一番楽しくて切なかったこととして
思い出されたのは
胸が痛むほどに時の流れを惜しませるのは
いつもへんてこりんな場面だ。
〜吉本ばなな「ある光」〜
苦み
や
酸味
甘み
や
塩味
感覚
には
喜怒哀楽
が
有る
けれど
本来
カラダ
を
つくる
源
と
なりし
栄養素
とは
然りとて
無味無臭
なりけり
いつのまにやら
糧
と
なり
いつのまにやら
不要物
と
して
放出
されし
しがみつくも
抗うも
出来ぬモノ
何
が
必要
で
何
が
大切
か
気付く
より
意識付くより
先
に
きっと
身に付いている
筈
慌てない
慌てない
焦らない
焦らない
巡り合う
いつか
は
また
沁み込んでいる
いつのまにか
きっと