被災地につえ200本送る 長浜の斉藤さん
2011年5月11日
長浜市の虎御前山の間伐材から作られたつえ=長浜市三川町の虎姫時遊館で |
長浜市余呉町の斉藤邦雄さん(68)の呼び掛けで、つえを東日本大震災の被災地に送る活動が広がりつつある。すでに200本が仙台市や日本モータースポーツ協会(東京都青梅市)を通じて、避難所に送られた。
神戸市東灘区に住んでいた斉藤さんは、1995年の阪神大震災の経験者。2年前に長浜市に移り住んだ。自身は避難所生活を送らなかったものの、避難所でのボランティア活動で、高齢者が体を動かさず、衛生状態の悪いトイレに行く回数を減らすため、飲食を控える様子を見てきた。
震災後に神戸市内で開いていた整体院で、患者を治療するうちに、自分の力で歩くことの大切さを痛感していた。テレビの報道でつえを持つお年寄りがいないことに気づき、支援を思い付いた。
米原市の里山保全に取り組むNPO法人「やまんばの会」が事務局となり、長浜市や東近江市など県内各地で間伐材を使ったつえを作っている。「気持ちも送りたい」とつえに「早く元気になってください」などの励ましのメッセージも書き込んでいる。「被災者が日常を取り戻すまで続けていく」と斉藤さん。
やまんばの会と斉藤さんはつえを作る仲間を募っている。問い合わせは斉藤さん=電090(3708)3777=へ。
(塚田真裕)
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