海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1860 カリンバ・小さなパーツ

2020-06-01 | 工作


カリンバ・小さなパーツ

カリンバは、こんな小さなパーツをひとつひとつ作っていって組み合わせます。

キー、駒、まくら、など、最初の頃より、かなり精度が上がっています。

その分、ちょっと時間もかかりそうですが、案外慣れてくれば早いものです。

今日作った駒の台になる木材(写真中央の白っぽい木)、今まで何の木か分かりませんでしたが、切りはじめてすぐ、香りが立ってきましたので、分かりました。

樟脳の香りです。

つまり、楠ですね。

サンドペーパーで磨くと、香りもいいし、とてもきれいな年輪が表れました。

これに丸い金属棒がうまく嵌まる様に溝を彫ってから、金属用の接着剤で接着すれば駒の出来上がりです。

5月に入って作りはじめたカリンバ。

気付けば15個くらい出来上がっていますが、あと少し、区切りのよいところまで作ってみます。


No.1859 カリンバ・小さなパーツを切るために

2020-06-01 | 工作




カリンバ・小さなパーツを切るために

数を作っていくうちに、いろいろと工夫も増えてきます。

カリンバの共鳴箱は、そんなに小さなものではないので切断作業も楽です。

しかし、駒の台、金属板、押さえ棒、など、小さなパーツは手での固定が難しいので結構面倒です。

特に、安全第一でいかなければならないのです。

手を傷つけたのでは困ります。

実際、ノコギリでちょっと左手を…。

そんなことで、こんな工夫です。

もちろん、万力は以前から使っていますが、それなりに大きくて作業台に固定しています。

(この万力は、工業高校の生徒が実習で作ったものをもらって、もう40年以上使っているものです。)

ただ作業台の場所の関係で、使い難い場合は、こんなものが役にたちます。

100均の小さな万力を木切れに挟んだだけですが、これが立派な治具となります。

この小さな万力に小さな材を挟んでから、木切れを足で踏んで、ノコギリやドリルを使う、というやり方です。

これでずいぶんと安全性が高くなります。

小さいですが、堅い木や金属の切断や穴あけに重宝しています。


雨が降ってきたので、作業を中断して撤収です。