〜 二つの願いは
一つしか 叶わない〜
だいすき
な
歌詞
の
ワンフレーズ
は
いつしか
人生
の
指針
とも
なって
両の手
は
器用
に
二つの願い
を
ひょい
ひょい
と
抓むため
では
なく
丁寧
に
合わせ
まるで
清き水
を
零さぬよう
掬い上げる
ため
に
在る
の
かも
しれない
と
生きる
スピード
を
少しだけ
緩めた時
に
そう
想えた
ボク
の
願い
と
キミ
の
願い
は
極めて
近しいけれど
それ
を
重ねる
には
まだ
機
は
熟さず
互い
が
互い
を
懸命
に
生きてきたコト
と
互い
の
守るべきモノ
の
違い
を
いま
は
受け容れて
互い
の
願い
が
結実する
日
を
見届けるコト
が
2人の願い
なのかもしれない
大切
な
ヒト
の
願い
を
祈る
瞬間
こそ
ココロ
を
拯う
両の手
が
そっと
重なる
瞬間
なのかも
しれない
二つの願い 〜 槇原敬之 〜
今朝からずっと雨音の
すきまに耳をすましてる
TVドラマの電話と
間違えないように
内緒で二人 5泊6日
国際線の窓で見た
雲をたたえて落ちる
夕焼けが恋しい
誰かのうわさを聞いた
君をすこしうたぐった
そんな自分をもっともっと
うたがいたくなる
Oh 雨がやみますように
電話がきますように
二つの願いは必ず
ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは
なにも君だけじゃない
新聞でロードショー探す
でもまだ迷ってる
映画館を出たらすぐ
タクシーをつかまえよう
自分のために何か
思うのは久しぶり
フロントガラス雨粒を
赤信号がルビーに変える
きっと僕があげたくて
君がほしかったもの
誰かにはくだらない
ものでも両手に抱えて
大事にしてれば いつか
何か教えてくれる
Oh 雨がやみますように
そう 君がやったように
二つの願いの一つは
この僕が選ばなきゃ
さよならと言われるより
言うほうがきっとつらい
優しさを手に入れるときは
胸が少しだけ痛い
雨がやみますように
電話がきますように
二つの願いは必ず
ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは
何も君だけじゃない
着替えをしてドアを開けたら
雲間に日がさしてた