「まゆみちゃん
てさ
自分では気付いていない
イイトコロ。
を
伝えてくれて
自分でも気付いている
ワルイトコロ。
には
触れないでくれるから
このカウンターに
座るとさ
来てよかったなぁ
と
想うんだよね・・」
そんな
ニュアンス
の
話を
常連さん
が
してくださった
たいてい
他愛ない
世間話ばかり
している
方だけれど
ワタシの
望む
他者との
距離の
取り方
測り方
を
言い当てられて
とても
驚いた
と
同時
に
うれしかった
みんな
解っている
自身
の
長所
と
短所
そして
みんな
気付いている
その
両方
あってこそ
の
自身
なんだ
と
ちいさな子
にも
喜怒哀楽
は
在るし
ワタシたち
くらいに
なると
もう
凝り固まった
喜怒哀楽王国
を
各々
が
築いてしまっていて
其処で
いつも
自身なりの
愉しみ
を
見出したり
いつか
その幸福
が
侵攻されや
しないか
と
ドキドキ
しながら
暮らしている
其処へ
道場破りのように
ズカズカと
踏み込むなんて
よっぽど
の
恋ゴコロ
とか
老婆心
とか
破壊力
を
持ち合わせていない
と
出来ないから
談笑し合う
一日のうちの
ほんの
僅かなひととき
せめて
その
ちいさなセカイ
だけでも
キラキラ
ニコニコ
ホカホカ
したい
よね
あえて。
伝える
の
も
あえて。
伝えない
の
も
明日
も
笑っていて
ほしいから
明日
も
自身
で
見つけて
ほしいから