クマと遭遇しないために
冬眠前の11月の目撃情報が一番多いようです
- クマに自分の存在を知らせてください。
クマは臭覚・聴覚が人より優れており、人の接近をいち早く察知し、人を避けます。ラジオ・笛・鈴などで音を出して行動してください。 - クマは明るい場所を避けますので、見通しのよい明るい場所で行動してください。クマの糞、足跡などを見つけたらすぐに引き返すか迂回してください。
- 早朝や夕方の外出は特に注意してください。
- 人家周辺でも細心の注意をしてください。
それでもクマに遭遇してしまったら
- 子グマに出会った場合、そっと立ち去ってください。見えなくても親グマが近くにいて危険です!
- クマまで距離があるようなら、そっと立ち去ってください。
- 急に大声をだしたり、ものを投げつけたりするとクマは興奮します。
- 走って逃げず、静かに退避してください。クマは人間より早く走ることができ、逃げるものを追いかける習性があります。クマから目を離さないようにして、背中を見せず、ゆっくりと後退してください。
- クマからの攻撃が避けられないときは、頭や首などの急所を守ってください。攻撃が避けられない状況になったら、すばやく地面の窪みにうつ伏せになり、両手で首の後ろをガードします。
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★握りこぶし以上の大きさのフンでまとまって落ちています。 ★クマは消化器官は肉食獣に近く、単純な構造のため、食べたものをそのまますりつぶしたようなフンになります。ドングリを食べたクマのフンは黄土色、リンゴを食べたクマのフンはまるですりおろしリンゴのようです。くさい匂いもほとんどなく、食べたものそのままの匂いがします。(写真は秋に、ドングリを食べたフンですが、少し古くなったものです) |
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★俵状のフンがころころと転がっています。 |
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★長細い蹄の跡が2つ。シカと似ていますが、その後ろに1対の副蹄の跡がつくのがイノシシの特徴です 。 しかし、副蹄は写真のような泥地など、柔らかい地面でないと跡がつきません。 その場合はシカとの区別は難しいです。掘り返し跡や糞を探して、シカと区別しましょう。 |
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★こんなビックサイズの足跡はクマしかいません。 子グマの足跡は小さいですが、大きめの手のひらとアーモンド形の肉球が特徴です。 |
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★イノシシは土中のミミズや草木の根を探し、地面を掘り起こします。 |
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★イノシシやシカは体についたダニやノミを落とすために泥浴びをします。 このような泥浴び場を、「ぬた場」といいます。 |
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★泥浴びをしたのち、体を木の幹にこすりつけます。 |
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★クマは秋にドングリを食べるため、木に登ります。その時に爪痕が木の幹に残ります 。 こんな大きさの爪痕を残すのは、日本にはクマしかいません。 |
本日も訪問、ありがとうございました!!感謝!!