西条城
- お城のデータ
- 所在地:高島市(旧:高島郡)安曇川町南船木 map:http://yahoo.jp/-cdeX5
- 現 状:公園(小学校跡)・宅地
- 区 分:居館
- 築城期:鎌倉期
- 築城者:佐々木長綱
- 城 主:佐々木氏・松下氏
- 遺 構:不明。
- 目標地:高島市安曇川世代交流センター
- 駐車場:高島市安曇川世代交流センター駐車場
- 訪城日:2016.5.22
- お城の概要・歴史
- 西条城は、安曇川河口の南部、南船木にある高島市安曇川世代交流センター(小学校跡)にある。
- 西条城の名は『高島郡志』以外には登場せず、その資料内容等考慮すると普門寺城と同一あったと考えられる。
- 『高島郡志』には、普門寺城について「正安元年(1298)船木城主佐々木長綱城内に一宇を建てゝ持念仏千手観音を安置す。此本寺の創始なり、地に船木城の出丸なり。伯綱の時姪能登守を船木城主とす。伯綱の子長伯西条城「三河に在り長綱以来両城主なり」に居りしが、没落して松下村に隠れ、後船木に移り普門寺城に居る。長享三年三月十七日兵乱の為め船木普門寺城両城とも炎上す。永正中能登守の助力を得て普門寺を再興す。」これは沢田氏郷の偽作とされている。
- 西条城の土塁や堀などの遺構は残存していない、詳細不明。
- 松下氏は佐々木氏の分流で、元亀年間城とともに滅んだと伝えられている。
- 一方、西条城の名は『高島郡志』以外には登場せず、その資料内容等考慮すると普門寺城と同一あったと考えられる。
- 参考資料:滋賀県中世城郭分布1、2(1984.3)(甲賀の城)8(1991.3)(高島郡の城)、遺跡ウォーカー
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