
高2になる
ムスメは
今月中
つまり
今日までに
進路希望書を
作成
提出しなければ
いけないんだと
めずらしく
眉間にシワを
寄せて
ここ
数日
悩んでいた
今朝
どうしたものかと
尋ねてみたら
就職分
と
進学分
と
両方
仕上げていた
みたい
でも
出すのは
どちらか
1枚である
憧れ。
だけを
考えたら
迷わず
具体的一歩になる
進学なのだろう
けれど
多額の費用が
かかるコト
や
勉強と
慣れない土地での
一人暮らしの
両立など
不安要素は
拭えないらしい
かと
云って
いち早く
社会に
出たところで
やりたい仕事が
やれるのかな・・
なんて
ワタシと違い
慎重かつ
自信なさ気な
ムスメは
自分の可能性や
内に秘めたる
熱き血潮に
気が付きやしない
でも
振り返れば
みな
そんなもの
夢イコール憧れ
だから
ムリしないと
手に入れられない
って
尻込みしたり
現実イコール平凡
西の果てで
ドラマチックな
展開なんて
望めやしないって
夢見る田舎娘は
半ば
諦めていたっけ・・
(と、いうコトは
半分は期待していたと
いうコトになりますな)
振り返れば
幼少の頃から
夢や妄想を
オヤツに
ムシャムシャ
貪りながら
なかなか
シビアな
実生活の中で
それなりの
愉しみを
見い出す
訓練をしていた
(鏡の前で
松田聖子になりきって
唄って振り付けしたり)
その成果か
他のヒトから
見たら
鼻で笑われるような
コトでも
自分の中で
幸福のファンファーレを
鳴らすコトが
出来れば
上等!
と
思えるようになったし
現状のベストを
自ずと
見い出すコト
が
振り返った時に
後悔しないで済む
最善策だと
信じ
実践してきた
手に入れたモノにも
手放したモノにも
意味は在る。
そう
言い聞かせてきた
2年前に
ムスコにも
云ったのだけれど
「したいコトや
自分に向いてるコト
なんて
なかなか解らないモノ
でもね
感覚的に
したくないコトは
はっきり解るハズ
それだけは
避けていいから
敢えて
選択する必要はないから」
そう
云って
送り出したのだった
そのコトバに
こちらを振り返り
少しだけ笑ってくれた
ムスメは
きっと
ワタシより
うんと
冷静で
真面目に
未来の自分を
想っているんだろう
なって
妙に
神々しかったなぁ・・
今日
どちらの1枚を
提出して
くるのかな
具体的に
踏み出すコトで
また
修正も
効くし
選択肢も
拡がる
だろう
大丈夫
大丈夫
周囲が
騒めこうが
環境が
変わろうが
たいてい
みな
ココロづもりは
決まっている
キミの未来は
キミのモノ
誰にも
たじろぐな
自分に
負けるな