お城のデータ
所在地:彦根市大藪町 map:http://yahoo.jp/LB1wnm
別 名:大藪館
現 状:宅地・畑地
遺 構:近年の宅地開発や圃場整備で消失
区 分:居館(平城)
築城期:南北期
築城者:武田氏
城 主:武田氏
廃 城:江戸期(一国一城令)・・・彦根藩
(一国一城令は慶長20年(1615)閏6月13日(1615)に江戸幕府が制定した法令である。土井利勝、安藤重信、酒井忠世の連判の元、徳川秀忠が発令したが、法令の立案者は大御所徳川家康であった。その内容は、一国(この場合の「国」は令制国でもあり、大名の領国(後の藩)のことでもある)に大名が居住あるいは政庁とする一つの城郭を残してその他の城はすべて廃城にするというものである。
目標地:
駐車場:路上駐車
訪城日:2014.8.18
お城の概要
大薮城は、中世城郭分布調査によると、大藪町の南西、琵琶湖岸にほど近い旧大藪集落の南端水路の南岸付近に比定されている。
辺りは田園地帯となり圃場整備により地形は誡改変。水路沿いに倉庫と空地があるが、水田より1m程の段差はあるが、圃場整備後盛土?。
県道信号付近に城があったとか、江戸時代までは堀跡が残っていたと伝わっている。(旧大藪集落の南端水路は大薮城の名残りかも?)
歴 史
「佐々木南北諸士帳」には、大藪館主に武田氏の名がみえるが詳細は不明。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、近江の城郭
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