朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

物欲充足

2010年09月17日 13時52分14秒 | 身の回り
昨日買ったCD。

天王寺のアニメイトにて。
●DJCD 惨・さよなら絶望放送 番外地

※画像は、「アニメイト・オンラインショップ」より。

コミケで先行販売された「さよなら絶望放送」のDJCD。

まず、ジャケットが恐過ぎる。(これは「きばっち」だが)
「新着CD」のところに面出しで並んでいたのだが、
「けいおん!」などのアニメ絵の女の子が並んでいる中に、
こんなものが混じっていて、浮くことこの上なし。

内容は、ある種、素晴らしいと言えば素晴らしい。
ただ、確かに「惨い」代物だ。
絶望放送内での神谷浩史の「持ち役」の一つ、
「ぴろし17歳」がパーソナリティで番組を進めていく。
というか、進まない、進まない。
「番外地」でもあるし、
絶望放送を聞いたことがない人が最初に聞くCDではないわな。
声優って、本当に大変な仕事だな、と感じる。
ま、普通こんな仕事しないだろうが。


天王寺からワッハへ向かう途中で、
偶々「大十」を見つけたので入ってみた。
ちゃんと覗くのは初めて。
2階に中古のCDがあり、安かったので何枚か買った。

※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます
●「鋳掛屋・祝いのし・豆屋(3代目春團治)」


●「市馬落語集(三)厄払い・掛取万歳」


●「落語名人全集」より「豆や・かけとり(文治)」



「豆屋」と「掛取り」がかぶっていることに特に意味はない。

3代目の「豆屋」は以前に買ったかも知れない、と思っていたが、
聞くのも含めて初めてだな。
科白や雰囲気は2代目に近く、これはこれで悪くない。
上方のくどさは少し感じるが。

「かけとり」は市馬、文治とも素晴らしい。
噺家がいろいろなネタで芝居の真似をするが、
個人的にはリズム・声など、
クサさとリアルさのバランスで文治が一番良いと感じる。
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らくご道(2010年9月)

2010年09月17日 11時02分54秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は「らくご道」。

天王寺で降りてアニメイト、大十でCDを買ってワッハへ。
少しジュンク堂で時間をつぶして4階に上がる。


「前説」(生喬)

彦八まつりの話、豪華客船での営業の話。
マニアでなければウケない話、とか気にせず喋れるのが大きいのか、
のびのび喋っている。
「船では(依頼者から)嫌がられるネタ」など。
「兵庫船」では「板子一枚下は地獄」とか言っているし、
幽霊が出てくるネタは「呼んでしまう」からダメらしい。

船の中の優先順位関係から「タイタニック」に絡めた話は
普通に使えそう。面白かった。


「蛇含草」(こごろう):△+

マクラは「暑くておかしくなる」話。

ネタは2回目らしい。
「酒は米の水」でトチるなど、いろいろ粗いところはある。

餅が焼け過ぎだとヤキモキするところ、
その間、家の人は何をしているのかな、と気になった。
新聞を読むとかタバコを吸うとか、何か入れても良いかも知れない。

「食べたいから言っているのではない」と繰り返していたのだが、
個人的にはこの科白は入れない方が良いと思う。
私は、本当にこの男は「自分が食べたいから」よりも「餅が勿体ないから」で
「早く食べはなれ」と言っているのだと思うのだが、
この科白を入れることで、逆に「食べたいから」言っている印象を受けてしまう。

餅の食べ方は丁寧。
ただ個人的には、2個目以降は少し長いかな、と感じた。
そのあたりは対談で出た
「どこまでリアルに、丁寧にやるか」とも絡むところだと思う。
私の好みはもう少し象徴的にやる方向かな。

曲喰いの中で「箕面の滝喰い」と言っていたが、
箕面の滝って、あまり途中で腰打っているイメージがないんだよなあ。
昔はもっとはっきり打っていたのかねえ。
「お染久松」+「箕面の滝喰い」の併せ技を最後に持ってきて失敗していたが、
もっとムチャなものにしても良いと思う。

満腹で帰る。
「履物も餅に見える」のは面白かった。

帰るところなど、まあまあ。
上がるところは少しくどいかな。

最後に心配になって見に来るのだが、
「部屋で寝ている」をおかみさんから聞くタイミングが早かったように思う。
その後に「うちへ来て」と経緯を説明する流れになっていたのだが、
「部屋で寝ている」を聞いてしまうと、
すぐに上がって「起きなはれ」と言いに入るべきだろう。

仕草でサゲる。
対談では「地でサゲるのもある」と言っていたが、
私は基本仕草でサゲるネタで、
ラジオ放送などで仕草が分からないときに地にする、だと思っているのだが。


「次の御用日」(生喬):○+

マクラはいろいろ。
「前説」同様、「マニアック過ぎて伝わらないのでは?」の遠慮なく喋っている。
個人的には、面白いので良い。

ネタは、「あ゛」の声はイマイチ(低く、爆発力がない)なのだが、
その際の表情付けが素晴らしい。
反則といえば反則だが、唯一無二だろうな。
笑うしかない。

最初の丁稚と旦那の会話が少し重い。
特に丁稚のクサさがしんどいなあ。
全体構成から考えてクサ目に作っているのかも知れない。
ただ普段からこの程度の掛け合いをやっているだろうから、
「店の日常を描く」程度で力を抜いても良いと思う。

とうやんと常吉の会話。
もう少しとうやんにテレがある方が、じゃらじゃらする感じが出て好み。
常吉からだけでなく、とうやんからも好意があるだろうし。

対談でも言っていたが、やはり夏の光景の描写が重要だな。
夏の白昼、明るいが無人で、
人が死に絶えたような感じかな。
金魚屋から氷屋に切り替える時に、小拍子は打たない方が良いと思う。
純粋に声だけで切り替える方が効くと思うし、
それだけで効かせるべきだろう。

倒れて助けを呼びに行ったりくあたり、本当に焦っている感じが良い。

奉行所。
奉行がニンに合って良い。
これがきっちりしているので、丁稚の可愛らしさや「あ゛」の落差が効く。
丁稚に少し「この機会を利用して旦那をギャフンと言わせたい」意図が見えたのだが、
個人的には、丁稚のこの「意図」は不要と思う。
常吉の気持ちとしては「とうやんを助けたい」に注力し、
旦那のマイナスになるようなことは無邪気に喋っている、で良いのではないかな。


対談「夕焼け日記」(生喬・こごろう)

仕草や人物描写・人物分けや道具を使うところなど、
どこまでリアルにすべきか、といった話がメイン。
落語と芝居の違い。
ちょうど、私も考える機会が多いところでもあり、興味深かった。

生喬は人物描写を「肩でやる」と言っていた。なるほどなあ。
私は腰と背筋で作り、結果として肩や手の位置が決まるかなあ。
まあ、いろいろと「見せ方」や「気持ちの入れ方」はあるだろうな。

松枝の独演会(裸になったもの)で着物などを畳んでいたのは生喬だそうな。

1月から3月の「らくご道」は徳徳亭、4月以降は「上方亭」に戻ってくる予定。
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9月16日(木)のつぶやき

2010年09月17日 01時03分49秒 | つぶやき
00:47 from モバツイ
いきなりマウスが効かなくなった。寝ようか。
11:33 from Tweet Button
今度はコカインか…。>田代まさし容疑者:コカイン所持の疑いで逮捕 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/GOFy6z8 via @mainichijpnews
11:36 from Tweet Button
「反則かな」って正直な感想だ。確かにあまりケガをしない相撲取り、という印象はある。>大相撲秋場所:「中年の星」奮闘 最年長再入幕の土佐ノ海 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/phLBrmT via @mainichijpnews
11:39 from Tweet Button
上手く戦うなあ。「自民党籍の議員除名」をやると、次の国政選挙は大変だと思うが。>大阪維新の会:統一地方選に82人 第1次公認候補発表 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/4bqEh8O via @mainichijpnews
12:51 from Twit for Windows
gooブログの「フォトチャンネル」なる機能を使ってみたのだが、写真の順序が変えづらいのが不便だな。何か良い方法があるのかな。
15:12 from モバツイ
外出。定期買う必要はないよなあ。
15:32 from モバツイ
降ってきた。部屋、網戸かも知れん…。
18:42 from モバツイ
天王寺から買い物しつつ、歩いてワッハ。「大十」は凄い店だな。
20:32 from モバツイ
買わなかったけど「大十」で見た気になったものメモ。昇太の古典集(3枚組?)。喜多八の「文七」など。さん喬「心眼」。楽天で見つかれば買って、なければまた「大十」で買うようにしよう。
by kkmaru on Twitter
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