ロマンチックというのは
人生のディティールで
思いがけない美しさを発見して
そのつもりであちこちを見ると
どこにもここにもあった
と
びっくりすること。
〜 田辺聖子「ロマンチックはお好き」〜
空
ばかり
見上げている
夏
と
いう
季節
は
こんな
にも
鮮やか
に
目紛しく
水々しい
季節
だった
の
か
と
気付かされる
ルネ・マグリット
の
絵画
〜大家族〜
を
想わせる
ような
雲
を
見つけた
マグリット
は
大空を見る
と
鳥を連想し
また
鳥を見る
と
大空を連想しがちだったという
ワタシ
は
やはり
空
を
見る
と
大切なヒト
を
想い浮かべる
そして
その
背景
には
やはり
青空
が
似合う
と
想う
一緒
に
見上げられたら
なおさら
だけれど
それぞれ
が
それぞれ
の
場所
で
見上げる
のも
悪くないなぁ
と
想ったり
一緒
に
眺められぬ時
に
淋しい
と
感じる
のも
悪くないなぁ
と
想えるよう
に
なった
きっと
美しい
青空
を
見上げれば
何処
へ
でも
行けるような
勇気
が
湧いてくるし
何処
へ
も
繋がっているような
元気
が
漲ってくるから
かな
見上げてばかり
じゃ
時
には
足下
の
小石
に
躓いたり
漣
に
足竦めたり
も
するけれど
出来るだけ
目線
は
上
に
視線
は
光射す方
へ
目など
細めて
美しい。
と
想えるモノ
を
捉える
チカラ
を
自身
に
与えて
いきたい
折角
この空
が
このセカイ
が
こんなにも
美しく
ロマンチック
なんだ
と
こうして
気付かせて
もらえた
の
だから