワインまでもが棚に並ぶ。ファームショップで買い込んだものだけで、今日は宿の庭で夕食だ。
宿の庭にはトランポリンやブランコ、卓球台まであった。
イギリスでサイダーというと、リンゴ 100% のアルコール炭酸飲料のこと。リンゴ農園にあるサイダー工場では、手作り感一杯のリンゴジュースも作っていた。
寒かったイギリスも日中は 25 ℃ ぐらいまで上がるようになり、湿気もなく超快適。日差しは強いので、ニュー?フォーレストで走り回っているうちにすっかり日焼けしてしまった。日本は連日熱地獄の様子。帰るのが恐いなぁ。