新しいカレンダーには

年末年始の

慌ただしさにかまけて

カレンダーすら

新しくする時期を

逃してしまっていた


今年は

リビングには

先日の小さな旅で

購入した

ノーマン・ロックウェル

そして

オンナトモダチの

旅のお土産の

猪熊弦一郎氏の

カレンダーを

飾っている


この前

オンナトモダチと

槇原敬之さんの

「今年の冬」という

ワタシたちが

大好きな歌の

話題になって

その中でも

「新しいカレンダーには

いろんな記念日があるけど

別に何でもない時こそ

傍にいる二人でいよう」

そんな歌詞を

実践しよう！と

エールを送りあったコトを

思い出しながら

しばし

ぼんやり眺める


誰のもとにも

平等な

時間配分

誰のもとにも

平穏に

朝陽は

照らしてくれ

夕陽は

包み込んでくれる


でも

充足感や

虚無感の

配分は

各々の力量に

かかっていて

感謝できるか

嘆いて終わるかで

振り返った時の

奥行きは

変わってくるのだろう


カレンダーも

時候を

教えてくれる

平面に過ぎないが

一枚一枚

捲るたびに

今月も楽しかったな

来月はどんな

ひと月になるのでしょう

なんて

お気に入りの

宝石箱を開ける

ココロ持ちであれたら


遅ればせながら

ココに

新年の爽やかな

野望と展開を

決意し

期待するのでした


きっと

最後の一枚を

捲る時にも

今みたいに

いや

今以上に

微笑んで

いられますように