民主代表選:消費税・普天間争点に - 毎日jp(毎日新聞)
小沢が出馬表明して、結局、選挙になりそうだ。
いろいろ迷っている。
書いているうちに整理できるかも知れない、と思いながら、
いつにも増して迷いながら書いている。
選挙になった方が良いのか、話し合いで菅に一本化するのが良いのか。
選挙で菅が勝つのが良いのか、小沢になって首相が交代するのが良いのか。
判断する際の視座も、
民主党として、あるいは国民として、
長期的に、あるいは短期的に、
など。
もう少し詳細に、
「マニフェスト」をどう捉えるか、
バラマキが適切なのか、
消費税増税ありきで行動するべきか、
「小沢」の存在をどう捉えるか、カネの問題をどの程度重要視するか、
民主党が選挙に勝つためにはどうするべきか、
敗れた側が離党し、分裂する可能性はないのか、
安定して実りある国会運営のためにはどうするか、
景気浮揚や円高是正のためには何をするべきか、
普天間の移設(撤去)をどうするべきか、
外国人参政権や選択的夫婦別姓といったテーマにどう対処するかべきか、
など。
このポイントの挙げ方や重み付け次第で、小沢にするべきか菅にするべきか、
結論は変わってくるだろう。
マスコミは話し合いになれば「談合政治だ」と叩くし、
選挙になれば「国民生活より政争優先か」と批判する。
このあたりのご都合主義というかブレというか、
「どないせえっちゅうねん」という思いは拭えんな。
結局、立場や前提を柔軟・無定見に変えることで、
如何ようにでも批判はできる、ということ。
以下、いくつかの論点についてちょっと整理。
「マニフェスト修正」について。
賛成する人が多いようなのだが(毎日新聞の世論調査)、
これは民主党に投票した人での調査結果なのだろうか。
民主党に投票しなかった人が「修正」を求めるのは、
自分の支持した政策を実現して欲しい、と思うだろうから、当然。
選挙での勝敗に関わらず、国民の利益になる政策をとるべきだろうが、
負けた側の声が容れられないことを
「政権の正当性がない」レベルの問題に拡張するのは行き過ぎだろう。
# 「世論調査では修正を求める声が大きかった」
→「にも関わらず小沢が勝った」
→「民主党は、国民の声から遊離した政党だ」
てな印象付けをするための下準備か?
そして、「マニフェスト見直し」に賛成する人にしても、
「全部やめろ」ではないだろう。
自分が賛成できる項目は継続し、反対する項目は見直せ、というだけのことだろう。
やはり、「マニフェスト選挙」なんてのは偽りなのだろうな。
マニフェストを見て選んだ訳ではないし、
マニフェストの達成状況を見て次回の選挙の投票行動を決める気もない。
仮に有権者がマニフェストを基準にして民主党を選択した、という建前からすれば、
「マニフェストを見直す」と言いつつ、解散せず政権に留まる菅のあり方には、矛盾があるだろう。
ただ、そこまで「矛盾している」「なぜ解散しない」と言う民主党支持者も少ないようだからなあ。
ちょっと別の話。
「敗れれば離党」なんて話が出ている。
ありえる話ではあるが、
だからと言って「離党されたくないから勝たせる」は違和感がある。
それは声の大きな、力の強い、ワガママな人間が勝つ、ということであり、
政党の自治としては悪い状態だろう。
実際のところ、今の政党交付金制度(参考:wiki)を考慮に入れると、
多人数を率いての「離党」はあまり現実的でない気がするのだが。
…書いたポイントについては、少し整理できたか。
私は別にサポーターでも何でもないので、
「どちらに入れるか」決断する必要はない。
ただ、今回の選挙結果は今後の政治や生活に大きな影響を与えるだろう、と感じるので、
もう少しいろいろ考えていきたい。
特に行政・公務員の改革について。
政権交代を奇貨として、なお膨張を続けるようだし。
概算要求:総額96兆円台後半 過去最大規模に - 毎日jp(毎日新聞)
小沢が出馬表明して、結局、選挙になりそうだ。
いろいろ迷っている。
書いているうちに整理できるかも知れない、と思いながら、
いつにも増して迷いながら書いている。
選挙になった方が良いのか、話し合いで菅に一本化するのが良いのか。
選挙で菅が勝つのが良いのか、小沢になって首相が交代するのが良いのか。
判断する際の視座も、
民主党として、あるいは国民として、
長期的に、あるいは短期的に、
など。
もう少し詳細に、
「マニフェスト」をどう捉えるか、
バラマキが適切なのか、
消費税増税ありきで行動するべきか、
「小沢」の存在をどう捉えるか、カネの問題をどの程度重要視するか、
民主党が選挙に勝つためにはどうするべきか、
敗れた側が離党し、分裂する可能性はないのか、
安定して実りある国会運営のためにはどうするか、
景気浮揚や円高是正のためには何をするべきか、
普天間の移設(撤去)をどうするべきか、
外国人参政権や選択的夫婦別姓といったテーマにどう対処するかべきか、
など。
このポイントの挙げ方や重み付け次第で、小沢にするべきか菅にするべきか、
結論は変わってくるだろう。
マスコミは話し合いになれば「談合政治だ」と叩くし、
選挙になれば「国民生活より政争優先か」と批判する。
このあたりのご都合主義というかブレというか、
「どないせえっちゅうねん」という思いは拭えんな。
結局、立場や前提を柔軟・無定見に変えることで、
如何ようにでも批判はできる、ということ。
以下、いくつかの論点についてちょっと整理。
「マニフェスト修正」について。
賛成する人が多いようなのだが(毎日新聞の世論調査)、
これは民主党に投票した人での調査結果なのだろうか。
民主党に投票しなかった人が「修正」を求めるのは、
自分の支持した政策を実現して欲しい、と思うだろうから、当然。
選挙での勝敗に関わらず、国民の利益になる政策をとるべきだろうが、
負けた側の声が容れられないことを
「政権の正当性がない」レベルの問題に拡張するのは行き過ぎだろう。
# 「世論調査では修正を求める声が大きかった」
→「にも関わらず小沢が勝った」
→「民主党は、国民の声から遊離した政党だ」
てな印象付けをするための下準備か?
そして、「マニフェスト見直し」に賛成する人にしても、
「全部やめろ」ではないだろう。
自分が賛成できる項目は継続し、反対する項目は見直せ、というだけのことだろう。
やはり、「マニフェスト選挙」なんてのは偽りなのだろうな。
マニフェストを見て選んだ訳ではないし、
マニフェストの達成状況を見て次回の選挙の投票行動を決める気もない。
仮に有権者がマニフェストを基準にして民主党を選択した、という建前からすれば、
「マニフェストを見直す」と言いつつ、解散せず政権に留まる菅のあり方には、矛盾があるだろう。
ただ、そこまで「矛盾している」「なぜ解散しない」と言う民主党支持者も少ないようだからなあ。
ちょっと別の話。
「敗れれば離党」なんて話が出ている。
ありえる話ではあるが、
だからと言って「離党されたくないから勝たせる」は違和感がある。
それは声の大きな、力の強い、ワガママな人間が勝つ、ということであり、
政党の自治としては悪い状態だろう。
実際のところ、今の政党交付金制度(参考:wiki)を考慮に入れると、
多人数を率いての「離党」はあまり現実的でない気がするのだが。
…書いたポイントについては、少し整理できたか。
私は別にサポーターでも何でもないので、
「どちらに入れるか」決断する必要はない。
ただ、今回の選挙結果は今後の政治や生活に大きな影響を与えるだろう、と感じるので、
もう少しいろいろ考えていきたい。
特に行政・公務員の改革について。
政権交代を奇貨として、なお膨張を続けるようだし。
概算要求:総額96兆円台後半 過去最大規模に - 毎日jp(毎日新聞)