あなたの
お母さんに
なれたら
よかったなぁ
ふと
考える
温かい
ご飯を
食べさせて
あげたり
ちょっと
顔色悪いんじゃない?
って
おデコに
手を
さりげなく
あてたり
あなたが
罷り間違って
ノーベル賞とか
受賞して
いちばんに
報告したいヒトは?
と
記者団に
尋ねられたら
「はい。
もちろん
母です」
とか
言ってくれるだろう
から
でもね
ワタシの
DNAじゃ
今の
あなたみたいな
ステキなヒトじゃ
なかったかもね
結局は
現状が
ベスト
なんだろうね
でもね
想ってるよ
カラダの
一部みたいに
ね
あなたが
笑えば
身体中を
清涼感が
駆け巡る
あなたが
傷つけば
身体中が
鞭を
打たれた
みたいに
疼く
でも
こんなカンジで
押しつけたら
反抗期の子ども
みたいに
嫌がるかな
ホントは
子どもなのは
ワタシのほうで
いつも
一喜一憂
ピョンピョン
バクバク
してるんだ
できるだけ
見守ってる
先走らずに
できるだけの
応援をしてる
最後まで
見届け
させてね
ふるさとの
お母さんの
手紙みたいに
なったけれど
ずっと
後になってでも
いいから
気付いてくれたら
うれしいな
あなたの
頑張りが
だれかの
元気に
つながって
いるって
あなたと
ワタシが
必然の
巡り逢わせ
だったのかな
って