チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

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5月19日の洋食

2011-05-28 | 料理教室顛末記

アメリカからの客人が今朝、神戸から成田に向かい帰路に着いたので、やっとパソコンを触る時間ができました。まず、お渡ししたメニューの日付が先回のレッスン日のままにになっていました。ごめんなさい!May 19 に書き換えておいてください。

  • シーフード・マリネのベーコン巻
  • レモン・ドレッシングのグリーン・サラダ
  • トマトとバジルのスープ
  • スタッフド・バゲット
  • コーヒー・ゼリー

今回の主役はスタッフド・バゲット stuffed baguette、つまり詰まったバケットなんだけど、もう少し洒落たネーミングはないかな~と思いながらも時間切れでこのままにしました。英語でぬいぐるみのことは stuffed animal と言います。これもへんな呼び名だなっていつも思うんだけどね。

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日本の友人が教えてくれたレシピですが、パーティ用にとっても便利な一品なのでみんなにも紹介することにしました。バゲットの中でもバタールが一番中身が詰まっていて中身のパンが活用できるし、短くて詰めやすいのでおすすめです。スタッフィング stuffing にはくりぬいたパンの中身ともう一本、そしてクリームチーズ、サワークリーム、マヨネーズ、バター、ハム、と栄養もカロリーも一杯なので、私達年寄りは食べ過ぎないようにしましょう。底に隙間ができないよう、思い切り押して押して詰めてね。冷蔵庫で冷やすと少し固まってスライスしやすく、食べやすくもなり、ちょっとしたスナック、ワインのおともにもぴったりです。バゲット3本を使って2本の完成品ができるこのパン、薄く切るほうが美味しいからね。

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ついでに紹介すると、アメリカで感謝祭の日に七面鳥のローストに詰めるものをスタッフィングといいます。これはパン粉やらナッツ、レーズン、セロリ、人参など各家庭によって様々なものが混ざってますが、七面鳥とスタッフィング、どちらも私は美味しいと思ったことなくて、感謝祭のディナーに招待されるのは嬉しくもあり辛くもあったなぁ。。。何十年もアメリカに住んでたけれど、自分では一度も作りませんでした~

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スタッフド・バゲットにはシンプルなトマトとバジルのスープを合わせることにしました。ホールトマト缶と山ほどたくさんのフレッシュバジルで簡単にできるスープです。働いていたシアトルのレストランのランチの定番スープでした。そこではブイヨンも使わなかったので完全なベジタリアン・メニューでしたが、今回はチキン・ブイヨンを使いました。バジルは火を通し過ぎたり早めに切っておくと色が汚くなるので、最後に加え、飾り用のシフォナードも直前に刻んで下さい。

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Stuffed_baguette_001_3前菜として、オリーブオイル、レモン、ローズマリー、ニンニクなどでマリネした魚介類をベーコンで巻いてソテーしました。この日は海老、ホタテ、トロカレイを使いましたが、白身魚ならなんでもOKです。訂正: レシピ通りのマリネ液量で 24 ピース分ぐらいになります。この分量だと液が残らずちょうど良い加減になります。本当はソテーでなくバーベキューするものなので、今年の夏は野外メニューに加えてみてくださいね。10cmほどのローズマリーの枝を串代わりに使うと、お洒落で香りもより素敵になります。Stuffed_baguette_023_3 

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マリネにレモン汁を使ったので、サラダ・ドレッシングもレモン味にしました。グリーンには、フリルレタスとべビーリーフを混ぜました。

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バゲットに十分乳製品を使ったので、デザートはあっさりとしたコーヒー・ゼリーにしました。コーヒー・リキュールのカルーアを加えたので大人の味になったかな。乳製品使わないつもりだったけど、美味しく食べたいからトッピングにエバミルク、使っちゃいまいました~