書 「毛虫だらけ…」
俳句で、毛虫は季語。
毛虫の俳句を探していたら、蕪村も子規も作っている。
とてもたくさんあるのに驚いた。
そして、毛虫は焼かれることが多かったようだ。
ただ現在では、庭での焚き火は簡単にできないから、薬を使わないのならば、潰すしかない。
数ある毛虫の句の中で、しっくりきたのが二句ある。
一つは、正岡子規の「生きかえるなかれと毛虫ふみつけぬ」
そして、書いたのが、「毛虫だらけの木を前にして立ちつくす」
内藤吐天という俳人の句。
この一週間の戦いはほぼ終わった。
今朝は20匹。
もうほとんどいない。
食べるものがなくなったので、見つけるのも簡単だ。
ぶどうの葉っぱは一部を残して、ほぼ葉脈のみとなった。
もちろん、実は途中でダメになった。
戦いとしては、完敗である。
しかし、せめて一矢をと思い、約千匹、おそらく三種類、大小様々な大きさの毛虫を駆除した。
毛虫戦記でした。