
まっすぐ穴をあけるために
カリンバの部品の一つ、押さえ棒の穴あけ。
これがなかなか難しいのです。
押さえ棒の四つの穴を、表板を貫いて、表板裏側の補強材に取り付けたナットにまっすぐに通す。
四つの穴が連動しているので、まっすぐな穴をあけていないと、ボルトがうまく入って、しかもキーの調整ができない。
一本でもちょっと斜めの角度になっていたら、ダメなのだ。
今まで、この失敗で何度かやり直した。
そこで、こんなものを使ってみた。
なんということもない直角にした木片。
45度に切った残りを接着しただけのもの。
これをドリルで穴をあける時に、穴をあける所に当ててガイドとして使う。
たったこれだけのことだけれど、ドリルがほぼまっすぐに近い状態で入る。
結構まっすぐな穴をあけることができた。
小さな一歩だけれど、こんなのがうれしい。