今日は
だいすきな
常連さんの
旅立ちの日
バードモナミに
ご来店サービススタンプ
とか
あれば
(無いけどね)
もう
カレは
何杯無料コーヒーが
飲めただろう
お客さまは
わざわざ
ご来店して下さる。
のだけれど
何処となく
カレに対しては
来てくれる。
前提で
マスターも
ワタシも
待っていたから
2日3日
顔を見ないと
両親のように
心配していたっけ
尊敬する
お祖父様が
「文化は喫茶店で学べ。と
申してまして」
と
15歳の頃
カレの
桜桃のような
くちびるが
謳った
あの日を
ワタシは
これからも
ずっと
忘れないと想う
あんなに
敬虔で
聡明で
チャーミングな
若者には
これからの人生
なかなか
出逢うコト無いだろうけれど
カレは
これから
いままで以上に
魅力的な出逢いを
たくさん
体感して
ますます
成長していくんだろうな
それが
なによりも
うれしい
いつか
来るであろう
この
旅立ちの日を
心待ちに
していたのは
他の誰でもない
カレ自身
これからも
学びの場は
カレが
動いた分だけ
築かれていくであろう
此処からは
遠く 遠く
離れた場所で
最初の夜を
カレは
どんなキモチで
過ごしているのかな
淋しいかな
疲れていないかな
普段は
見るコトが
無かった
最後の日の
Vサインの
記念写真を
眺めながら
心配したりも
するけれど
きっと
日一日
日々を
満喫していくであろう
繊細かつ逞しき
カレに
届くかは
わからないけれど
この唄を
鼻歌交じりに
唄いながら
ワタシも
なにか
新しいコトでも
始めようかと
考えあぐねながら
お風呂でも
入ろう
っと
遠く 遠く ~ 槇原 敬之 ~
遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい
外苑の桜は咲き乱れ
この頃になるといつでも
新幹線のホームに舞った
見えない花吹雪思い出す
まるで七五三の時のように
ぎこちないスーツ姿も
今ではわりと似合うんだ
ネクタイも上手く選べる
同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
「元気かどうかしんぱいです。」
と
手紙をくれるみんなに
遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい
いつでも帰ってくればいいと
真夜中の公衆電話で
言われたとき
笑顔になって
今までやってこれたよ
どんなに高いタワーからも
見えない僕のふるさと
失くしちゃだめなことを
いつでも胸に抱きしめているから
遠く遠く離れた街で
元気に暮らせているんだ
大事なのは
“変わってくこと"
“変わらずにいること"
同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
だれよりも今はみんなの顔
見たい気持ちでいるけど
遠く遠く 離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい
僕の夢をかなえる場所は
この街と決めたから