ある光

今日は

阪神大震災から

１８年目の日


ムスコは

その２日後に

誕生しました


父が１２月に

他界しひと月あまり

さらには

この震災の一報を受け

とても動揺した中の

新しい生命との

向き合い

関わり合いと

なりました


見送る命

ふいに跡絶える命

それらを

受け止めつつも

自分だけが

手に入れていく

新しい命

正直に云うと

複雑なココロ持ち

だったなぁ・・


いつかは

この手の中の

命も消える

なんのために

ココに在るの？

と


ただ

在るモノには

理由があり

意味がある

それは

存在価値とか

そんなコトじゃなくて

「生きている

生きてこそ」

ただ

それだけなんだ

それに尽きる


じゃあ

なくなっていくモノにも

意味があるの？

そう問われると

正直わからない


ただ

事柄としては

受け止めて

いかなければ

いけないし

考えられるコトは

何を遺して

くれたのか

何を繋いで

いくべきなのか

ただ

それだけ


生まれていくも

なくしていくも

抗えないコトであり

祈りにも似たモノだろう


ただ

日々の中の

必要なモノを

生み出していくコト

不要なモノを

排除していくコトは

自身の意思であったり

意志に従う

発動的なモノで

在りたい


誰かに感謝したり

誰かのせいにはせずに


在る光


ソコには

もれなく

影も

ある


考えて

受け止めて


いつも

今

手の内に

握りしめて

いるモノだけは

大切に

出来る

ワタシで

在りたい