ワタシ
の
鼻唄
は
いつも
半オクターブ
ズレている
歌手には
なれないけれど
心地いい
から
それでいい
ワタシ
の
愛し方
は
いつも
イビツ
だったり
独りよがり
だったり
するけれど
それも
キミ
と
出逢えた
証
に
なるのなら
それでいい
それ以上
も
望まない
それ以下
だから
なんて
卑下しない
ただ
ワタシなりに
ただ
ワタシなりの
愛し方
を
考えている
伝え方
を
探している
与える
とか
還してもらう
とか
では
なくて
忘れたくない
だけ
忘れられたくない
だけ
フタリ
が
こうして
出逢えた
と
いう
コト
を
こんな
出逢い
は
そうそう
ナイ
と
云うコト
を
君を待っている 〜佐野元春〜
寄りかかる
ところもなく
ひとりの夜に
おびえているならば
過ぎたことは
すべて忘れて
いつでもここに
伝えてほしい
昔のままのその声で
だれのことも
信じられず
ひとりの夜に
おびえているならば
過ぎたことは
すべて忘れて
いつでもここに
伝えてほしい
昔のままのその声で
夏が来て
冬が来て
新しい愛に
あてがはずれたなら
思いだして
ここにいることを
暖炉に火をくべて
君を待っている
いつまでだって
かまわない
暖炉に火をくべて
君を待っている
いつまでだって
かまわないぜ